5月27日燃料油脂新聞より
週間コスト 2円50銭前後上昇
元売系列2万2671 撤退数は24年間で最少の338ヵ所
セルフ比率は上昇の36.5%
2020年3月末現在の元売系列SS在籍状況
コロナ、働き方改革影響で SS“新常識”誕生か
タブレット端末給油許可 全国初めて本格稼働
st31掲示板 http://st31.com/bbs/index.php より
>全国一律で、10万円/SS
元売からのこうした支援は全て特約店を通じて行われます。
過去に6円の事後調整があったとき、それが届かなかった販売店が存在しました。
なので是非、こうした情報はぜんせきで報じてあげてほしいです。
JXTGの運賃改定情報も。
5月28日燃料油脂新聞より
JXTG・出光昭和シェル 全油種2円50上げ
3週上昇累計11円50銭
石油情報センター公表SS店頭全国ガソリン市況
業転格差5円12銭に拡大
※
規制緩和以降の“PB天国”と言われていた(3者店レベルでは10円前後にもなった格差)、あの頃と同じです。
そのせいかどうか知りませんが、あの頃と同じような記事が...↓ ↓ ↓
同系列店の安値に苦悩 「比較され値引き要求も」
※
あの頃、
安値競争に参加しながら低マージンをぼやく同業者もいました。
業転で薄めながら高値(系列仕切りを基にした)で売っていた同業者もいました。
>比較され値引き要求も
あの頃、
当然当店でもありました。
当時は「13円高く売ってもリッターマージンは5円」でしたので、値引きなど到底出来ることではなく、そうした多くの顧客は離れていきました。
集金先で、当店の請求書の金額ではなく、当店の仕入値と同額の価格看板を掲出している他店の、その価格で「計算し直した」と言って小切手を渡されたこともあります。(こちらから今後の取引をお断りしました)
JASS以外系列店しかないこの商圏の、あの頃の市況は、系列仕切りではなく業転を基準にしたような市況でした。
この商圏だけではなく全国各地でそのような状態でした。
しかしあの頃は「業転」「卸格差」は公になっておらず、高値店は悪者にされたのです。
今また系列仕切りと業転の格差が拡大している様子ですが、
現在の当商圏の市況は、信じられないくらいの好市況です。
販売価格差は殆どなく、しかもリッターマージンは約30円もあるのです。
(今週の仕切り上げで市況が動かなければその分マージンは減りますが、)
***
ガソリンは、「安売り」規制強化しないでね(^-)☆
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/857bbb406cafee7c526b981b74fe5403
全量正規仕入で「13円高く売ってもリッターマージンは5円」という状態でも、有難い顧客のお蔭で営業を続けてこられましたので、2017年06月05日に投稿した記事です。
::::::::::
室内清掃無期限休止「ハイリスク行動回避」
>感染者が出た時点で営業は停止になってしまう。
赤字でも、将来に希望は無いと思いながらも「やれるところまでやる」と営業を続けたのは、燃料油がライフラインだからです。特に灯油の小口配達は。
窓を拭いてあげたり、ゴミを捨ててあげたり、Tポイントを付けてあげるためではありません。
ガソリンスタンドは燃料油を供給するのが仕事です。
>過去に6円の事後調整があったとき、それが届かなかった販売店が存在
事後調整を横取りするようなエグいことする特約店が存在してたんですか(^_^;)
そういうのは懲らしめなきゃいけませんね〜
>窓を拭いてあげたり、ゴミを捨ててあげたり、Tポイントを付けてあげるためではありません。
あくまでも私個人的意見ですが、上記のことや携行缶などセルフには無い(出来ない)付加価値があるからこそ多少高くても付加価値料と割り切ってるのであって、極論給油だけならセルフで事足りるからフルの存在価値ないじゃん?と思ってしまうのは考えがズレてるのでしょうか?
(私にはそういう付加価値は必要ないので、その分安いセルフに行ってるのですが)
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d8830e84154042770aa2dfb8a67ae43d
付加価値についてはむらっちさんのおっしゃる通りで、実際それはセルフ解禁後の「普段は安値セルフで給油し、窓を拭いて欲しい時や空気圧チェックを目的とした時だけフルを利用する」という消費者行動に表れていました。
「高値=その分利益を取っているのだからサービスは当然」と思う消費者心理も、卸格差を知らなければ当然だと思います。
10円以上も高値で売っているのだから仕方がない、そう思いながら続けた無料サービスですが、
しかしそうした消費者に限って細かく、10リッターや1,000円分でそうした無料サービスを享受しようとする方が多いのです。
そして例え満タンであっても、精算時のレシートの単価を見て示される反応。
10円以上もの高値による顧客流出は凄まじく、社員を雇用しながらの赤字経営で、当時1,000円分では35円にしかならなかったなかで思っていました。
「どうして35円で窓を拭いてゴミを捨てて、その上まだ高いと文句を言われなくてはならないのか」-と。
そんななかでの救いは常連さんの優しさでした。
「こっちは後で良いから向こうを先にしてあげて」
窓拭きもゴミ捨ても「そんなん(しなくて)良い良い」と。
考えてみたら当店の付加価値は工業用潤滑剤と配達でした。
店頭での個人相手の給油は殆ど逆ザヤと言ってもいいくらいのものでした。
つまり利益は大口法人客があったから得られたわけで、精神的な救いは店頭での常連さんの優しさだったわけです。
また付加価値の考え方も様々で、セルフで自分で給油するのが嫌な方にとっては給油作業そのものが付加価値になるのだと思います。
当店はコロナ感染予防ガイドラインによるサービス取り止め以前に、発券店値付けカードは給油のみでやってきましたし、掛会員さんや現金のお客様でも店頭混雑時はサービス無しでやってきました。
規制緩和以前から今も当店を常連として利用して下さっている方はそれを許容してくださる有難いお客様だと思っています。
それに今は販売価格差も殆どありませんから気持ちもラクです。
極論言えばガソリン給油に関しては年配の人でも丁寧にやり方を教えて覚えてもらえればセルフで事は足りるかもしれませんが、工業用油に関しては地場店でしか扱って無い専売特許みたいなものですから、本当の付加価値はそこなのかもしれませんね。
他で代用が効かないところを扱っていると言うのは強みだと思います。
しかし大多数を占める個人消費者が店舗運営継続のカギを握っている部分は否めません。
故に何某かの強みがある販売店であっても、その多くが後継者不在です。