Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

外国女優別キャリア10傑(1)アネット・ベニング

2020-01-07 00:10:00 | コラム
~アネット・ベニングのキャリア10傑~

将来、ヒラリー・クリントンの伝記映画が制作されるとしたら、このひとかレベッカ・デモーネイが適役だろうなぁ、、、なんてなことを思ったり。

初登場時は、なかなかのインパクトだった。

エロくて、利口に見えたから。

最高じゃないっすか、そんな女優さん。

このひとを落とした伊達男ウォーレン・ベイティって、だから、やっぱりすごいと思う。


(1)『グリフターズ/詐欺師たち』(90)

エロくて、利口―そう思ったのが、この映画だった。

色香ハンパない。




(2)『アメリカン・ビューティー』(99)

シニカルな家庭崩壊劇だが、ケビン・スペイシーのアレな件もあって、映画ファン始めたばかりのひとは観ていないかもしれない。

それはもったいないと思う、とくにティーンの描きかたは出色かと。




(3)『マーズ・アタック!』(96)

出演者全員賞をおくりたい。

大人が本気になって悪ふざけをしないと、こういう映画は成功しないよね。


(4)『キッズ・オールライト』(2010)

ジュリアン・ムーアと共演、レズビアンのカップルを好演し、この年の演技賞レースを盛り上げた。

こういう表現って気をつけなければいけないが、絶妙なキャスティングだと思うのだ。


(5)『恋の掟』(89)

『危険な関係』で有名なラクロの原作を映画化、監督はミロシュ・フォアマンだが、このひとにしてはライトな創りなので、フォアマン好きとしては喰い足りないところはある。

あるが、そのぶん、まだ無名だったころのベニングのエロさ爆発で、そういう点では充分楽しめる。




(6)『真実の瞬間』(91)

赤狩りに揺れたころのハリウッドを描く、アーウィン・ウィンクラーらしい、たいへん真面目な、真正面な映画。

ベニングは登場回数は多くないものの、主人公デ・ニーロの妻をしっとりと好演。


(7)『バグジー』(91)

一面に広がる砂漠を見て閃いた! ここにカジノを作ろう!!

そんなギャングスタ―、バグジー・シーゲルの物語。




(8)『マーシャル・ロー』(98)

制作は98年、日本公開は2000年、そして米同時多発テロが発生したのは2001年。

それを踏まえて「敢えて、いま」観ると、いろいろと思うところがあります日本人でさえも。


(9)『アメリカン・プレジデント』(98)

妻を亡くした大統領マイケル・ダグラスの、新しい恋の相手役を務める。

『マーズ・アタック!』ではファーストレディを演じているので、あわせて観るのも面白い。


(10)『ルビー・スパークス』(2012)

特異な主人公の母親を演じる。

これ、あまり観られていない映画だと思うけど、傑作ですぜひ。

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明日のコラムは・・・

『もし、この世界に〇〇が居なかったら。』
コメント (1)
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