坂下宿は、三重県と滋賀県の境にある。元の宿場は、東海道の難所の一つ、鈴鹿峠のすぐ下にあったが、慶安3(1650)年の大洪水で1km東側に移された。旅人は、、前の宿場などで馬を雇い、峠を越えて行った。
鈴鹿峠の街道を少し外れた所に「鏡岩」があり、岩場は眺望が素晴らしい。
峠を越え滋賀県に入り土山に出る、海道沿いに土山名物「かにガ坂飴」がある。昔から土山はあめが名物、雨と飴のかけあわせ、「間の土山、雨が降る」と鈴鹿馬子唄に歌われた。
土山宿まで9.7kmの道程である。
広重の絵は「阪之下・筆捨嶺」である。鈴鹿の山々は八百八谷といわれ、約26町(2.8km)に及ぶ険しい山路が続く。特に八町にわたる27曲がりの坂道は山賊が出ると恐れられた
1月に咲いている花「薺(なずな)」
開花時期は、 1/20頃~ 5/15頃。
・「薺」は「撫菜」(なでな)からの変化。
なでたいほどかわいい菜、の意から。
また、夏に枯れて無くなることから
「夏無(なつな)」、これが変化したとも。
・秋に芽ばえ、早春に咲き始める。
・中国では止血剤、ヨーロッパでは通風、赤痢
などの薬として使われる。
・別名 「ペンペン草」(ぺんぺんぐさ)
風に揺れたときの音から。
「三味線草」(しゃみせんぐさ)
実が三味線の撥(ばち)に
似ているから。
・春の七草のひとつ。
(季節の花300より)