Anita Pointer （of The Pointer Sisters）

ことしも、よろしくお願いします。
本日より、スタートいたします。

ただ、新年早々、予定を変更しまして、
The Pointer SistersのAnitaさんが、
昨年の大晦日に亡くなったということで
追悼したいと思います。

The Pointer Sistersの中では、
途中で脱退した、Bonnieさんを含めた
4人姉妹の中の、2番目のお姉さんで、
ドスの効いた低音の、今回のことで、
とうとう、存命なのは、
1人になってしまった、
長姉の、Ruthさんの声は、
わかりやすいのですが、
2006年に亡くなった、末っ子の、
Juneさんと、わりと似た声なので、
リード、どっちだったっけ？と、
しばし、考えることが多いのですが、
70年代から80年代、調べてみると、
キャリアの中の重要曲で、Anitaさんが、
リードボーカルの曲、多いんですよね。

ということで、今回は、
そんな、Anitaさんがリードボーカルの曲、
3曲を選んでみました。どれも大ヒット曲です。

まずは、73年の記念すべき、初ヒット、
"Yes We Can Can"です。
（Pop #11 R&B #12）



Allen Toussaint作で、70年に、
Lee Dorseyというシンガーが、
小ヒットさせた曲のカバーだそうですが、
有名にしたのは、お姉さんたちなんですね。
Hip-Hopのサンプリングでも著名曲です。
この映像のときは、Juneさん無しの、
3人編成になっていますね。

2曲目は、78年のリリースのアルバム
"Energy"からのカットで、
Hot100、2位の大ヒットになりました、
"Fire"です。R&Bでは14位だったようです。



Bruce Springsteen作で、ライブ盤で、
セルフカバーもされておりますので、
ロックファンにも有名な曲ですね。

だた、こちらも、もともとは、
Robert Gordonという、
ロカビリーシンガーが、
最初に録音した物が
オリジナルだそうです。
今回調べたら、そのRobertさんも、
昨年、この世を去っているようですので、
Robertさんの映像も、
貼ってみたいと思います。



そして、最後は、80'sヒットから。

もともと、82年に一度ヒットして、
Remixバージョンが、再び、
84年にチャートを駆け上がり、
Hot100で、9位を記録した、
"I'm So Exicited"です。



この曲は、メンバー3人も、
曲作りに参加していて、ゆえに、
とくに思い入れも強かったのかも？
と思ったりもします。

80年代のAnitaさんリード曲というと、
もう1曲、大ヒットした
ナンバーがあるのですが、
こちらは、のちのち、
80年代お気に入りコーナーで、
登場いたしますので、また、
何かな？と予想してみてください。

最後にもう1曲、Anitaさん、
87年の、唯一のソロアルバム
"Love for What It Is"からのシングル
"Overnight Success"（R&B #41）
も貼って、追悼したいと思います。

やや強面な、他のお姉さんたちと比べ、
いつも、ニコニコして、
楽しそうに歌っている、
そんなイメージの人でしたね。

R.I.P.



https://amass.jp/163526/
ポインター・シスターズの創設メンバー、
アニタ・ポインター死去
（amass）

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、90年の6曲目です。