Cape Fear、in JAPAN

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愛は、足りているのか。:年末格闘技レビュー(2)

2020-01-02 00:10:00 | コラム
年末格闘技興行、その第2日目『RIZIN.20』(12.31、さいたまスーパーアリーナ)の総評。

最初に結論をいっちまおう。

去年末の興行に関しては、愛は充分に足りていた。

満ち満ちていた、、、と表現しても構わないんじゃないかな~。


勝敗のゆくえに大きな驚きはなかった。

勝ってほしい・勝つだろうなと思ったファイターが(おおむね)勝ち、
負けたとしても、大きく評価を落とすことがないような敗れかただった点も安心。


こころを大きく揺さぶられるような物語、映像―自分が映画に求めているものだが、ほとんどのカードにこころを大きく揺さぶられたわけで、結局、映画もスポーツもその一点に尽きるのかもしれない・・・そんな風に思ったりしたのでした。

29日については記したので、大晦日のカードについて。




「〇山本美憂 VS アム・ザ・ロケット●」

ロケットを完封した美憂さん、45歳なのにね、本人は年齢カンケーない! というと思うが、すごいものはすごい。

というかロケット不調だとは思えなかったので、それだけ美憂さんの「圧」がえげつないということ、、、なのでしょう。

あとは決め手(極め手)だけだと思う。

「〇ジェイク・ヒューン VS 石井慧●」

ブーイングより声援が大きかったということは、そのくらいみんな、慧くんには期待しているのだけれどね。

「〇イリー・プロハースカ VS C.B.ダラウェイ●」

最初のロー&カーフキックが効いていたのでイヤな予感はしたのだが、それを一発でひっくり返すイリーのパンチ力。

運営はイリーを冷遇しているので、彼がUFCを目指すといっても文句はいえないよね。

「●リンジー・ヴァンザント VS RENA〇」

勝ってホッとした。
ただ、たとえばハム・ソヒのように、最初から自分で仕掛けるくらいの度胸があっていいはず。

中途半端に寝技に付き合わず、ばんばん打撃を当てて主導権を握れたのになぁ、、、と思った。



「〇朝倉未来 VS ジョン・マカパ●」

全局面で圧倒、マカパじゃなかったらKOで終わっていたろうね。

いつだって慌てないあの感じ、持って生まれたものなのかな羨ましい。

「●石渡伸太郎 VS 扇久保博正〇」

2日間を通しての、個人的なベストバウト。

競った試合は、やはり面白い。

再戦したとしても扇久保が勝つとはいい切れない、だからスプリット判定は正しかったと思う。

「〇那須川天心 VS 江幡塁●」

途中でマウスピースが飛んだ塁くんは不運だし、もっとじっくり格闘技やりたかったんだと思う。

でもこのレベルだからこそ、天心くんは気を抜かなかった容赦なかった。

異次元の戦いを見せつけられたな~。


「●ジョニー・ケース VS トフィック・ムサエフ〇」
「●ルイス・グスタボ VS パトリッキー・“ピットブル”・フレイレ〇」

ライト級4人の雄姿に、もっともっと光が当たりますように。


「●浜崎朱加 VS ハム・ソヒ〇」



どちらにも土をつけさせたくないという、格闘技ファン泣かせの極上カード。

RIZINはラウンドごとではなくトータルジャッジなので、ラウンド制だったとするならば、あるいはスプリットで逆の判定結果が出たのかもしれない。

「●朝倉海 VS マネル・ケイプ〇」



海くんにとって堀口くんとの相性はバツグン、逆にケイプとの相性はサイアクなんじゃないか・・・と、なんとなく思ってた。

ますます混沌としてきたバンタム級、ランキング作るにしても勝ったり負けたりのファイターが並んでいるため、これはもう、堀口くんが復活したあとに総当たり戦を展開するほかないのかもね。




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明日のコラムは・・・

『20年のマスト映画:3月まで+α』
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