愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)
「愛をつかむ」
子供を「大切にする」「尊重する」ということは、
子供たちを、自分たちでは考えることも、危険を
予知することも出来ない無能者のように扱うこと
ではなくて、話せばわかる者、自分で自分を危険
から守る自衛力を持つものと同じく、かつその力
を伸ばしてやることなのである。
====================================
1月から咲く花「藪椿(やぶつばき)」
開花時期は、 1/20 ~ 5/10頃。
(薮椿)
・薮椿は日本特産。
・一般に「椿」といったら
この「薮椿」を指すようだ。
一重や八重がある。園芸品種多数。
「佗助(わびすけ)」など
いろいろ種類がある。
・「古事記」では
”都婆岐(つばき)”、
「日本書記」には
”海石榴(つばき)”の字で
登場する。
(現在の奈良県桜井市金屋に、
昔(奈良時代等)、
「海石榴市(つばいち)」
という市場があり、
交通の要所ということもあり
賑わった)。
”椿”の字は
「万葉集」で初めて登場する。
・「つばき」の読み方の由来には
諸説あり。
1.”光沢がある”意の古語
「艶葉木(つやはき)」から。
(葉は濃い緑色で
光沢でピカピカ)。
2.葉に厚みがある意味の
「厚葉木」から。
3.強い葉っぱの木の意味の
「強葉木」から。
4.落ちた花が、
刀の鍔(つば)に似ており、
「鍔木(つばき)」の名から。
5.朝鮮名の
「冬柏(つくばく)」の名から。
・現在はふつう「椿」の字で
知られるが、この「椿」の字は
日本で作られた字(春に花咲く)で
中国では「椿」は、
栴檀(せんだん)科の
高木である「ちゃんちん」という木
のことを指し
漢名では日本の「椿」は
「山茶花」と記す。
(日本では「山茶花」は
”さざんか”で定着済。
昔からの取りちがえ)
・椿の花が落下する瞬間を
見たことがある。
直径10cmぐらいの一花全体が、
ドスンと一気に落ちる。
・「春山茶花(はるさざんか)」は、
名前は「山茶花」だが、
姿形は「椿」に近い。
花の開花時期も春先まで、と長い。
しましま模様の
「鎌倉絞り(かまくらしぼり)」
という品種がよく知られるらしい。
★「椿(つばき)」いろいろ
薮椿 もっともよく見かける椿。
花は大きくやや筒型。
花ごと散る。
花びらは厚みがある。
雪椿 日本海側の
山地などに生える。
全体的に薮椿に
よく似ている。
花びらは平開し、
花ごと散る。
葉っぱの
こまかい葉脈が目立つ。
春山茶花 花、葉とも
薮椿そっくり。
花ごと散る。
山茶花 花びらは平開し、
1枚ずつ散る。
葉は薮椿よりは小さい。
寒椿 花は小さく八重が多い。
1枚ずつ散る。
葉は小さい。
夏椿 咲く時期は夏。
時期的に区別できる。
・幹は建材に利用され、
陶器や漆器などの工芸品の
デザインにも用いられる。
種子から採れる、
「椿油(つばきあぶら)」は、
頭髪用などに利用される。
また、椿の灰は
紫染めの媒染に使われる。
・花びらは、てんぷらにして
食べられるらしい。
・伊豆大島の椿は昔から有名で、
ここは太平洋上で
気温が高いため
1月中旬から見頃(椿祭り)。
・1月12日、2月14日、
12月10日の誕生花(椿)
・花言葉は
「贅沢、おしゃれ、
至上の愛らしさ、
謙遜の美徳」(椿)
・薮椿の別名
「山椿」(やまつばき)。
・新潟県の県の木(雪椿)
・「あしひきの 山つばき咲く
八峯(やつを)越え
鹿(しし)待つ君の
いはひ妻かも」
万葉集
「巨勢山(こせやま)の
つらつら椿
つらつらに
みつつ偲(しの)はな
巨勢(こせ)の春野を」
万葉集
坂門人足
(さかとのひとたり)
「ちはやぶる
伊豆のお山の 玉椿
八百万代も 色はかはらじ」
金槐和歌集 源実朝
「落(おち)ざまに
水こぼしけり 花椿」
松尾芭蕉
「赤い椿 白い椿と
落ちにけり」
河東碧梧桐
(かわひがしへきごとう)
「昼の井戸
髪を洗ふと 葉椿の
かげのかまどに
赤き火を焚く(たく)」
若山牧水
(わかやまぼくすい)
「ゆらぎ見ゆ
百の椿が 三百に」
高浜虚子
