Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

チャリ焼け

2015-07-26 05:45:15 | コラム
某日―。
よみうりランドのプールで遊ぶ。

・・・その前に、出不精のハニーが水着を持っていないというので、一緒にお買い物。

とってもイヤらしい水着を(店員さんとともに)勧めてそれを買わせる。

写真も撮ったのだがアップするとさすがに怒るので、イメージとしては、トップ画像の益若ちゃんのような感じ。
これを、もっともっともっときわどくしたやつ。


この歳になると、本気で泳いだりしようとは思わない。
軽く水に浸かり、あとは逮捕されない程度に水着美女を拝むことに時間を費やす。

あぁ極楽極楽、と。

それにしても小麦色の肌が少ない。

けっこう前から美白ブームだが、それが現在も続いているってわけだね。



自分も美白好きなので、それでいい。
いいが、10人にひとりくらいは居てほしい。
スーパーコンピューターよりも正確な自分の美白/小麦色センサー? によると、30人にひとりくらいなものである。

それはちょっと、寂しいね。
満足しているクセして、どこか不満。
ひとって、ワガママなイキモノである。


男に関していえば、自身も含めて黒いほうがいい。

格闘技を見ているとよく思うのだが、日本人に関していえば、白い肌の選手より焼けている選手のほうが強く映るんだよね。

武蔵や佐竹をあんまり応援出来なかったのは、なんか真っ白過ぎて・・・というと、そこかよ! なんていわれるかもしれないが、見た目って大事だからね。
かといって、秋山成勲は黒過ぎだけど。

三崎和雄とかね、あのくらいの黒さがちょうどいい。


で、自分の話。

現在は、まあまあ焼けている。
チャリダーですからね。

グローブを装着しているので、手は白いまんま。
手首から腕にかけてのみ、黒い。

ただ昔に比べると、たいした黒さではない。
移動時間が、早朝と夕刻過ぎのためであろう。
数年前は日中だったものだから、墨・炭のように黒くなったのだけれどもね。

だからちょっと、現在の自分の肌の色には満足していない。
といっても、日焼けサロンで焼こうとは思わない。

だってイメージにないでしょう、自分と日サロって。
どういう顔して、ああいう店に入ればいいのかさえ分からんし!!

日サロで金払って黒くなるよりか、自宅ベランダで焼いていたほうが性にあっている。

けれども、この暑さでしょう。
移動時間に焼くのとはわけがちがってね、それ自体を目的とした場合、暑さに耐えようという根性は生まれない。

最高気温を出す、館林出身なのに!?

そんなの関係ないんだよ。

暑いものは暑いし、暑いところで生まれたからって、暑さに強くなるわけでもない。

だからたぶん、今夏は中途半端な黒さのままで過ごすのだと思う。

まぁいいよね、自分なんか、美白女子でもないのだから、誰に見られているということもないわけだし!!


※この映画は、ほんとうにエッチだった




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(136)』

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金魚忌

2015-07-25 05:41:33 | コラム
きょうは、かーちゃんの命日。

いつも饒舌な自分だけど、きょうと、3.11くらいは静かにしておきたいと「いま、さっき」決めましたの。

合掌。


かーちゃん、向こうで元気してますか。

あと30年くらいしたら、会いにいきますからね!!

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明日のコラムは・・・

『チャリ焼け』
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THE CLAIMER

2015-07-24 07:02:15 | コラム
友人と呑んでいて、「どの程度のミスがあったら、クレームを入れるか」みたいな話になった。

「食べ物とか飲み物に、髪の毛」
「いわないなぁ、残すけど」
「ラーメン運んでくるおばちゃんの指が、スープに触れている」
「いわないなぁ、出来れば、おばちゃんじゃなくて、おねいさんがいいけど」
「じゃあゴキブリは?」
「それは、いうよね」

