masumiノート

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「本来商売としてあるべき方向に向かっている」

2018年08月22日 | ガソリンスタンド4

8月17日ぜんせきより

「論説」業転業者OBの見た 今



それまで「無印」と呼ばれてきた非系列業者のSSがネットワークを広げ、元売と商社の合併会社は解体し、残されたSSは元売が自らの子会社を使い社有物件として運営に乗り出す。

業転玉は市場の3割に達するほど間口を広げ、「外販」として市場を席捲したのはつい2年ほど前まで。

それがいま、跡形もない。

40年以上石油に関わってきた商社マンOBはこの状況に驚きを隠せないが、同時に自らの経験を踏まえ口にするのは
「あの時代が正しかったとは思わない」ということ。

いま転籍を持ち掛ける相手も、業転をこっそり売れる相手もいない。
なにより商売を成立させる安い業転玉がない。
自らの経験が否定されるような話だが、「それが商売としての常道だろう」という。


公正な市場でだれもが納得する商売の方が良いことは、一人の消費者となった今だからわかる

「石油は変わった。しかも本来商売としてあるべき方向に向かっている」というのが、人生を賭け石油と向き合ってきた実感だ。




8月21日燃料油脂新聞より

大阪府内 卸一段と厳しい環境に
元売「計画配送」促進で 系列外仕入れ減少へ





近畿市場 系列マーク掲出が困難 
PB系業者SS運営限界も


近畿市場では独立系PB業者のSS経営維持が厳しい情勢にある。
PB業者の間には商社系ブランドマークなどを求める声も出ているが、ハードルは一段と高くなっている。

昨年来の需給改善、ローリー不足などを要因として石油製品の仕入れが滞るなど、PB業者にとっての経営環境は一段と厳しくなっている。
「条件的に厳しい各地域の独立系PB業者の淘汰は加速されていく」(商社筋)との見方が強まっている。




業界紙には元売統合最終章で安値の業転玉が無くなり、独立系PBはピンチという記事が多いのですが、
知り合いのPB業者さんたちは、決してそんなことはなく、玉の心配もされていないようですし、何よりバリバリドンドン儲けておられます。

知り合いではありませんがこのマサさんとおっしゃる方などはこれからPBになろうとされているくらいです。
確かに系列と業転の卸格差が縮小したとはいえ、それは2者店レベルの話ですからね。







それにしてもリッターマージン25円とは!!
(系列仕入れでも19円とありますのでかなりの好市況地域と推測されます)

全両系列仕入れでマージン一桁しかないのとでは確実にモチベーションが違ってきますね。




それはそうと、
業転玉の、本当のところは一体どうなっているのでしょう?



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