Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

じつは、スター不在なのである

2013-11-14 00:30:00 | コラム
~13年総括シリーズ Vol.6~

総括の第6弾は、「文化芸能AV」。

AVってどうなん? と突っ込まれるかもしれないけれど、
この3つを「いっしょくた」にするところが自分っぽいっしょ? と、誰かに同意を求めてみる。

ただ、この10項目から「なんとなく」現代が見えてくるのではないか―出来上がった原稿を読んでみてそう確信したのだが、どうだろうか。


※12年11月~13年10月「前後」に起こった出来事を対象とする


(1)AV女優、麻美ゆまのがん闘病

2月25日―境界悪性腫瘍に罹患していることが判明し、子宮と卵巣の全摘手術を受ける・・・も、がんが直腸に転移、抗がん剤治療を受けていることを6月に告白した。

好みの顔・スタイルではなかった―という理由から「性欲の解消」として彼女の作品を観ることはなかった、、、ものの、批評を書くための「仕事」としては何度も観ているし、彼女自身にインタビューしたこともある。

ゆえに、情が移ってねぇ。。。

(2)米ブロックバスターの全店閉鎖

レンタルビデオのさきがけとして有名なチェーン店がこの世から消える。

80年代の文化を作った存在であろうし、QTタランティーノもこういう店でBC級映画を貪るように観て大人になった。

要因として考えられるのはふたつ、
ケーブルテレビの多様化と加入率の増加、そしてネットという新しい視聴方法だろう。

ということは、だ。
数年後には、TSUTAYAもなくなってしまうのだろうか。

時代の流れかもしれないが、現在カードさえ持っていない自分だって、やはり寂しい。

(3)宮崎駿の引退宣言

こんどこそ「本気。」らしい。

「まだやってくれ」という声も多く聞かれるが、自分はただヒトコト、「おつかれさまでした!!」といいたい。

(4)矢口真里のあれこれ

もはやネタと化しているクローゼット問題だが、番組降板はともかく、よくまぁここまで罵ることが出来るものだ・・・と感心するほど叩かれていて、かえって応援したくなったよ。

こういう展開になるときまって「復帰はヌードか?」みたいな意見が出てきて、それに対して「見たくもねーよ、矢口のハダカなんて」という書き込みも多かったが、自分は見たいけどね。

(5)性玩具TENGAの躍進

公序良俗に反しないとは思うが、あまり詳しいことは書かない。

ただ、予想外に売れていることだけは強調しておかなければ。

(6)『笑っていいとも!』番組終了を発表

来春、フジテレビの看板番組が消える。

ここ数年・・・というか数十年観ていなかったのだが、小中学生のころは増刊号が楽しみでねぇ、あのころは「要らねぇよ!」と思っていた嵐山光三郎のワンコーナーまで観返したくなった。

(7)『ベストビデオ スーパードキュメント』休刊

いろんな意味で世話になった人気のAV情報誌が「唐突に」休刊。

AVそのものの売り上げやレンタルは横ばいではあるものの、情報などを紙媒体で知ろうとするひとが減っていることは事実。

ここにもネットがからんでくるわけだが、しかし、AV界に突出した存在が居れば紙媒体の需要も増えるはずで、つまりスター不在が現在のAV界における最大の問題といえるのではないか。

(8)芸能人ステルスマーケティング問題

簡単にいえば、ブログやツイッターなどで、宣伝に見えないように商品や企業を紹介する投稿を指す。

それらを一部芸能人が投稿し報酬を受け取っていたことが確認され、騒動に。

ブログ閉鎖とか涙の謝罪とか荒れに荒れたが、自分の興味は「…で、実際にどれだけ売れたの? 効果あったの?」のほうにある。

(9)AKB峯岸みなみ丸刈り謝罪動画

ひとが死んだわけではない、誰かと誰かが結婚したわけでも不倫したわけでもない、なのに、このインパクト―そういう意味では、芸能史に残るかもしれない。

あの映像は異様には映るが、自分は面白いと思った。
このまま坊主頭を貫き通してくれるのであれば、推しメンとして挙げてもよかったのだけれどもなぁ!!

(10)『ほこ×たて』ヤラセ問題

番組をいちども観ていないので細かいことはいわないが、現場のディレクターたちは「それの、なにがいけないの?」なんて戸惑っているのではないか。

それが、常態化ということ。

いいとかわるいとかではなく、そういう風になっちゃっているのだ。




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コメント (3)
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