masumiノート

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悩む・切り捨て御免・正当防衛

2012年06月29日 | ガソリンスタンド

まだ40年経っていない地下タンクでも、後継者が居ても・・・悩む!!



6月27日燃料油脂新聞より
<一部抜粋>
同SSは幹線沿いに面しているものの、周辺には元売販社や大手業者が乱立しており、今後販売量の伸びや高いマージンは期待できないうえ、
POSや計量機など設備の老朽化が著しく、多額の設備投資が必要となるなど多くの問題を抱えている。

「FRPで7-800万円、タンクを入替えるなら1000万以上必要となるが、全額持ち出しなら廃業した方が賢明。
(※来年以降も補助金が出るとは限らないため)
周りにも40年近いタンクを抱えた仲間が多いが、資金的に余力のある業者は少ないだろう」

「息子がいなければ、これ(消防法改正)を機に廃業できたが、跡を継ぐと言われただけに悩ましい・・・」



6月28日燃料油脂新聞より

浮気買いをしている3者店は、特約店や元売の“自分勝手な”都合で、
それを理由にいつでも切られてしまうのだ。



新聞記事の向って左
「世田谷区で20円超の格差」



「記者の眼」より
業界の「末期症状」か 足引っ張りあう業者


(業転購入の意見の対立について)
考えの違い、不条理は元売に向けるべきことで、業者間で争うことではない。
業転があるから問題なのであって、それを仕入れるか仕入れないかは業者と元売間の問題。

ところが最近

無印ローリーが入っている(荷卸し)写真を元売(支店)に報告する動き。
それも異常な安値店だけならまだしも、ただ仕入れているだけで報告している様子。


これを裏付けるように先月以降、某系列では特約店を通じて販売店の仕入れに関する調査(確認)が細かく厳しくなっているという。

緻密に言えば系列業者は業転を仕入れてはいけない。
だが「許容範囲内」であれば元売も黙認してきたが、写真を見せられることで黙認できなくなったもの。

同系列業者間でもここまで足を引っ張り合う時代になったということなのか。


*********

浮気組さんは業転を取るのは正当防衛だって言うよね。
その行為を写真に撮って報告するのは、足の引っ張りあい?

それはちょっと違うんじゃないのかなぁ?


業転を取るのは「自分の店を守るため」かも知れないけど・・・
系列100%仕入れの販売店にとっては、足を引っ張られている行為そのもの。


その“報告した”系列100%仕入れの販売店にとって、それが正当防衛に繋がる手段じゃなかったのかな?

私が、「世間に知ってもらうことでこの業界の状況が好転すれば良いなぁ」、「値段が高いのはそれなりの理由があるってコトを消費者に知ってほしいなぁ」、と思ってブログ書いているのと同じで。


みんなそれぞれが正当防衛だし、攻撃だし、どっちもどっちだし・・・(?)



まぁとにかく、何せ元売さんに言いたい。

系列は系列仕入れで経営が成り立つように、仕組みを変えてください!!



<以下、追記しました>

>「許容範囲内」であれば元売も黙認してきたが

許容範囲って何?
元売は連帯して品質を保証してるのですから、
恒常的に業転を取ってる行為を黙認していてはダメでしょ。

でもアレですよね?
全て許さないでいたら、系列販売店が一致団結して仕切り格差を公に問題にする恐れが生じるから・・・

さぁて、
どうされますかね?



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