「つり銭まちがい」
「もちろん、いう」
「多くても?」
「・・・その日に、よるかな(苦笑)」

「出前を頼んだら、なにかが足りなかった」
「そりゃ、いうさ」

いうとしても。
そのいいかたが、問題であってね。

そこで、いわゆるクレーマーか否かが決まる。

自分は、常にソフトだねぇ。
ヒトなんだからまちがうことあるだろうし、そこに悪意というものが感じられないのであれば、ギャンギャンワーワーいうのは恥ずかしい、みっともないと思うのだよね。

先日も某マックのデリバリーを注文し、ポテトLをふたつ頼んだのに、ひとしか入っていなかった。

ひとりでLふたつかい!? という問題は、またべつの話だ。

すぐに気づいたので5階自宅の出窓を開けて、バイクに乗る直前だった店員さんを呼んだ。

「すんません、もういちど上がってきてくれますか」

で、ぜぇぜぇいいながら玄関前に立つアンチャンに、袋のなかを見せた。

「ね、ひとつしか入ってないでしょう」
「あ、すいません! すぐにお届けにあがりますので・・・5分、お待ちいただけますか」
「持ってきてくれるのであれば、いつまでも待ちますよ。だから10分といったほうがいいと思いますよ。たぶん5分じゃ戻ってこれない」
「はい、すいません!!」

こうやってソフトに接しても、ちゃんとサービスでポテトをもうひとつつけてくれた。

・・・って、ポテトだけでLみっつもあるし!!

出来ればシェイクがよかったなぁ。。。

ともかく。
この程度のことで、本気出して怒るひと居るんだよね~。

いいじゃない、べつに5分後に死ぬわけじゃないんだからさ、持ってくるといっているんだしさ。


いろんなアルバイトをしてきたから、クレームを受ける側になったことも、もちろんある。

そのなかで最もインパクトがあったというか、引きずったというか、ちょっと傷ついたのは18歳の夏だった。

最初にいっておくけど、自分は、自分が傷つくと表現することを嫌う。
他者が使うぶんには構わないのだけれども。
そんな自分が敢えて傷つくと書くのだから、18歳のガキにとって「そーとー」ショッキングな出来事だと捉えてもらえればうれしい。

新聞奨学生だった自分は、その日も学校を終えて新聞専売所に向かい、夕刊の配達準備をしていた・・・らば、店長に呼ばれてこういわれたんだ。

「Lマンションの加藤さんが、今月で契約をやめたいって」
「引越しですか」
「それがちがうんだよ。俺も信じられないんだけどさ、原因はお前だというんだよ」
「・・・俺、ですか!?」

3日に1度は新聞を入れ忘れる。
集金の態度が横柄。
横柄というか、チンピラのようで怖い。
子どもが怖がっているし、何度も入れ忘れがあるから今月でやめる。

じつはこれ、全部うそ。

サービスに目がくらみ、奥さんは翌月から読売の契約をしてしまった。
3ヶ月ほど朝日とかぶってしまうが、文句をでっちあげれば契約なんて「簡単に」切れるものなのだろう・・・と考えていたらしい。

だからちょっと、クレームとはちがうかもしれない。
しれないが、これは堪えた。

高校時代にアルバイトをしていたとはいえ、生計を立てるという意味では初めての仕事。
この世の悪意に対する耐性というものが出来上がっていなかったガキは、そんなことが出来てしまうひとが居るっていうことも信じられなくて、夕刊配達時にLマンションの加藤さん宅のインターホンを押したのである。

