Cape Fear、in JAPAN

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シネマしりとり「薀蓄篇」(314)

2020-01-15 06:11:29 | コラム
OJしんぷ「そん」→「そん」がんほ(ソン・ガンホ)

韓国映画の「あるある」。

おそらく誰もが納得する最大の「あるある」は・・・

ソン・ガンホが出演している映画を観れば、まず間違いはない。

・・・でしょう。


プロレスラーのような体型のソン・ガンホ(송강호・以下、ガンホさんと記す)、52歳。

96年にデビューし、現在までに約30本の映画に出演。
ほぼ主演だが脇にまわることもあり、なにがすごいって、ほぼすべての作品が批評・興行の面で成功しているところ。

日本で例えると、一時期の緒形拳や役所広司かな。


99年―日本のメディアでも大きく取り上げられた『シュリ』が上陸。

このときは主演ではなかったし、正直この映画そのものに乗れずガンホさんを強く意識することはなかった。

2000年、傑作『JSA』公開。

ガンホさんは印象に残る演技を披露していたものの、それ以上にイ・ヨンエが可憐過ぎて目を奪われてしまった。



ごめん、ガンホさん!!


個人的にガンホさんを一目置くようになったのは、やっぱり『殺人の追憶』(2003)から。




『大統領の理髪師』(2004)や『親切なクムジャさん』(2005)、そして『グエムル』(2006)。



イケメンではない、キャラ的にもどうしようもないオッサンが頑張る系? の映画で最大の魅力を発揮する不思議な俳優さんだな、それにしてもハズレのないひとだなぁ!! という認識を抱くようになる。

『シークレット・サンシャイン』(2007)、『渇き』(2009)、『スノーピアサー』(2013)、『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)などなど、
どれも面白いし、どれを観ても、ガンホさんの魅力やすごさに気づけると思う。

というか。
というか!

絶賛公開中の『パラサイト 半地下の家族』を、とりあえずは観てくれって話である。




韓国映画好きの友人は嘆く。

日韓が政治レベルで喧嘩を始めたら、その余波なのか、近所のレンタルショップから韓国系映画の新作が入荷されなくなったと。

くだらん流れだなぁと呆れるほかないが、そういえば去年のカンヌで『パラサイト』がパルムドールに輝いたときも、Yahoo!コメントには嫌韓が溢れていた。

興味ない。
どうでもいい。
韓国のニュースは載せるな。

などなど。

しかしだね。
この映画を観て思い知るがいい、韓国映画は日本の2歩も3歩も先を行ってるってことを。

そのくらい、この映画はちょっと、よい意味でどうかしているのであった。

もちろん、ガンホさんも相変わらず素晴らしいのです。


次回のしりとりは・・・
そんがん「ほ」→「ほ」らふき。

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明日のコラムは・・・

『Good care man(英語、あってる?)』
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