人生日訓(756)
「法界寺」
それを小さい宗旨や宗派にくぎるところからお寺は経営維持が難し
くなってくる。つまり、少数の壇信徒や、僧族だけの私有物になっ
てしまうからである。ところがこの筆者の神田寺はいわば土地の市
民館、公会堂のようなものであるから、誰が使ってもいいし、誰で
も気兼ねなく出入りが出来るのである。まして土足のままで講堂に
入れるようになっているから繁盛するのである。
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8月から咲く花「鶏頭 (けいとう)」
開花時期は、 8/10 ~ 12/10頃。 ・熱帯アジアなどの原産。 日本には万葉時代には すでに渡来していた。 ・花が鶏の鶏冠(とさか)状に 見えるのでこの名前になった。 英語でも 「cocks-comb」(鶏のとさか)。 この花は、 世界中のどの人が見ても 「鶏のとさか」に見えるのだろう。 ・花が丸くなって咲くものや、 槍のようにとがるものなど、 いろいろある。 色は赤いものがほとんど。 だいだい色のものもある。 ・昔は草染めの原料として利用された。 ・薬効 下痢、止血 ・薬用部位 花穂 ・生薬名 「鶏冠花(けいかんか)」 ・薬効 婦人病 ・薬用部位 タネ ・生薬名 「鶏冠子(けいかんし)」 ・別名 「鶏冠花」(けいかんか)、 「韓藍」(からあい)。 ・8月19日の誕生花(鶏冠鶏頭) 9月3日の誕生花(槍鶏頭) ・花言葉は「おしゃれ」(鶏冠鶏頭) 「個性」(槍鶏頭) ・「わが屋戸に 韓藍(からあい) 蒔(ま)き生(おほ)し 枯れぬれど 懲りずてまたも 蒔かむとそ思ふ」 万葉集 山部赤人 「秋さらば 写(うつし)もせむと わが蒔(ま)きし 韓藍(からあい)の花を 誰(たれ)か採(つ)みけむ 万葉集 作者不詳 「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」 与謝蕪村
(花座缶より)