名乗ったら、「あなたとは話したくありません」と、すぐに切られてしまった。

オートロックであったが、裏口の柵をよじ登れば侵入出来ることは分かっていた。

そうして、加藤さんが住む5階へ。
ドアを叩いたと同時に、加藤さんは警察に通報していたそうである。

このとき、自分は泣いていた。

そんな風にいわれたことが、よほどショックだったのだろうね。

事実であれば仕方のないことだけれども、こんなヘラヘラ顔をするヤツですよ、集金の態度が横柄なはずがない。

ドア越しに「なんで、あんなこといったんですか。新聞入れ忘れたこともないし、集金のときも自分、ニコニコしているでしょう」

「・・・・・」

なんにも返せないということは、やっぱり自分に非はなかったのである。


数十分後に警官が到着。
自分に非がないとはいえ、オートロックのマンションを突破して侵入してきたわけだし、通報者宅のドアをガンガン叩いてしまったことは事実。
そのことを警官に詫びていると、加藤さんのご主人が帰宅した。

ご主人はコトの経過を聞き終えると、自分に深々と頭を下げ、「家内がぜんぶ悪い。あなたは悪くない。どうか許してやってください」といってくれた。

・・・まぁ、そうやって非を認めてくれるのであればね。

しかし当の本人は、その場には居なかった。

オメーが謝れや!! とは思ったが、すべてがデマカセだったことを恥じているのだろう、もう怒るのはやめておいた。


コンビニの店員やボウリング場の係員に土下座を強要し、それを動画投稿するバカチンが居たっけね。

バカにつける薬はほんとうに「ない。」とは思うが、世の中には、ひとを傷つけない悪ふざけというものがあるわけですよ。

そこで頑張ってくれるのであれば、クールな連中だと賛辞を惜しまないけれどね自分は。


※トップ画像は、小市民がクレーマーと化していくさまがブラックに描かれる映画『フォーリング・ダウン』(93)。

そして一文字変えれば『クレイマー、クレイマー』(79)になるので、この曲を。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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『金魚忌』
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抱きしめたい

2015-07-23 05:44:02 | コラム
世代的にドンピシャなので、渡辺英樹の訃報に触れてうろたえてしまった。

バンド「C-C-B」の、リーダーね。



年齢不詳っぽい見た目なので、まだ55歳だったというべきか、もう55歳だったというべきか。

ともかく合掌。
シングルもアルバムも揃えたし、コンサートにも行った。

未だカラオケでは選曲することもあるし、このひとたちの代表曲を入場曲としていたボクサー・内藤大助も悲しんでいることだろう。

個人的なベストソングは、『ないものねだりのI Want You』。

難しい曲でね、カラオケで歌うことはないけど。

♪ 悲しい魂、君は抱いても感じない 暮れない都会に飛べない小鳩が一羽
揺れない酔えないやるせない、後ろの正面だ・あ・れ ♪





さて。
映画やドラマなどの台詞で頻繁に使われる「抱く」「抱かれる」ということば。

20代だったころは「使わないよ、日常生活では」とか思っていたんだが、数年前から「ごく自然に」「多用」していた自分に気づき、思わず赤面してしまったよ。

最近、度々、自分が女子を口説いている場面を友人知人に目撃されている。

その際に自分は、恥ずかしげもなく「お前を抱きたい」といっているそうなのである。

「そうなのである」ってヒトゴトっぽく書いているが、自分では覚えていない?

そんなこともないのだが、酔っているものでね・・・って、それをイイワケにするのも卑怯か。
べつに口からデマカセいっているわけでもない、ただ半分は覚えているが、もう半分は酒の力を借りているということなんだろう。

