Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(105)ジェイク・ジレンホール

2023-11-08 00:10:00 | コラム
80年12月19日生まれ・42歳。
アメリカ出身。

発音としては「ジレンホール」、でも日本では「ギレンホール」表記のほうが多いかな。
若いころから独特な存在感を放ち、普遍的な青春映画に出たとしても「ちょっと浮いている」、、、ジレンホールさんの魅力は、ここにありますね。


病的なキャラクターが、ほんとうに上手です^^



<経歴>

父親は映画監督、母親は脚本家、姉は俳優マギー・ジレンホールという芸能一家。


じつは、俳優ジェイミー・リー・カーティスが後見人という意外な面も。


映画俳優デビュー作は、91年のコメディ『シティ・スリッカーズ』。
11歳、ビリー・クリスタルの息子役でした。

子役としてしばらくは「名もないキャラクター」がつづき、99年の感動作『遠い空の向こうに』で初主演を果たす。

注目されたのは、2001年の『ドニー・ダーコ』。
世紀末~新世紀に出現した異物というか、なかなかことばには出来ない魅力に溢れた青春映画で、この時代に多感な青春期をむかえた映画好きの多くは「大切な作品」というのです、分かるなぁ!!



SFの佳作『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)、
時代を少し遡って同性愛の問題を見つめた野心作『ブロークバック・マウンテン』(2005)の演技で高い評価を受け、
『ジャーヘッド』(2005)ののち、自分が「このひと、すごいな。。。」と感心したのがデヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』(2007)。

殺人犯に振り回される刑事のドラマは各国で創られているけれど、この映画は最高峰のひとつかと。

『ミッション:8ミニッツ』(2011)、
メディアの暴走を描く怪作『ナイトクローラー』(2014)、


肉体改造によりボクサーを熱演した『サウスポー』(2015)、


『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』(2015)、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)、『オクジャ/okja』(2017)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)と『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)、
そして最新作は『アンビュランス』(2022)。


充分なキャリアですが、ここで一発「すげぇやつ」に主演して、日本での表記を統一させないとね!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(106)ジェイミー・フォックス』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする