Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(2)アンナ・パキン

2020-01-18 00:10:00 | コラム
~アンナ・パキンのキャリア10傑~

パキン嬢、37歳。
歳下の俳優さんは、みんな弟であり妹であり。

脇道に逸れはしないか心配になることもあるし、
逆に、優等生ロードを歩んでつまらない俳優になるくらいなら、少しくらい逸れちゃったほうがいいよ! なんてアドバイスしたくもなったり。

パキン嬢は11歳でオスカーを受賞、脇道に逸れることはなかったものの、もうちょっと活躍出来るポジションに居てもいいのになぁ、、、というキャリア。


私生活では両性愛であることをカミングアウト、本人は望んでいないかもしれないけれど、先鋭的なLGBTの映画に出れば社会的な影響も大きいのでは? などとも思います。


(1)『ピアノ・レッスン』(93)

オスカー受賞時が最高にキュートなので、とりあえずこれを観よう。




(2)『あの頃ペニー・レインと』(2000)

妹だと思っていた俳優さんが、「童貞狩りよ!」とかいっちゃって主人公を(もちろん冗談でだが)襲う。

なかなかドキドキするシチュエーションだった。


(3)『グース』(96)



カナダ雁のヒナが旅立つまでを、ヒロインの成長を交えて描く良作。


(4)『X-メン』(2000)

接触した相手の性質や能力、記憶などを自分のものに出来る「ローグ」を演じる。

第1作目は、彼女の青春期に焦点を当てている。




(5)『アイリッシュマン』(2019)

ほとんど台詞がなく、「目」だけで訴える。

ツラい場面が多かったな…。




(6)『アミスタッド』(97)

アミスタッド号に奴隷として積み込まれた黒人たちを描いた、スピルバーグの傑作。

パキン嬢は、スペインのイザベラ女王を演じる。


(7)『25時』(2002)

スパイク・リーが、25時間後に収監される男を見つめる。

あまり目立たないパキン嬢だが、画面に登場すると映えるんですよやっぱり。


(8)『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)

このシリーズにそれほど思い入れのない自分は、じつはパキン嬢目当てで観たのだが、えぇぇぇ! ほとんどカメオ的な扱いだった。

ショック…。


(9)『小説家を見つけたら』(2000)

インディーズの雄ガス・ヴァン・サントと、ショーン・コネリーの組み合わせが興をそそる良質な感動作。

やはりパキン嬢は、ビッグバジェットよりもインディーズ系の監督と組んだほうが相性がよさそう。


(10)『シーズ・オール・ザット』(99)

レイチェル・リー・クック主演の青春モノ。

クックより少しだけ若いパキン嬢。
ということは彼女がヒロインを演じてもよかったわけだが、もし弱点があるとしたら、「ファニーな感じ」が薄い。ということ、なのかもしれない。

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明日のコラムは・・・

『あれば口にする。』
コメント (1)
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