probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Al Jarreau

2017-02-14 09:36:53 | R.I.P.
10代のころから、休刊になるまで買っていたFM誌「FM fan」の番組表は、
ジャンルで色分けされていて、Jazz系アーティストの曲は、
青字で表記されていたのですが、「アル・ジャロウ」の文字は、
つねに、青くなっていて、Jazz & Fusion系のボーカリストとして認知されていましたが、
自分が洋楽にハマりだした80年代は、80年リリースのアルバム
"This Time"から、4作連続でJay Graydonと組んで作品を発表していて、
Popフィールドに足を踏み入れていたころでしたので、
あまり、Jazz系のアーティストというイメージはなかったですね。

そんな時代に生まれた最大のヒット曲が、81年リリースのアルバム
"Breakin' Away"からのカットだった、この曲でした。



Popチャート15位、R&Bチャート6位を記録した"We're in This Love Together"でしたね。

80年代後半は、今度は、また一転して、Nile Rodgersと組むのですが、
そんな流れで生まれたヒット曲が、87年、Pop23位、R&B32位を記録した、
こちらのナンバーでした、"Moonlightin' (Theme)"。



日本では、『こちらブルームーン探偵社』というタイトルで放映された、
TVドラマの主題歌でしたね。
まだ、コメディー俳優として知られていたBruce Willisが人気者になったドラマでした。

でもやはり、真骨頂は、スキャットを聴かせてくれる、
こういった感じのナンバーなんでしょうね。
The Dave Brubeck Quartetで知られるスタンダード"Take Fiveに、
ボーカルをつけて、聴かせまくります。77年、R&Bチャート91位。



R.I.P.

http://nme-jp.com/news/33573/
アル・ジャロウが逝去(NME JAPAN)

No.41 コレクション(36)

2017-02-13 10:03:38 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
前回で、80年代を終わりまして、今回から90年代なのですが、
なんと、90年は1曲もなかったようです。ちょっとびっくり。

で、91年なのですが、91年は5曲あったようです。
その1曲目は、2月に1週だけ41位だった、この人たちの、この曲。



Daryl Hall & John Oatesの"Don't Hold Back Your Love"。
前年にリリースされたアルバム"Change Of Season"からの2曲目のHot100入りでした。

1stカットだった"So Close"が、最高位11位に終わって、
80年代、Top10ヒットを放ち続けた彼らの曲が、
10位入りしなかったことに驚かされましたが、
この曲に至っては、Top40入りさえすることができなくて、
何か、ひとつの時代が終わったことを痛感させられた曲でしたね。

なお、"So Close"は、ソングライトとプロデュースに、
あの、Jon Bon Joviが名前を連ねていて、話題になりましたが、
この曲は、Mr. MisterやPagesで知られる、
Richard Pageが、曲作りで参加しています。

また、ほぼ同時期に、オーストラリアのシンガー、
Daryl Braithwaiteという人も、
アルバム"Rise"の中で歌っていまして、シングルとしてもカットしていたようです。



この週のビルボード誌が見つかりませんので、1991年2月16日付けのCashboxのチャートです。

この曲は、CashboxではTop40入りしていたようで、34位。
1位は、エブリバディ、ダンスナウ!

Time Machine ~1981~

2017-02-11 19:31:31 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろチャートインしていた曲、
Queenの"Flash's Theme aka Flash"です。(Pop #42)



Queenが、全面的に手掛けた、SF映画『フラッシュ・ゴードン』の
サウンドトラック盤からのカットでしたね。

この頃のQueenは、前年に"Crazy Little Thing Called Love"と、
"Another One Bites The Dust"の2大ヒットを放っていましたので、
サントラとはいえ、そのQueenの新曲ということで、
さぞや、すごい勢いでチャートを上がるかと思いきや、
Top40にも届かないまま、あっけなくチャートを落ちていったので、
かなり、意外に感じた記憶があります。
なお、本国のUKチャートでは、10位まで上がっていたようです。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1981年2月14日付けのCashboxのチャートです。

1位は、80's洋楽特集には欠かせない、あの名曲。
この曲は、Cashboxでも42位です。

”Straight From The Heart"

2017-02-10 10:20:09 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Straight From The Heart"です。
どちらも80年代。まずは、やはり、この曲。



先月、5年ぶりの来日公演を成功させた、
Bryan Adamsの"Straight From The Heart"。

83年の1月にリリースされたアルバム
"Cuts Like A Knife"からの1stカットで、
前のアルバム"You Want It You Got It"から、
"Lonely Nights"という曲が、
少し良い動きを見せていたところに、
この曲のヒットで、人気に火がついた感じでした。
当時、じわりじわりとチャートを上がっていった記憶があります。

もう1曲の"Straight From The Heart"は、
こちらは、先月、バンドの核と言われた、
ドラマーのButch Trucksさんが、自ら命を絶ってしまうという、
ショッキングなニュースが飛び込んできた、
The Allman Brothers Bandの、81年のTop40ヒットである、こちらです。



アルバム"Brothers of the Road"からのカットで、
Hot100での最高位は、39位。
2014年に、バンドとしての活動は、いちおうピリオドを打っているようでもあり、
おそらく、最後のTop40ヒットということになると思います。

アルバムのほうは聴けていないのですが、
wikiで調べたら、他の曲ですが、フィドルでCharlie Danielsが、
バックボーカルで、"Goin' Down"のヒットで知られる、
Greg Guidryが参加していたみたいですね。
今度、探してみよう。

人名ポップス事典(c <8>)

2017-02-09 10:26:23 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、cの8曲目は、
このスーパースターの、ちょいシブのTop40である、この曲です。



Elton Johnの1981年リリースのアルバム
"The Fox"からの、アメリカでは2ndカットでした"Chloe"ですね。

1stカットだった"Nobody Wins"が、21位までしか上がらず、
当時、急きょカットされて、チャートに入ってきていた記憶があります。
しかし、この曲も最高位34位に終わり、
70年代、怒涛のごとく、ヒット曲を生み出していたEltonも、
ちょっとスランプかなぁ?と言われていた時期でしたね。

Chloeという名前で思い出すのは、88年にEltonとも共演したことがある、
Olivia Newton-Johnの、その娘さんの名前が、Chloeですが、
86年生まれらしい、Chloeさんの名前、Eltonのこの曲からきてるのかな?
とか、ちょっと思ったりもしたのですが、どうなんでしょう。

有名な、フランスのブランド名からではない・・・ですよね。(^^;)