2000's #4

2000年代お気に入り曲、第4位は、
2002年の、John Mayerのヒット曲"No Such Thing"です。（Pop #13）



前の年、2001年にリリースされた、
1stフルアルバム"Room For Squares"からのカットでした。
まず、アルバムのほうがジワジワ売れ始めて、
あの後に、このシングルヒットが生まれたのでしたねぇ。

ただこの曲、自主制作のような形で、
1999年にリリースされていたEP盤"Inside Wants Out"にも、
すでに収録済みでありましたので、
じつに、3年掛かりでのヒットになったことになります。

ぱっと人気者になって、グラミー常連になり、
いろいろなセレブと浮名を流して、ちょっとチャラい印象もありますが、(^^;)
ヒットを出すまでには、それなりに苦労もしてきたわけでありますね。

しかし、自分はこれまで、4回ライブに行っているのですが、
セットリストをけっこう変える人なので、
この曲をやってくれた回に当たらず、
たしか、1回しか生では聴けてないのではないかと思います。

Time Machine ～1992～

今回は、1992年の今ごろチャートインしていた曲、
R. Kelly & Public Announcementの"She's Got That Vibe"です。
（Pop #59 R&B #7）



このあと、90年代から00年代のR&Bシーンに君臨する、
R師匠、最初のヒットシングルでありましたねぇ。

この前に、MGMというグループを率いて、
シングルをリリースしていたようですが、
事実上、デビュー曲と思っていいのではないでしょうか。

時代に応じて、そのスタイルを変えてきた人でありますが、
デビューは、こんなにもNew Jackな音だったんですね。
自分は、New Jackにはハマっていなかったので、
当時のことをあまり知らないのですが、
辛口R&Bファンからは、Teddy Rileyの亜流呼ばわりもされていたようです。

結局、Public Announcementを率いてのアルバムは、
この曲を収録した"Born into the 90's"を残したのみで、
93年には、ソロアルバム"12 Play"を発表、
エロエロ路線に舵を切り、そちらの道を究めることで、大成功を収めて行きますが、
大きなスキャンダルにも巻き込まれていきましたねぇ。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1992年4月25日付けのCashboxのチャートです。

1位は、ビルボードでは2位止まりだった、来日公演を終えたばかりの、
あの、ギターヒーローの、あの名曲です。この曲は58位。

Prince

え？大事ないって言ってたのに、ここにも、そう書いちゃったのに・・・という感じ。

何か、別次元の世界を浮遊している人と思っていたので、
やはり、皆、生身の人間なんだなぁと思い知らされてショックですね。
ついこの前、Vanityの訃報にふれたばかりだったのに、
まさか、同じ年になんて、夢にも思わなかったです。


80年の終わりくらいから、洋楽を聴き始めた自分は、
79年の、初のメジャーヒット"I Wanna Be Your Lover"は後聴きで、
最初にPrinceのことを知ったのは、この曲でした。



TVの『11PM』で、今野雄二さんが紹介していて、
なんじゃこりゃぁ？と衝撃を受けて、レコード屋に買いに行ったのでした。
アルバムを聴いたら、"Do Me Baby"なんていう、もっとスゴい曲が入っていて、
ん、これは親と一緒には聴けない・・・と思った日が懐かしいです。

アンダーグラウンドな感じを脱け出して、
堂々と、みんなで聴けるようになったのが、↓この曲の大ヒットからでしたね。



その後の快進撃は、洋楽ファンなら、誰でも知るところでありますが、
ちょっと、神格化されすぎて、80年代の終わりあたりからは、
自分は、少し距離を感じるようになってしまって、
アルバムも、買ったり買わなかったりになってしまったのですが、
初来日の横浜スタジアムでの、Sheila Eとのライブは、一生の思い出です。
ありがとうございました。

R.I.P.

今週の気になる新曲2曲。

今回は、ビルボードのHot100で、
来週あたり、Top40入りしそうな2曲です。

まずは、今週41位、Ruth Bの"Lost Boy"です。



本名は、Ruth Berheという、まだ20才の、
カナダ出身のSSWだそうです。この曲も自作。
カナダより先に、ヨーロッパで人気が出てきて、
USチャートでも、火がつきそうな勢いですね。

もう1曲は、今週42位で、Rockチャートでは、ずっと1位の、
Disturbedの、音楽界騒然？の、このカバーです。



まあ、Genesisの"Land Of Confusion"をカバーヒットさせたこともあった人たちですが、
まさか、この曲をやるとはねぇ。

どこかで大爆発するのかな？と思わせといて、
そんなに爆発しないところも面白いですね。(^^;)

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。（68）

今回は、カバー編です。

まずはオリジナル。先週、ちょっと心配な健康面のニュースが飛び込んできた、
この方の、説明不要の、この大ヒット曲です。



さすがに、YouTube嫌いとして知られる、プリ殿下。
まったく動画がありませんでしたので、ニコニコから。
もう、32年前になるんですねぇ。ビートに抱かれて。（笑）

体調を崩したと報じられたものの、どうやら大事はないとのことですが、
プリ殿下も人間なんだなぁ、と改めて思い知るニュースではありました。

で、この超有名曲を大胆にカバーしていたのが、
キャリア20年を迎える、このアーティストでありました。



"Pony"の大ヒットを放った、96年リリースのGinuwineのデビューアルバム
"Ginuwine...The Bachelor"からのカットでしたね。
アメリカでは大きなヒットにはならなかったものの、
ヨーロッパでは人気になりまして、UKチャートではTop10入りしていたみたいです。
Timbalandのプロデュースだったんですねぇ。