probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #156

2021-04-08 19:57:54 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第156位は、ニュージャージー出身の
シンガー、Juice Newtonの、
1982年のTop10ヒット、
"Love’s Been A Little Bit Hard On Me"
です。(Pop #7 Country #30)



同年リリースのアルバム
"Quiet Lies"からの1stカットでした。
邦題は『愛のサンシャイン』でしたね。
この、ぶっ飛んだビデオは、
BSプレミアムで放送されていた
『笑う洋楽展』でも、みうらさんと、
安斎さんに取り上げられてましたね。

ヒットしていた当時、日本では、
HONDAのスクーターだったかの
CMで使われて、大ヒットとまでは
いかなかったものの、人気曲になりました。

この曲はポップですが、いわゆる、
カントリー畑のシンガーの曲が、
日本のCMで使われるのは、
このころは、珍しかったと思います。

Juice Newtonは、70年代半ばに、
男性ふたりを従えた、
Juice Newton & Silver Spurとして、
デビューしたシンガーで、グループ時代は
ヒットに恵まれなかったものの、
ソロ転向後、3枚目となった、
81年のアルバム"Juice"で大ブレイク、
人気シンガーの仲間入りを果たしました。

80年代中盤以降は、Popヒットは、
生まれなくなったものの、
カントリーチャートでは、
3曲のNo.1ヒットを放つなどして、
活躍を続けていましたね。

現在までのところ、最後のアルバムに
なっていますのは、豪華な顔ぶれの
シンガーたちとのデュエットソングを集めた
2010年リリースの作品
"Duets: Friends & Memories"
になるようです。

※次回は、Time Machineです。

The Artist : The First & The Final Hit (#25 Percy Sledge)

2021-04-07 10:31:41 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
25人目は、14日で、没後6年になります、
Percy Sledgeです。

存命だったら、80才。
ホント、アラウンド80は、
偉大な方が、いっぱいいますね。

アラバマ州出身のシンガー。
活躍時期が、60年代後半から、
70年代前半なので、リアルタイムで、
聴いていたアーティストではありませんか、
この方のデビューヒットを知らんという、
洋楽ファンは、まずいないと思います、
この曲であります、
"When A Man Loves A Woman"。



66年リリースの1stアルバムの
タイトルトラックでもあった曲で、
Hot100、R&Bチャートの両方で、
No.1になっていたようです。

UKチャートでも、4位まで上がる、
ヒットになっていたみたいですが、
UKでは、87年にリバイバルヒットして、
最高位2位を記録していたんですよね。

当時、イギリスでは、
TVCMで使われて、少し懐かしい曲が、
ヒットチャートに入ることが
多かったのですが、
この曲も、Levi'sのCMで使用されて、
大ヒットしていたようです。

1stヒットが、あまりにも、
音楽史上に残る名曲として
記憶されておりますので、
その他の曲にスポットが当たることが、
あまりないのですが、
Hot100入りしたナンバーは、
"When A Man..."を含めて、
全部で14曲あるようでして、
最後にチャートインした曲は、
この曲になるようです。
74年に、62位まで上がったという、
""I'll Be Your Everything"です。



こちらも、同年リリースのアルバムの
タイトルトラックになりますね。

ちょっとヒットから遠ざかって、
大手Atlanticから、独立系の、
Capricorn Recordsに、
レーベルを移籍しての
初のリリースとなった作品からのヒットで、
R&Bチャートでは、最高位15位を
記録していたようです。

このあとは、またリリース間隔が空いて、
数枚しか、アルバムを残してないようですが、
ゴスペルの作品を出したり、
積極的にライブ活動を行っていた
晩年だったみたいですね。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第156位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-04-06 10:07:18 | 最近の洋楽
今回は、超大ベテラン2組の新曲です。

まずは、今月リリースされるという
Newアルバム"Surrounded By Time"
からの先行カット、すでに、
1月に発表になっていたみたいですが、
Tom Jonesの"No Hole In My Head"です。



