一日一名言(348)
紛う方なき怨敵(おんてき)師直公、この上は尋常のお覚悟あれ
庶民は赤穗浪士の味方だった。だから、多くの「浪士もの」が作られた。
その集大成が半世紀後に初演された『仮名手本忠臣蔵』だった。ただ、舞台を
南北朝時代としたために、そのクライマックス、仇役となった室町幕府の高
師直を前に冒頭の言葉を発するのは大石内蔵助ならぬ大星由良之助である。
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8月に咲いている花「オオバコ(シャゼンソウ) [大葉子]」
花の特徴 花茎を伸ばし、穂状に白い花を密集してつける。
葉の特徴 根際から生える葉は卵形で、縁が波打つ。
実の特徴 花の後にできる実はがい果(中央で横に割れ、上部が蓋のようにはずれて種子をこぼす)である。
この花について葉や花茎には踏みつけに適応できる丈夫な維管束が発達しており、適度な踏みつけによって生き延びることができる。
その他 漢字では「車前草」とも書く。 全草を乾燥させたものを生薬で車前草(しゃぜんそう)、葉と種子を乾燥させたものを車前葉(しゃぜんよう)、車前子(しゃぜんし)といい、それぞれ消炎、利尿、止瀉などの薬効がある。 俳句では「車前草の花」が夏の季語である。 属名の Plantago はライン語の「planta(足跡)」からきている。大きな葉から名づけられた。 種小名の asiatica は「アジアの」という意味である。
(花図鑑より)