土山宿は、鈴鹿峠越えを終えた旅人が最初に入る宿場である。街道沿いには、今でも本陣や旅籠をはじめ、格子戸を持つ古い民家が軒を連ね、当時の面影を残している。土山は少なくとも室町後期から宿駅的な様相を持っていた。ここ土山もお茶どころである。
土山には、立派な問屋場が復元され、、「東海道傳馬館」として建てられている。昔人や馬を用意して、運ぶ荷物の代金を決めたりする役所であった。
旧土山本陣跡には、今も土山治子さんが住んでいると聞く。水口に入る野洲川沿いに土山一里塚碑がある
京や大坂の人たちは鈴鹿峠を越え、東海道の日永追分から「伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ」と伊勢音頭に歌われる津を経て伊勢に参詣、往時は非常に賑わった。
水口宿まで10.5kmの道程である。
広重への絵は「土山・春之雨」の図である。鈴鹿峠を越えて山を下ると土山の宿に入る。鈴鹿峠越えは、よく雨に降られることで知られ、図も雨の中、田村川沿いに旅の一行が通りすぎていく景を描いている
1月に咲いている花「万作」
開花時期は、 1/25頃~ 3/25頃。
・春に他の花に先駆けて咲くので
”まず咲く花”ということでだんだんと
”まんさく”になっていったらしい。
また、花がたくさんつくので
「豊年満作」から命名されたとも。
欧米でも人気があり、
「魔女の榛(はしばみ)」
という名前もついている。
・「万作」とも書く。
・細長いひも状のちぢれた花。黄色が鮮やか。
赤い種類のものもある。
この、ひも状の花弁が、陽気な踊り子の手足
のようでおもしろいことから、
古くから花木として庭などに植えられる。
・支那満作(しなまんさく)は、
花が咲くときに、前年の枯れ葉が
まだひっついてることが多いです。
・2月25日の誕生花(満作)。
・花言葉は「幸福の再来」(満作)。
(季節の花300より)