(たかはまきょし)
(季節の花300より)
「愛をつかむ」
子供を「大切にする」「尊重する」ということは、
子供たちを、自分たちでは考えることも、危険を
予知することも出来ない無能者のように扱うこと
ではなくて、話せばわかる者、自分で自分を危険
から守る自衛力を持つものと同じく、かつその力
を伸ばしてやることなのである。
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1月から咲く花「藪椿(やぶつばき)」
開花時期は、 1/20 ~ 5/10頃。
(薮椿)
・薮椿は日本特産。
・一般に「椿」といったら
この「薮椿」を指すようだ。
一重や八重がある。園芸品種多数。
「佗助(わびすけ)」など
いろいろ種類がある。
・「古事記」では
”都婆岐(つばき)”、
「日本書記」には
”海石榴(つばき)”の字で
登場する。
(現在の奈良県桜井市金屋に、
昔(奈良時代等)、
「海石榴市(つばいち)」
という市場があり、
交通の要所ということもあり
賑わった)。
”椿”の字は
「万葉集」で初めて登場する。
・「つばき」の読み方の由来には
諸説あり。
1.”光沢がある”意の古語
「艶葉木(つやはき)」から。
(葉は濃い緑色で
光沢でピカピカ)。
2.葉に厚みがある意味の
「厚葉木」から。
3.強い葉っぱの木の意味の
「強葉木」から。
4.落ちた花が、
刀の鍔(つば)に似ており、
「鍔木(つばき)」の名から。
5.朝鮮名の
「冬柏(つくばく)」の名から。
・現在はふつう「椿」の字で
知られるが、この「椿」の字は
日本で作られた字(春に花咲く)で
中国では「椿」は、
栴檀(せんだん)科の
高木である「ちゃんちん」という木
のことを指し
漢名では日本の「椿」は
「山茶花」と記す。
(日本では「山茶花」は
”さざんか”で定着済。
昔からの取りちがえ)
・椿の花が落下する瞬間を
見たことがある。
直径10cmぐらいの一花全体が、
ドスンと一気に落ちる。
・「春山茶花(はるさざんか)」は、
名前は「山茶花」だが、
姿形は「椿」に近い。
花の開花時期も春先まで、と長い。
しましま模様の
「鎌倉絞り(かまくらしぼり)」
という品種がよく知られるらしい。
★「椿(つばき)」いろいろ
薮椿 もっともよく見かける椿。
花は大きくやや筒型。
花ごと散る。
花びらは厚みがある。
雪椿 日本海側の
山地などに生える。
全体的に薮椿に
よく似ている。
花びらは平開し、
花ごと散る。
葉っぱの
こまかい葉脈が目立つ。
春山茶花 花、葉とも
薮椿そっくり。
花ごと散る。
山茶花 花びらは平開し、
1枚ずつ散る。
葉は薮椿よりは小さい。
寒椿 花は小さく八重が多い。
1枚ずつ散る。
葉は小さい。
夏椿 咲く時期は夏。
時期的に区別できる。
・幹は建材に利用され、
陶器や漆器などの工芸品の
デザインにも用いられる。
種子から採れる、
「椿油(つばきあぶら)」は、
頭髪用などに利用される。
また、椿の灰は
紫染めの媒染に使われる。
・花びらは、てんぷらにして
食べられるらしい。
・伊豆大島の椿は昔から有名で、
ここは太平洋上で
気温が高いため
1月中旬から見頃(椿祭り)。
・1月12日、2月14日、
12月10日の誕生花(椿)
・花言葉は
「贅沢、おしゃれ、
至上の愛らしさ、
謙遜の美徳」(椿)
・薮椿の別名
「山椿」(やまつばき)。
・新潟県の県の木(雪椿)
・「あしひきの 山つばき咲く
八峯(やつを)越え
鹿(しし)待つ君の
いはひ妻かも」
万葉集
「巨勢山(こせやま)の
つらつら椿
つらつらに
みつつ偲(しの)はな
巨勢(こせ)の春野を」
万葉集
坂門人足
(さかとのひとたり)
「ちはやぶる
伊豆のお山の 玉椿
八百万代も 色はかはらじ」
金槐和歌集 源実朝
「落(おち)ざまに
水こぼしけり 花椿」
松尾芭蕉
「赤い椿 白い椿と
落ちにけり」
河東碧梧桐
(かわひがしへきごとう)
「昼の井戸
髪を洗ふと 葉椿の
かげのかまどに
赤き火を焚く(たく)」
若山牧水
(わかやまぼくすい)
「ゆらぎ見ゆ
百の椿が 三百に」
高浜虚子
(たかはまきょし)
(季節の花300より)