probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Leslie McKeown (of Bay City Rollers)

2021-04-23 11:21:12 | R.I.P.
訃報が続きます。
今回も、予定を変更してお送りします。

自分は、80年代に入ってからの
洋楽ヲタでしたので、70年代が全盛の、
Rollersは、世代ではないのですが、
昭和のアイドル歌謡に夢中だった、
自分のような子どもの目と耳にも、
普通に、Rollersは入ってきていました。
日本のアイドル雑誌のグラビアなども、
席巻していましたもんね。

「二人だけのデート」
"I Only Want To Be With You"を聴いて、
なんていい曲なんだろうって思ったのも、
やはり、Rollersバージョンが最初でしたね。
のちに、カバーだと知って、
驚いたもの、きのうのことのようであります。

メンバーチェンジも多くて、
なかなか、顔と名前と在籍期間を覚えるのも
難しいグループではありましたが、
リードボーカリストであったという
事実だけでなく、Leslieは、
常にRollersの顔であり続けましたね。

うーん、65才...早すぎる。

曲は、意外に、オフィシャルに、
クリアな映像がありませんので、
『Top Of The Pops』から、
"Bye Bye Baby"にいたしました。

75年、UKチャートでの、
初のNo.1獲得曲だったようですね。
USチャートでは、翌年の
"Saturday Night"が、初のヒットで、
初のNo.1獲得曲になるみたいです。

西洋の男性は、何で、
上着のボタンを留めずに、
腹見せるんだろうなぁ?
と思って、TVを見ていたなぁ...。



R.I.P.

http://amass.jp/146434/
ベイ・シティ・ローラーズの
リード・ヴォーカル 
レスリー・マッコーエンが死去
(amass)

※次回は、Time Machineです。

Jim Steinman

2021-04-22 10:36:45 | R.I.P.
こちらでも、すでに何曲も、
楽曲を取り上げて来ました、
自らもシンガーでありましたが、
作曲家&プロデューサーとして、
多くのナンバーをヒットさせていた、
Jim Steinmanさん、
亡くなってしまったんですねぇ。
予定を変更して、追悼したいと思います。

もともと、Meat Loafとの仕事で、
大きな注目を浴びた人でしたが、
やはり自分は、80年代前半の
活躍ぶりが忘れられないですね。

とくに、83年から84年にかけてが、
すごくて、83年の10月には、
Jimさんが手掛けた楽曲、
Bonnie Tylerの
"Total Eclipse Of The Heart"と、
Air Supplyの
"Making Love Out Of Nothing At All"が、
USチャートで、1位と2位に、
1,2フィニッシュして、それが、
3週間続くというようなことがありました。

1983年10月8日付けのビルボードのHot100

また、日本語カバーで取り上げた、
椎名恵さんの『今夜はANGEL』や、
これから取り上げようと思っていた、
麻倉未稀さんの『ヒーロー』も、
オリジナルは、Jimさん作の楽曲ですから、
80年代の歌謡曲ファンの耳も、
楽しませてくれた人だったんですよね。
こういう方は、他には、
あまりいなかったのではないかな。

なのですが、追悼の曲は、
そこらあたりの曲ではなく、
あまりヒットしませんでしたが、
強く印象に残っている、この2曲にしました。

まずは、Barbra Streisandの、
84年リリースのアルバム
"Emotion"からのカットでした
"Left In The Dark"です。



Barbraさん、初めて、
ミュージックビデオを作って、
Kris Kristoffersonまで登場させて、
ヒットを狙った曲でしたが、
Hot100での最高位は、なぜか、
50位と振るいませんでした。

もともとは、Jimさんの81年のアルバム
"Bad for Good"で、自身が歌っていた
ナンバーがオリジナルでありました。

そして、もう1曲は、
Bonnie Tylerの、86年リリースのアルバム
"Secret Dreams and Forbidden Fire"
からのカットで、with Todd Rundgren
"Loving You's a Dirty Job
but Somebody's Gotta Do It"です。



ビデオでは、Toddさんではない人が、
口パクで出ておりますが、
こちらは、Hot100にも入らずで、
Cashboxのチャートには、
かろうじて、82位に入っていたようです。

最後、もう1曲、すでに、
80年代お気に入り曲の、
188位で登場済みではありますが、
レアではないかと思われる、
TVパフォーマンス映像がありましたので、
ご本人自身では、唯一のTop40ヒット
"Rock and Roll Dreams
Come Through"のほうも、
もう1度載せて、追悼の意に変えたいと思います。



