学校教育を考える

混迷する教育現場で,
日々奮闘していらっしゃる
真面目な先生方への
応援の意味を込めて書いています。

葦の髄から天井覗く

2008-09-12 | 教育
つまるところ,教育論というのは,
すべからく,
「葦の髄から天井を覗く」ということに
なっているのではないか。

論者が覗き得た狭い世界から,
論を構築していくものだから,
それがあてはまらない場合も多々あるのである。
無理に当てはめようとするから,軋みが出る。

だれもが,
葦の髄からしか天井を覗けないのだから,
覗き得た世界の中でしか,
自分の教育論は通用しないということを
肝に銘じるべきであろう。

一般論として語られる教育論は
そういうわけで,
だいたいは危なっかしいのである。

このブログもそういうわけで,
危なっかしいのである。