音楽で旅して（11）

今回の洋楽ご当地ソングは、前回がトルコでしたので、
現在も内戦が続いているシリアを挟んで、その、お隣のレバノンであります。

小さな国ではありますが、歴史がある国で、さらに隣にはイスラエルがあり、
やはりシリアを挟んで、イラクも近くにある中東の国ですね。
西部は、地中海にも面している国です。

で、そのレバノンのことを歌っていたのが、84年のThe Human Leagueであります。



現在も、イスラエルとシリアに挟まれて、複雑な状況にあるままのレバノンは、
当時、長い長い内戦状態にあって、この曲は、ずばり、そのことを歌ったナンバーなのですが、
"Don't You Want Me"などのヒットで知られた彼らが、
急に、政治色の強い曲をリリースしたということで、当時のファンを驚かせた曲でありましたが、
意気込んだわりに、歌詞が意味不明と言われて、イギリスのBBCが選ぶ、
最低な歌詞ソングのワースト10の中に選出されてしまってもいるようです。

ワースト10のランキングは、こちらで。