今週中に読んで返却しなくてはならない図書館の本が山積みなのに、こっち……。
大人買いしてしまいました。
以前にも、一度読んだような読みかけただけだったのか。
とにかく新鮮な気持ちで読みました。
もしかしたら、もう古典となっているほどの漫画かも。
私は、この漫画の全てを理解はできません。10年もの歳月をかけて描かれたものを、数日で理解するなんて、不遜でもあるし。
でも、好きです。この世界。
そして、おこがましくも、この漫画の核となっている部分と、私が今手がけている自作とには共通しているものがあるような気が……。
人は抗いきれない運命というものに翻弄されながら、善悪とは別のところで生きている。
うーん。こう書くと、またちょっと違うか。
人は、人であるしかない。うーん。
絵も好き。
神々が時に区別ができなくなったり、あれ、これって日本の古代と思っていたけど、未来の話? と思ったり、ファンには怒られそう。
ところで作者はもうとっくに漫画家をやめ、フラワーアーティストになってらっしゃるようで……。正直言って違和感があるのですが、人の人生どうこう言えることではありません。
他の作品も読もうか、どうしようか。
そうそう。これはSF作品であるというのが、おおかたの見方のようです。ファンタジーとSFの違いとか、考えようとすると頭が痛くなる。
いや、実は、今度は9月に今市市で講演会があり、そのテーマを〈ファンタジーを描く〉にしてしまったもので。9月まで、考えよう。
ということもあり、この本の解説こそ、じっくり読みたいのですが……。
童話塾in東北のため、仙台へ行きます。本日は仙台泊。明日、岩手へ行きます。