季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

東海道五十三次(坂下宿)

2008-01-03 07:18:06 | インポート

坂下宿は、三重県と滋賀県の境にある。元の宿場は、東海道の難所の一つ、鈴鹿峠のすぐ下にあったが、慶安3(1650)年の大洪水で1km東側に移された。旅人は、、前の宿場などで馬を雇い、峠を越えて行った。

鈴鹿峠の街道を少し外れた所に「鏡岩」があり、岩場は眺望が素晴らしい。
峠を越え滋賀県に入り土山に出る、海道沿いに土山名物「かにガ坂飴」がある。昔から土山はあめが名物、雨と飴のかけあわせ、「間の土山、雨が降る」と鈴鹿馬子唄に歌われた。
土山宿まで9.7kmの道程である。


広重の絵は「阪之下・筆捨嶺」である。鈴鹿の山々は八百八谷といわれ、約26町(2.8km)に及ぶ険しい山路が続く。特に八町にわたる27曲がりの坂道は山賊が出ると恐れられた


1月に咲いている花「薺(なずな)」

開花時期は、  1/20頃~  5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)からの変化。 
  なでたいほどかわいい菜、の意から。     
  また、夏に枯れて無くなることから       
  「夏無(なつな)」、これが変化したとも。
・秋に芽ばえ、早春に咲き始める。         
・中国では止血剤、ヨーロッパでは通風、赤痢
  などの薬として使われる。                
・別名  「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)   
          風に揺れたときの音から。       
        「三味線草」(しゃみせんぐさ)   
          実が三味線の撥(ばち)に       
          似ているから。                 
・春の七草のひとつ。 

(季節の花300より) 

                    


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