名言名句(441)
「生き代わり死にかわりして打つ田かな」『村上 鬼城』
人間の世代交代が大自然と対比してうたわれるとき、我々は、
つくづくと生命の無常を感じないではいられません。無常に
耐えていきていくのです。生命の無常をしっかり認識するこ
とこそ、この人生を楽しく過ごす事にもつながることになる
のです。生命の限界を知ることは、その限られた時間を精一
杯、自分なりに生きて行こうとするものです。上べの楽しさ
を追及するのではなく、有限を知ったもののみの、生を労わ
り自分を充実させ楽しみに生きるのです。聴覚に難があり、
また子沢山の鬼城は、生活も楽ではなかったようです。
しかい、自分自身を精一杯生きるということにおいて、鬼城は、
人生をしっかりと見つめる眼をもっていたといえるでしょう。
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11月に咲いている花「ポインセチア」
11月から12月頃に
よく見かける。まっ赤。
(ほんとうは
まんなかの黄色い部分が花)。
なんとなく
”クリスマス近し”という感じ。
赤と緑の組み合わせがいい。
・アメリカの駐メキシコ大使の
ポインセット氏が
メキシコで発見し、
アメリカ帰国後に紹介して
広まったことから
「ポインセチア」になった。
・マダガスカルの国花。
・別名
「猩猩木」(しょうじょうぼく)
”猩猩”は中国の想像上の怪獣で
猿のような顔をもち、
毛は紅色。
赤い花なので
この猩猩にたとえられたと
思われる。
(猩猩=オランウータン、
の説あり)
・12月22日の
誕生花(ポインセチア)
・花言葉は
「聖なる願い」(ポインセチア)
(季節の花300より)