1月17日ぜんせきより
セルフ前年比210ヵ所増
19年9月末 全国1万198ヵ所に
※
セルフは増える。フルは減る。
安売店が不採算だとして切り捨てたポリ容器1つ2つの配達を担ってきた小規模なガソリンスタンドが減っていく。
栃木石商・協 村上芳弘理事長 一枚岩で“最後の砦”守ろう
>全石連が総決起大会で「これ以上SSを減らすな」と言い続けているが、
残念ながら小規模SSはどんどん減少している。
※
JAや異業種の廉売に対して全石連(組合)は行動する。
しかし、
大手特約店の差別対価での廉売や、中小特約店や3者販売店の業転玉を利用しての廉売には触れてこなかったし、今もノーコメントだ。
そんなふうにして全量正規仕入の小規模店をスケープゴートにしてきた業界だ。
一枚岩になんてなれるわけがない。
1月20日ぜんせきより
SS“生の声”をエネ庁に訴え
※
販売業者の声は、消費者にこそ知って頂きたいと思っています。
それは、販売業者の声が消費者の声に繋がらない限り業界の是正は叶わず、更にガソリンスタンド過疎地と灯油難民が増えることになるだろうと思うからです。
(2017年01月21日「販売業者の声」より再掲)
経営実態調査@販売業者の「声」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9e9cd43e3d06052a1d005cec28fab9e0
12月市況概況 46県で粗利下落
※
「何を口実にしてでも値上げする石油業界だものね」というような世間のイメージを変えない限り、
また、価格差がある限り、
地域への燃料油供給を続けるための再投資や雇用に必要なマージンを得ることは難しいと思います。
1月20日燃料油脂新聞「社説」
※
「ここはいくら?」「えー!?ウソー!何その値段!高ーっ!!」
近隣他店より10円以上高く売るしかなかったあの頃、
それでも粗利は一桁しかなかったあの頃、
毎日、一日に何度も耳にした言葉です。
「そんなに儲けなくてもいいだろう」「よくそんなえげつない真似ができるね」
年に何百万という赤字で、自己資産を投入しながら、耳にした言葉です。
卸格差が公になっておらず、価格差の理由を説明する術がなかった時代のことです。
今ー
再投資や雇用のためにはリッターマージン20円以上必要だという意見が多数です。
市況が良くなったこの商圏(当市)では、近隣他店より10円高く売れば、今なら20円というマージンを得ることが出来ます。
だけど、この好市況が続くという保証はない。
今日の業界紙1面の「陸上スポット軟調鮮明」という見出しをみてもそう思う。
消費者には「安値が善」だ。
利益より近隣他店の売価に合わせることを選ぶ地場小規模店は多いと思います。
いくら粗利を多めに設定しても誰もお客様が来なければ売上げ”ゼロ”ですから…。
粗利の多い少ないはお客様が来て初めて出来る話になりますから、疲弊すのは分かっていながら近隣の他店に近い値段にしてまずはお客様に来てもらう状況を作る店舗も多い気持ちは分からくもないですね。
確かにそうですね。
でもこれまで10円以上の高値販売をせざるを得なかった販売店にはもうそういう考えは無いのではないでしょうか?
他の方はどうか知りませんが、少なくとも私にはありません。
それに価格差が10円から数円に縮小しただけで高値店であることに違いは無いのですから、値段で来店してもらえることも無いと思っています。
売価をなるべく市況に合わせようとするのはそういう理由ではなく、
もうあの頃のような消費者からの「高い(悪徳)」という言動に遭いたくない!!
という思いが根底にあるからだと思います。
そして「その日」が来ることを覚悟しているから。
これがもしも後継者がいて、再投資に雇用も必要だと考えるなら、市況に合わせるよりも粗利を取ると思います。