masumiノート

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廉売されたって地場フルはもうへっちゃらなのですよ。

2018年07月17日 | ガソリンスタンド4

7月14日燃料油脂新聞より
POS対策後手に 入れ替えコスト負担増が要因

システム関連会社も救済策がないか模索を続けているが、手立てがないのが現状だ。
※改正割賦販売法


17月3日ぜんせき「論説」より

廉売プロジェクトチーム(PT)が始動する理由


中小石油販売業者を支援する自民党・石油流通問題議員連盟が設置した廉売問題PTが始動した。
コストコなどが通常の市場原理ではあり得ない廉売価格で周辺の中小SSの経営を脅かしている実態を解明し、我が国の競争政策に沿った公平・公正な経営環境を実現するためである。
「中核SS」「小口燃料配送拠点」「住民拠点SS」
これらは国の補助金を使って整備されているもので、民間企業であるSSが公共インフラとしての役割を担っていることは、いまや周知の事実である。
そのSSネットワークの維持が、不可解な廉売の影響で危機に陥っている。
国がSSを災害時に必要だとして支援している一方で、石油流通市場の公正な取引環境を担保することも国の役割である。
だから石油流通議連がこの問題に取り組んでいるのである。

***

不可解な廉売の影響で危機に陥っている。

※ ↓ 系列地場3者店にとって不可解な系列店の売価 ↓

系列なのに140円割れ なぜ卸上昇と相反 不満募る地場SS







7月17日燃料油脂新聞より


全石連経営部会 喜多村新部会長
異業種廉売・発券店値付けカード 改善に意欲示す
「仲間がどんどん減っていく」
「商売の仕組みが異なる新規参入業者がマーケットを引っ掻き回して利潤だけを得るということは許されない」


コストコ@記事一覧






「社説」非系列供給減 健全化の証し



独自PBで屈強に生き抜く
系列セルフより高値販売 静岡県小規模フル


系列仕切りと業転価格の間に大きな格差があったころには独自PBへの移行を検討するSS業者が目立っていたものの、元売の経営統合・合併の動きが加速しているなかで「独自PBのメリットはほとんどない」という見方が大勢となっている。
独自PBにもう存在意義はないのだろうかー
約1年前に独自PBサインポールを掲げ始めた静岡県小規模地場フルサービスSS業者のいまに迫った。

***

「独自PBSS業者になってからのお客さんの数ですか。あまり変わっていないかな。いやむしろ増えたかも知れない。理由は近くのSSが閉鎖したからか」

「やはり独自PBサインポールを掲げようと思った最初のきっかけは系列仕切りの高さだった。経営が成り立つまともなガソリンマージンを得ようとすると商圏範囲内で営業している大型セルフSSよりも10円超も高い現金価格にしなければならない。
2者特約店には系列仕切りと業転価格の格差が確かに2円とか3円かもしれないが、規模が小さなフルSS3者販売店はそうはいかない。
独自PB-SS業者になっても安売りをしないことが肝要だ」



そういうことです。

そして今では系列もPBも関係なく、
“地場”そして“フル”ということに価値があるのだと思います。



セルフ解禁当初、当店にもセルフ化の話がありました。
また数年前までは「セルフにして安くして」と言った顧客もありました。


安値に流されない人(企業)がありました。

数年前、安値集客の限界を察知した安値店は安値販売を終えました。
販売価格差を縮小させても粗利は回復しています。


そして今、セルフにしなかったことが「吉」となりました。












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