R.I.P.

http://amass.jp/146353/
【追悼】作曲家ジム・スタインマンの
ベスト曲10選を米ビルボード誌発表
ミートローフ/ボニー・タイラー他
(amass)

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第5回です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-04-20 20:04:27 | 最近の洋楽
今回は、人気者同士のコラボ曲2曲です。
で、ft.されているほうが、超大物ってヤツ。

まずは、Busta Rhymesの、
こちらは新曲ではなくて、
昨年リリースされたアルバム
"Extinction Level Event 2:
The Wrath of God"からのカット
"Where I Belong"です。
ft.されていますのは、
Mariah Careyですね。



何か、また少し、
キャラが濃くなったような
Mariahさん。(^^;

この二人といいますと、
"I Know What You Want"の
ヒットがありましたが、
こちらのナンバーもいいですね。

しかし、”I Know What You Want"も、
18年前のヒットになるんですねぇ。

そして、もう1曲は、
2016年の"Human"のヒットが、
まだ記憶に新しい、UK出身の、
巨漢ボーカリスト、
Rag’n’Bone Manの、こちらは新曲
"Anywhere Away From Here"です。
ft.されているのは、P!nkさん。



今月リリースされる、2ndフルアルバム
"Life by Misadventure"からのカット。
思わず聴き入ってしまう
感じでありますねぇ。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第5回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(25)

2021-04-19 10:24:50 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、82年の4曲目は、
3月に2週間、11位を記録した、
こちらのナンバーです。



The Policeの、前年リリースの
4thアルバム"Ghost in the Machine"
からのカットでした
"Spirits in the Material World"ですね。

本国UKでは、"Invisible Sun"、
"Every Little Thing She Does Is Magic"
に続く3rdシングルでしたが、
アメリカでは、"Invisible Sun"が、
カットされなかったため、
2ndシングルということになりました。
ちなみに、UKチャートでは、
12位が最高ランクだったようです。

1月の3週目に、76位でエントリーして、
3週でTop40入り、9週目にして、
11位まで上昇し、2週間止まったものの、
次の週には、31位にダウンして、
Top10入りは逃していたみたいです。

この時代、すでに、The Policeは、
UKチャートでは、4曲のNo.1ヒットを持つ
大物バンドになっていましたが、
まだ、あのメガヒットを出す前ですので、
初々しい感じが残っているころの
最後あたりになるでしょうかね。

1982年3月13日付けのビルボードHot100
です。

1位は、前回と同じ、
まだ堕ちてなかった、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~2000~

2021-04-18 10:37:14 | 懐かし洋楽
今回は、2000年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Tamar Braxtonの
"If You Don't Wanna Love Me"です。
(Pop #89 R&B #30)



同年リリースの、The Braxtonsを離れて
初となった、ソロ1stアルバム
"Tamar"からの2ndカットでしたね。

このころは、お姉さんのToniさんが、
まだまだ大人気で、ちょうど、
3rdアルバム"The Heat"とリリース時期が
重なったこともあったからか、
アーティスト名も、Braxtonを外して、
Tamarだけで活動していました。

残念ながら、アルバムセールスは振るわず、
このあとは、お姉さんのバックで歌うことが、
主な活動となって行ったTamarでしたが、
この13年後の2013年、TVの、
シスターたちのリアリティ番組
"Braxton Family Values"で注目されたあと
リリースに漕ぎ着けた2ndアルバム
"Love And War"は、タイトル曲がヒットして、
USチャートで初登場2位、R&Bでは、
みごと、No.1になる快挙を成し遂げました。

Tamarさん、昨年は、"Crazy Kind of Love"
というナンバーを、Adult R&Bチャートで、
ヒットさせましたが、命はとりとめたものの、
自殺を図ったというニュースが
飛び込んできて、ファンを心配させました。
早く、元気になってくれるといいですが。

2000年4月15日付けのビルボードHot100
です。

1位は、近年、DJ Khaledが、
ネタ使いしました、あの名曲です。

<2000年4月15日、何があったか?>

デンゼル・ワシントンと
アンジェリーナ・ジョリー共演の
映画『ボーン・コレクター』が、
日本公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/1846/
『ボーン・コレクター』(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、82年の4曲目です。