Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

演技派って、おかしいぜ。

2016-11-23 00:10:00 | コラム
【2016総括シリーズ その八】

本年度の総括、第8弾は映画俳優の10傑。


美人女優に個性派俳優、異色とか演技派とか。

何度か書いてきたことだが、個性派はともかく、演技派っていうのはちょっとどうかなと思う。

「熱演型」を指しているであろうことは分かるのだが、ふつうの俳優が「演技出来ない、ことを前提としている」ようにも思えることばなのでね。

カメレオン型とか、激情系とか、いい替えが可能なはず、、、なんだけど!!


(1)柳楽優弥

ほとんどの子役出身が通る挫折をきちんと経て、いま、不思議な魅力を放つ俳優に変身。



(2)『シン・ゴジラ』全キャスト

みんな楽しそうに、かつ(もちろんだが)真剣に演じているので。

(3)レイチェル・マクアダムス

デ・パルマの映画に出ているころから気になってはいたが、今年、来日インタビュー出来たのでね、大好きになった。



(4)広瀬すず

フレッシュな魅力という点では『ちはやふる』、女優としての可能性を感じさせたのは『怒り』。

(5)竹原ピストル

ミュージシャンから俳優へ。
ピエール瀧みたいな存在になっていくのかな。




(6)レオナルド・ディカプリオ

オスカーおめでとう、これからのほうが気になるが。

(7)ジェニファー・ジェイソン・リー

80年代から活躍、それこそ「ジッとしていれば」そこそこ美人で通る顔立ちだが、監督の要求に対してなんでも応えちゃうところが素敵。

(8)二階堂ふみ

同世代のものたちと演技合戦を繰り広げる『何者』を観ると、彼女が頭ひとつ抜きんでていることが誰の目にも明らか。

でも今年のいちばんは、『蜜のあわれ』だろう。



(9)ルーニー・マーラ

『キャロル』の、クラシカルな美。

(10)小松菜奈

去年から大活躍。

いわゆるファニーフェイスだと思うのだが、ビッチ系も演じられるところが魅力だと思う。

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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(203)』
コメント (2)
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