Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(106)ジェイミー・フォックス

2023-11-09 00:10:00 | コラム
67年12月13日生まれ・55歳。
アメリカ出身。

フォックスさん自分の認識では「次世代を代表する黒人俳優」だったのだけれど、もう50代なんですね。

意外と硬派なキャリア作り、どちらかというと善良なキャラクターを演じることが多く、だから『ベイビー・ドライバー』(2017)で演じた憎々しいバッツの演技はとても新鮮でした。



※とはいえ代表作はコッチでしょう、トム・クルーズちゃんもやる気満々で、じつに魅力的な犯罪映画に仕上がってます^^



<経歴>

名門、ジュリアード音楽院卒。
ここでピアノを学び、映画俳優としてよりも「まず音楽家、コメディアン」として本国で有名に。

アルバムも出しています。



映画俳優デビュー作は、92年の『トイズ』。

96年よりコメディ番組『ザ・ジェイミー・フォックス・ショー』が放送され、人気者となる。

映画出演も地道につづけ・・・
『好きと言えなくて』(96)、『エニイ・ギブン・サンデー』(99)、
ウィル・スミス主演、モハメド・アリの伝記映画『ALI アリ』(2001)ではトレーナー役を好演。

飛躍の年は、2004年。
夢を抱きつづけるタクシー運転手を演じた『コラテラル』、
伝説のミュージシャン、レイ・チャールズを熱演しオスカーを獲得した『Ray/レイ』。


この2本の映画で、日本の映画ファンのあいだでも馴染みの存在に。
「より」評価されたのは『Ray/レイ』でしょうが、自分は『コラテラル』のほうが好きだなぁ!!


『ジャーヘッド』(2005)、『マイアミ・バイス』(2006)、『ドリームガールズ』(2006)、『キングダム/見えざる敵』(2007)、本人役として出演した『容疑者、ホアキン・フェニックス』(2010)、

そして。
歴史修正期?に突入したQTの快作『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)に主演する。



『ホワイトハウス・ダウン』(2013)、
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、
さらに前述した『ベイビー・ドライバー』により演技の幅がグンと広がる。

最新作は、『眠りの地』(2023)。
今後も楽しみですね、やっぱり自分のなかでは「次世代」という感じがします、これは本人に失礼かな(^^;)(^^;)(^^;)


次回の列伝は、ジェイミー・ベルさんから。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『積読ばかり、、、~2023回顧(4)~』
コメント (2)
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