probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(105)

2018-02-11 10:19:35 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いしているほう、
本日2月11日、没後6年となる、このアーティストのナンバーです。



Whitney Houstonの2002年リリースの5thアルバム
"Just Whitney..."からのカット"One Of Those Days"ですね。

アルバムがリリースされたころは、
ドラッグ中毒が噂される中、
激やせした姿で公の場に現れたり、
いろいろと奇行なども目撃されたりしていた後で、
そんな、ネガティブな状況を一掃すべく、
大ヒットを狙っていたと思われたのですが、
アルバムも大きなヒットにはならず、
この曲も、R&Bチャートでは29位まで上昇したものの、
Popチャートでは、72位までしか上がりませんでしたね。
アルバム自体の評価も、芳しくないものがほとんどでした。

しかし、正直、声の衰えには愕然とさせられたアルバムだったものの、
それぞれの楽曲のクオリティーは、けっして悪くないような気がしましたので、
自分は、けっこう愛聴しておりました。枯れた魅力も感じていましたね。
でも、本人にしたら、そんな状況が、
さらなる悪循環を起こす要因になっていたのかもしれません。

で、この曲がサンプリングしていたのは、
もう、Whitneyのビデオに、Mr. Bigsこと、
Ron Isley御大がビデオに登場してしまっておりましたが、
1983年の、The Isley Brothersの、こちらの定番ナンバーです。



消えちゃうかもしれませんので、オフィシャルでアップされているアルバムバージョンも。



The Isley Brothersの"Between The Sheets"。
邦題は『シルクの似合う夜』でしたね。
Whitney以外にも、無数にネタ使いした曲がある、定番曲でありますね。

しかし、これほどまでに有名なナンバーなのですが、
リリース当時は、R&Bチャートでは最高位3位を記録していたものの、
Hot100には入っておらず、クロスオーバーヒットにはなっていないんですよね。
ちと意外ですね。