"I'll Be There For You"

今回の同名異曲は、"I'll Be There For You"です。

いちばん有名なのは、Bon Joviの89年のNo.1ヒットだった、
あの曲なのではないかと思うのですが、
あまりにもポピュラーですし、Bonさんは、
"Always"のときにも取り上げましたので、
今回は、この2曲にしました。

まずは、こちらも、1995年に、
ビルボードのエアプレイチャートでは、1位になった、
この"I'll Be There Be For You"です。



The Rembrandtsの"I'll Be There For You"ですね。
ビデオにも出てきますが、
日本でも人気になったTVドラマ『フレンズ』で使われてヒットしました。

エアプレイでは1位になったのに、Hot100での最高位は17位だったようですが、
これは、なかなかシングル盤が発売されなかったため、
当時のビルボードのルールによって、
1位になるタイミングを失っていたのではなかったかと思います。

もう1曲は、この曲も、Bon Joviと同じ年、
1989年にリリースされた、"I'll Be There For You"です。



Ashford & Simpsonの"I'll Be There For You"ですね。
Hot100には登場しませんでしたが、
R&Bチャートでは堂々2位を記録したナンバーです。
アルバム"Love Or Physical"からのカット。

自らも多くのR&Bヒットを放ちましたが、
ソングライターとして、数えきれないほどの名曲を世に送り出した、
おしどり夫婦でしたね。

2011年に、Nickolas Ashfordさんが、病でこの世を去ってしまったため、
その活動には終止符が打たれておりますが、
Valerie Simpsonさんのほうは、元々、ソロシンガーでもあった人ですので、
ひとりになってからも、アルバムを作ったり、ライブを行ったりと、
その活動は続いているようですね。

https://www.facebook.com/valeriesimpson.nickashford