probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(4)

2021-04-16 20:03:54 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、4曲目は、
インストゥルメンタルヒットと言って、
この方をスルーすることは出来ません。
こちらのナンバーです。



Kenny Gの"Songbird"ですね。
87年、Hot100では最高位4位、
Adult Contemporaryは3位、
R&Bチャートでも、23位まで上昇する  
大ヒットになりました。

前年、1986年リリースの4thアルバム
"Duotones"からのカットで、
アルバムの冒頭を飾った曲でした。

ただこの曲、1stシングルでは
なかったんですよね。
アルバムからの3枚目のカットで、
1枚目は、Lenny Williamsをft.した
"Don't Make Me Wait for Love"で、
2枚目が、やはりボーカルナンバー、
Jr. Walker & the All Starsのカバー、
"What Does It Take (To Win Your Love)"
でありました。

Kenny Gって、その前のアルバムでは、
Kashifをプロデュースに迎えていたり、
R&B路線だったんですよね。
それがまあ、"Songbird"の大ヒットで、
イージーリスニングっぽいイメージが
強くなってしまった感じでしたね。

その後も、Smokey Robinsonや、
Peabo Bryson、Toni Braxtonなどを
ゲストボーカルに迎えて、
アルバムを作っていましたので、
本人は、そちらの方向が、やはり、
好きだったのだろうと思いますが、
そこらへん、いろいろと、
批判されたりもしましたね。

※次回は、Time Machineです。

今週の気になる新曲2曲。

2021-04-14 10:01:36 | 最近の洋楽
今回は、何の共通点もない、
この2組の新曲です。

まずは、The Wallflowersの新曲
"Roots And Wings"です。



TV番組"Jimmy Kimmel Live"での
パフォーマンス。さすがに、
50代になったJakob、
おやじさんに近づいた感ありますが(笑)、
やはり、いいですね。

7月にリリース予定だという、
The Wallflowers名義では、
9年ぶりとなる、7thアルバム
"Exit Wounds"からの先行カットのようです。

そして、もう1曲は、
来週のHot100には入ってくるのでは?
と思われる、SZAをftした
Doja Catの新曲"Kiss Me More"です。



夏にリリース予定だという
Newアルバム"Planet Her"からの
先行カットみたいですね。

Doja Catも、1曲だけかな?
と、チラっと思っていたのですが、
なかなか、がんばっていますね。

脱がされて、閉じ込められちゃう、
アジア系のイケメン宇宙飛行士を
演じているのは、韓国とイタリアの
血を引く、Alex Landiという
俳優さんみたいですね。

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、4曲目です。

"Night Moves"

2021-04-12 19:57:35 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Night Moves"です。

まずは、やはりこの曲。



Bob Seger & the Silver Bullet Bandの
"Night Moves"ですね。
76年リリースのアルバムの
タイトルトラックで、1stシングル。
Hot100での最高位は4位。

前年に、43位まで上がった
"Katmandu"の中ヒットはあったものの、
& the Silver Bullet Band名義では、
この曲が、初のTop40入りだったようです。

69年の、The Bob Seger System時代には、
”Ramblin' Gamblin' Man”という
ナンバーが、17位まで上がるヒットに
なっていたみたいですが。

しかし、このミュージックビデオ、
いつ作られたものなんですかね?
80年代くらいのBobさんに見えるし、
オフィシャルにアップされたのは、
昨年みたいですし、自分は初めて見ました。

そして、その80年代の、
"Night Moves"となると、
こちらの曲になるでしょうか?



Marilyn Martinの"Night Moves"。
86年リリースの1stアルバム
"Marilyn Martin"からのカットで、
Hot100での最高位は28位。
もう少し、ヒットして欲しかった曲でした。

Marilyn Martinは、前年のNo.1ヒットで、
Phil Collinsとのデュエット、
"Separate Lives"が有名ですが、
さらに、その前の年の、1984年、
映画『ストリート・オブ・ファイヤー』
サントラで、Stevie Nicks作詞作曲で、
そのStevieもバックボーカルで参加していた
"Sorcerer"というナンバーを歌い、
先に、名前を知られておりましたね。

"Sorcerer"は、のちに、
Stevie Nick本人も、2001年のアルバム
"Trouble in Shangri-La"で
歌っておりました。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1996~

2021-04-11 10:18:38 | 懐かし洋楽
今回は、1996年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Presidents of
the United States of Americaの
"Peaches"です。(Pop #29)



シアトル出身の3ピースバンドの、
大ヒットした1stアルバム
"The Presidents of
the United States of America"
からのカットでしたね。

Hot100入りしたのは、
この曲だけだったのですが、
ロックチャートでは、
同じアルバムから、"Kitty"や、
"Lump"などもヒットいたしました。

バンド名もふざけていますが、
ビデオには、なぜか最後に、
忍者が登場するし、
歌詞のほうも、田舎に帰って、
桃を食いたいって歌っているだけの
内容みたいですね。(^^;

バンドは、翌年リリースされた
2ndアルバムは、そこそこの
ヒットにはなったものの、
その後は、インディーズでの
活動になっていたようですが、
2015年に、解散しているみたいですね。

1996年4月13日付けのビルボードHot100
です。

1位と2位は、歌姫対決。

<1996年4月13日、何があったか?>

第68回アカデミー賞で、2部門を受賞した、
映画『ユージュアル・サスペクツ』が
日本公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50293/
『ユージュアル・サスペクツ』(映画.com)

※次回は、同名異曲です。

DMX

2021-04-10 10:28:48 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
ラッパーのDMXの追悼です。
薬物の過剰摂取からとはいえ、
50才で命を落とすなんてなぁ。

近年は、ラッパーとしての活動は、
セミリタイア状態だったという話もありますが、
昨年、配信のみで、"A Dog's Prayers"
というEPをリリースしていたみたいですね。

アルバムは、デビューから、
5作連続で、USチャートNo.1という、
スゴい成績を持っていた人ですが、
意外にも、Hot100で、
Top40入りしたのは、2曲のみなんですね。
最大のヒットでも、2000年に、
Hot100では27位、R&Bでは8位を記録した
"Party Up (Up in Here)"になるようです。

いろいろと確執もあったりしたけれど、
フォロワーであることは間違いない、
Ja Ruleが、シングルヒットが
多かったのとは対照的ですね。

で、今回は、シングルにはなってないけれど、
こんなネタ使いで、オールドスクールな
音楽ファンを楽しませてくれてましたよ
ということで、Audio Onlyなのですが、
この2曲を選んでみました。



まずは、Stephanie Millsの79年のヒット
"What Cha Gonna Do With My Lovin”を
サンプリングしていた、
"When I'm Nothing"です。
Stephanieのボーカルも聴けますね。
2001年のアルバム
"The Great Depression"より。

そして、もう1曲は、
Phil Collinsの81年のヒット
"In The Air Tonight"を使った
"I Can Feel It"です。
98年リリースの1stアルバム
"It's Dark and Hell Is Hot"より。



やはり、本人の映像も見たいですので、
最後にもう1曲、こちらも、
2001年のアルバム
"The Great Depression"から、
Faith Evansをft.して、
シングルにもなりました
"I Miss You"です。
(Pop #86 R&B #37)
"Amazing Grace"使いですね。



R.I.P.

https://front-row.jp/_ct/17444572
ラッパーのDMXが死去
薬物過剰摂取による心臓発作から回復せず
(フロントロウ)

※次回は、Time Machineです。