2月26日ぜんせきより
消防庁 保安規制緩和課題抽出 燃料供給インフラ検討会が実証実験報告
全石連 コスモにも住民拠点SS協力要請
これが2月ガソリン価格の内訳
2月28日燃料油脂新聞より
ガソリン適正マージン確保へ「粗利率20%実現を」
>例えば元売仕切りがガソリンリットル135円(税込み)で粗利20%は33円で、
仮に月販100キロリットルのSSでは330万円の粗利率が見込まれる。
ただ、一方で販売価格が168円に跳ね上がるため、大方のSS関係者は「非現実的だ」と一蹴。
※
店舗の規模等で月間販売数量は50キロリットル程度の田舎の小規模店もあれば、
コストコセルフSSのように1500キロリットル~2000キロリットルという桁違いの量販店もある。
粗利率20%が33円の場合
100キロリットルでは330万円
50キロリットルでは165万円
2000キロリットルでは6600万円
何が言いたいのかというと、
適正利益(リッターマージン)はそれぞれの販売数量によって変わってくる。
つまり販売価格差が生じる。
消費者はなんだかんだいっても安さを求めている。
それもリットル当たり15~20円も違えば答えは分かり切ったこと。
(https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/5c4fac4c887153e8a92b42eb6ac8540a)
量販型大型店の出現で小規模店の存続が困難になったということです。
3月2日ぜんせきより
廉売問題「現場は深刻」 経営部会 公取委・藤本取引部長へ直訴
安いことは良いことという消費者心理があるかも知れないが、行き過ぎれば燃料油の供給拠点がなくなる。
公取委の藤本取引部長は
「なるべく廉売の影響が長引かないように迅速処理で対処している。ただ側聞だが、過疎地では自治体がSS経営するような事例まで出ているという。また災害時におけるSSの役割についても、一番大変な時に頑張っているSSの姿がもう少しわかれば、消費者に理解される面が出てくるだろう。現場の実情などを今後もよくお聞かせいただきたい」
などと返答した。
※
>現場の実情などを今後もよくお聞かせいただきたい。
悠長ですね。
業界側はもう何十年も前から言っているはずなんですが。
そんな悠長なことだからガソリンスタンドの数が半分にまで減ってもまだ地場店の廃業が止まらないんですよ。
>自治体がSS運営
してくれるなら良いですが、
こういうケースもあります。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fd7293873fc9baf803d3db0be1b59f4a
確かに災害時などの有事の時は有難い存在として感謝されるかもしれませんが、昔みたいな義理人情よりも目先の価格ということで、平時に戻った時には掌を返したように安いところに流れてしまうのが大半ですよね…。
そういえば会社でもベテランの人が「今の若い奴は持ちつ持たれつというか、義理人情ってものが無いから寂しいわ!」と言ってましたが、今の世の中そういう風潮になってきてますね。
年末に水廻りの故障で業者を呼ぼうとしたら子供が「ネット(相見積もりのサイト?)なら安い」と言って注文しようとしたけど年末年始は休みで、結局いつもの市内の業者に頼んだそうです。
「高いかも知れないけど、誰がこんな暮れに来てくれる?」
「普段からの付き合いが大事なんやで」と、子供さんに言っておいたそうです。