"Surrounded By Time"は、カバーソングを
集めた作品になっているようですが、
この曲は、60年代から70年代にかけて、
活躍した、フォーク系SSWである、
Malvina Reynoldsという人の
曲のカバーのようです。

https://www.tomjones.com/

そして、もう1曲、こちらは、
解禁ホヤホヤのようです。
The Isley Brothersの新曲
"Friends and Family"です。



今回のクレジット名は、
The Isley Brothers ft. Ronald Isley
& Snoop Doggのようですね。

なんだか、"Happy People"や、
"Step In The Name Of Love"のころの、
今は獄中の、あの方を思い起させるような
曲調になっていますが、密に、
エールを送っているんでしょうか。

Isley、アルバムの予定は、
まだないようですが、6月から7月は、
60周年記念のツアーを、UKで、
行う予定になっているみたいですね。

http://theisleybrothersofficial.com/

※次回、天国へ行ってしまった
アーティスト、25人目です。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(7)

2021-04-04 19:55:44 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、7曲目は、前回は、
元いいとも青年隊の、野々村真さんの
奥さまに登場いただきましたが、
今回は、その、初代青年隊の
メンバーでした、この方の、
こちらのナンバーです。



TVで歌っているのを
見た記憶はあるのですが、残念ながら、
動画は見つけられませんでした。

1984年リリースの、羽賀研二さんが歌う
「ネバーエンディングストーリーのテーマ」
ですね。当時は、健二さんだったですかね。
オリコン最高位はわかりませんでした。

うーん、このころは、さわやかな印象で、
沖縄出身で、いろいろと苦労もしていて...
というような感じで出ていて、
まるで、負のイメージは無かったのですが、
現在は、一度出て、また塀の中みたいですね。

ことし、還暦になられるようですが、
なんとかまた、再起してもらいたいものです。

で、これは、タイトルがまんまなので、
説明の必要がありませんが、
オリジナルは、もちろん、こちら。



『夜のヒットスタジオ』映像ですね。
Limahlの”The NeverEnding Story”。
こちらも、84年リリースで、
UKチャート4位、USチャート17位を
記録していたようです。

作プロデュースをしていたのは、
Giorgio Moroder師匠で、
曲作りには、Billy Idolや
Simple Mindsなどの
プロデューサーとして知られた、
Keith Forseyも参加していたようです。
もちろん、同名映画の主題歌でもありました。

Limahlさんのほうは、
現在62才のようですが、
昨年、新曲"Still In Love"を
リリースしているんですよね。

さすがに、風貌は年輪を感じてしまいますが、
歌声は、ほとんど変わらなくて、感心します。



※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1983~

2021-04-03 11:33:40 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろ、
チャートインしていた曲、The Systemの
"You Are In My System"です。
(Pop #64 R&B #10)



N.Y.出身の、ボーカルとギターの
Mic Murphyと、キーボードの
David Frankの二人からなる
The Systemの、同年リリースの
1stアルバム"Sweat"からのカットでした。

前年に、同アルバムにも収録されている
"It's Passion"という曲が、クラブヒットを
記録していたようなのですが、
彼らのことを有名にしたのは、
やはり、この曲のほうでありましたね。

また、お気に入りの
ファンクナンバーがあると、
カバーしないではいられない(笑)、
Robert Palmerさんが、同じ年に、
速攻でカバーしておりまして、
Hot100で、78位まで上がる、
小ヒットを記録しておりました。



The Systemは、87年に、R&B1位、
Hot100では4位まで上がった、
"Don't Disturb This Groove"の
大ヒットを放ち、翌年には、
Eddie Murphy主演の映画
『星の王子、ニューヨークへ行く』
のテーマ曲である、
"Coming To America"も、
R&Bチャートでヒットさせるなどして、
80年代後半は、さらなる活躍ぶりを
見せておりました。

二人の、その後の活動のほうは、
休止をしたり、再開したりを
何度かしていまして、
2000年と2013年には、アルバムも
リリースしているようですね。

また、David Frankさんのほうは、
ソングライター&プロデューサーとしても、
大活躍しておりまして、
Christina Aguileraのデビューヒット
"Genie in a Bottle"を始めとして、
数多のアーティストに楽曲提供をして、
ヒットさせております。

1983年4月2日付けのビルボードHot100
です。

1位は、まさに、説明要らずの、あの名曲です。

<1983年4月2日、何があったか?>

女子大生ブームの先駆けとなった、
フジテレビの番組『オールナイトフジ』
の放送が始まったのが、
この日の深夜だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/オールナイトフジ
オールナイトフジ(Wikipedia)

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第7回です。