どのツラで「お前を抱きたい」なんていっているのかね。
いつもどおりのヘラヘラ顔だとは思うのだが、友人によると「いつもより、少し真面目な顔」だという。

少しだけ、なのか。
こんど、動画を撮っておいてもらおうか。

相手を褒めて褒めて、そのあと「抱きたい」という。
ここいらへんまではいつも同じなので、大体覚えている。

「抱きたい」といわれ、引かれたらそこで口説くのはやめる。
少しでも笑ってくれたり、恥ずかしがってくれたら、「脈あり。」と解釈し、どんどん攻める・・・らしい。

うん、ここいらへんは覚えていないので、「らしい」としかいえない。

口説きとしては、上手だか下手だか分からんよね。

理想は、『トゥルー・ロマンス』(93)のクラレンスなのだが。

エルビス・プレスリーの信奉者である彼は、女子を前にして、いかにエルビスが素晴らしいかを説く。

「―ここだけの話、エルビスにだったら、俺は抱かれてもいいとさえ思っている」

そのあと「エルビスのことより、きみのことを―」と話をスライドさせていくのだ。

「あたしの、なにを?」
「映画に行かないかい?」

ベタといえばベタだが、ストレート過ぎる自分のよりスマートだし、なによりこっちのほうが映画小僧らしいじゃないか。

要は自分の場合、背伸びし過ぎであると。
これで何度も成功しているのであれば多用するのも「あり。」だが、けっしてそうじゃない。

仲良くなることはあっても、なかなか「抱けない」のである。

♪ 悲しい魂、君は抱いても感じない ♪

なら、まだいい。

抱くまでいってないのだもの!!


※トップ画像は、香港の鬼才ウォン・カーワァイの処女長編映画。
完成度は「それほど…」かもしれないが、瑞々しい感性に溢れ、これを観たときは「どえらい新人が現れた!」と驚き、歓喜したものである。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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『THE CLAIMER』
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にっぽん男優列伝(289)福士誠治

2015-07-22 05:38:49 | コラム
83年6月3日生まれ、32歳。
神奈川出身。

公式サイト

もう歳なのでしょうか・・・
顔もタイプも年齢さえもちがうのに、福士誠治(ふくし・せいじ)さんと、次回の男優列伝に登場する福士蒼汰くんを、苗字が同じというだけで混同してしまう自分が居ます。
まだ、兄弟? と解釈するのなら分かるけど。

一般のひとはそれでもいいかもしれませんが、映画小僧を自称しているのだから、それはまずい! ですよねぇ。

自分が誠治さんを一俳優として認識したのは、NHKの連続テレビ小説『純情きらり』(2006)から。
ヒロイン、宮崎あおいの相手役を好演していました。

2006年当時の自分は毎日新聞系の記事編集で生計を立てており、町田のオンボロアパートから都心・竹橋までチャリで140分をかけて、毎日毎日ゼェゼェハァハァいいながら通勤していました。

勤務時間は、22時~朝6時まで。
仕事を終えて速攻で帰れば、『純情きらり』の放送に間に合います。
宮崎あおい目当てに、毎日頑張ったよなぁ・・・という思い出がありますが、正直いって、物語そのものは忘れてしまいました苦笑




<経歴>

特技の剣玉は、2段の腕前だそうです。
2段がどれほどのものなのかは、ぜんぜん知りませんが笑

オーディションに合格し、テレビCMから芸能活動をスタートさせる。

実質的な映画俳優デビュー作は、2004年の『チルソクの夏』。

貫地谷しほりに惚れられる野球部員を演じた『スウィングガールズ』(2004)、
『アインシュタインガール』(2005)、
またまた野球少年、しかも主人公のライバル新田を演じた『タッチ』(2005)、

※アニメの新田くんはこんな感じで、



自分は、彼の妹が好きでした。




『監督・ばんざい!』(2007)、『ワルボロ』(2007)、『きみの友だち』(2008)、
『おっぱいバレー』(2009)、『群青 愛が沈んだ海の色』(2009)、『女の子ものがたり』(2009)。

『東京島』(2010)、『日輪の遺産』(2011)、『スイッチを押すとき』(2011)、
『利休にたずねよ』(2013)、『東京難民』(2014)、
そして最新作が、『THE NEXT GENERATION ―PATLABOR―』(2014)。

はっきりいうと、映画に関しては、パッとしているようで「していない」キャリア、、、のような気がします。

これから、ですかね。
というか、まだ20代だと思っていたので、そのことにいちばん驚いているのですけれどね。

自分も、歳を取るわけだ・・・笑


次回のにっぽん男優列伝は、福士蒼汰さんから。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『抱きしめたい』
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