1000円分(7リッター)は、入れるだけよ
これは2010年04月28日の記事。
もしかしたら、ドン引きされるかも(汗)GSを利用する消費者からブーイングが起きるかも?!という書き出しからも分かるように、当時はヒヤヒヤしながらアップした記事です。
リッターマージン数円しかなくても「刷り込まれたサービス」を提供し続けて、
リッターマージン数円しかなかったから、業界の8割近くが赤字で自己資産食い潰しながら、
それでも「刷り込まれたサービス」を“必死で”提供し続けて、
がけど“必死”はいつまでも持たない。(持つわけがない)
ある時、プチンと糸が切れました。
「1000円分は入れるだけ」
「発券店値付けカードは給油のみ」
「ここはいくら?」には「安いのが良いのならこの先にセルフがありますからそちらへどうぞ!」
「2度と来てやらんからな!」には「2度と来ないでください!」
「そんなことでは潰れるぞ!」と店頭で。
「知って下さい知って下さいと書き続けてください。どうせすぐ潰れるんでしょうけど」とコメントで。
時は流れて ー
2020年。
|ヘ(´ω`)ゞイヤァ~
まだやってます。
そして気が付けばリッターマージン30円!?
ウソデショ? モライスギジャナイノ? ナンダカオチツカナインデスケド。。。
それでも1000円分だけでなく、2000円分も入れるだけ。
今2000円分は約14リッターだから粗利は420円もある。
それでも2000円分も入れるだけ。
昔みたいに「窓も拭いてくれない?サービス悪いな!」なんて言うお客さんもいないし。
(※30リッターでも給油のみの場合もあるし、1000円分の方は「少なくてごめんやで」って言ってくれる)
リッターマージンが5円しかない時は「高い」「暴利」と罵られ、今は30円もあるのに誰も何も言わない。
そして、
リッターマージンが5円しかない時は「要求されたサービス」も、今は30円もあるのに誰も何も言わない。
(4月7日の燃料油脂新聞より)
近隣セルフとの値差も殆ど無いし。
人手も無いし。
なにより、歳が行きました。
無料サービスを要求され、必ずそれを行わなければならないなら、もう店を畳みます。