Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

にっぽん女優列伝(286)水原希子

2021-10-08 00:10:00 | コラム
90年10月15日、まもなくバースデーの30歳。
米国テキサス州出身。

公式サイト


水原希子(みずはら・きこ)さん、大好きです。

いろんな意味で大胆ですし、ちょっと生意気そうなところも好みです。


俳優としてはまだ未知数ですが、モデルとして、かっけー!ですからね。



しかし彼女を批判する向きが多いのもたしかで、それは沢尻エリカ風であるから、、、ではなく!
韓国の血が入っているからなんですよね。

ヘイトかよ、だせぇぜ!!

自分は能力差別は「あり。」だと思ってますが、出自や人種差別はペケ。
こう書くのも恥ずかしいくらい、当たり前のことだと思いません?


※初めて触れたのは、ゾフのCM。これ、ずっと観ていられる!!


<経歴>

妹・水原佑果もモデルとして活躍中。


米国人の父親と(日本生まれの)韓国人の母とのあいだに生まれる。
現在、国籍は米国だそうです。

2003年―「ミスセブンティーン」に選出され、『Seventeen』の専属モデルとしてデビューする。

以降のモデルとしてのキャリアは割愛。

映画俳優デビュー作は、2010年の『ノルウェイの森』。
ある世代以上なら誰だって「赤」と「緑」のハードカバーを知っている村上春樹の代表作を、(なんと!)トラン・アン・ユンが映画化。
水原さんは、主人公(松山ケンイチ)の恋人役・小林緑を演じました。

言動を含めて類似性が指摘されることの多い沢尻エリカと共演した『ヘルタースケルター』(2012…水原さんは、エリカのようにならないでね!)、
『プラチナデータ』(2013)、『トリック劇場版 ラストステージ』(2013)、
話題作『進撃の巨人』(2015)ではミカサを好演。

出来はともかく、この映画に出演した俳優さんは、みんな頑張っていたと思うんですよ。
(とくに、武田梨奈が!!)

『信長協奏曲』(2016)、『高台家の人々』(2016)、『ブルーハーツが聴こえる「ジョウネツノバラ」』(2017)、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』(2017)、

そして本年、代表作が誕生。
『ノルウェイの森』は話題先行型でしたが、『あのこは貴族』(2021)は、それに内容がともなった佳作だと思います。
こういう役、似合いますね。


この勢いで俳優としても…と期待したのですが、
ゲスの極み乙女。のドラマー、「ほないこか」こと「さとうほなみ」と共演したNetflix産の『彼女』(2021)は、これは監督のせいかな、不発に終わる。

せっかく同性愛を扱っているのに、いろいろ古臭いのですよね。


ともあれ。
野心的な映画監督にとっては起用したくなる俳優さんのはず、
よいホンとよい監督に巡り合えることを祈ってます。

強そうなので大丈夫でしょうが…ヘイトに負けるな!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(287)三田佳子』
コメント (2)
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