masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

中間マージンも「1円程度が妥当」かと・・・

2013年09月21日 | ガソリンスタンド2

取り上げるのが遅くなりましたが、9月6日の業界紙の記事です。

製油所に列なす無印ローリー
業転との違いどこに?
「ブランド料」に不信感

ぜんせきより
(一部抜粋)
製油所内には元売り間のバーターに伴う系列元売りの大型ローリーと並んで、同型の無印ローリーが並び、この段階にコストの違いは全く感じられない。(※この時点での品質は全く同一です)
こうした光景を目の当たりにした業者からは「ブランド料は元売りだけの利益を確定するもの」と断じる声も上がっている。

「ブランド料を含む仕切りが定着したことで、系列仕切りが業転価格を下回る可能性はなくなった。このままでは業転は安定して安く、系列は不合理に高い」

次は9月6日「燃料油脂新聞」の記事から一部抜粋。


ブランド料「1円程度が妥当」

全石連経営部会の中村彰一郎部会長は、価格差の要因である系列価格のいわゆる「ブランド料」(販売関連コスト)に関し、(サインポール・デザイン塗装に50銭、安定供給に関わるコストで50銭で)リットル1円程度が妥当とした部会報告(平成22年12月)の水準に「限りなく近づいてくれればありがたい」との考え方を示した。

(特約店の業転玉取扱いについて一定のルールを策定することなども要請したようですが)
中村部会長は」「部会としては業転格差を縮めてほしいというスタンス。
販売業者の多くは業転玉を買いたいと思っているわけではない」と指摘し、格差が」1円程度に縮小することを強く求めた。


*****

特約店(2者)の時点で格差が1円になったら、・・・業転玉を買う必要はないよね?
でも特約店が販売店」(3者店」)に卸す時に幾ら中間マージンを乗せてくるかが問題だよね。
中間マージンがもし4円乗せられていたとしたら、販売店時点ではまだ5円もの格差があるってことだもんね。
『特約店の業転玉取扱いについて一定のルールを策定』ではなくて“販売店の”業転玉取扱いについてのルール策定が必要だね。

でもさ
特約店には元売りから販売店管理費として1円のキックバックがあるのにさ、
そこにまだ中間マージンを何円も乗せてくるって強欲だよね。

「masumiさんとこの特約店さんは取り過ぎだと思います」っていう意見が多いけど、業界紙を見ていたらその上を行く高値仕切りのとこがあるんだよね(~~;
しかも面倒見も恐ろしく悪いみたいで...(==;
その点はうちの特約店さんはしっかりしてるよ(^^)

でもね、
上の「製油所に列なす無印ローリー」を見れば元売りのブランド料の中に品質保証料を入れるのは納得できないけど、その他の販売コストに関しては元売りにも言い分があるだろうから1円と決めつけるのはどうかと思うけど、
特約店と販売店の“基本関係”が週一のFAXと月一の集金だとしたら、中間マージンこそ1円程度で良いと思うけどね。

そして、他に何か要件が発生したらその時は手数料という形にしてくれた方が気分的にスッキリするんじゃないかな。



仕切り交渉”とは言うものの、その特約店以外から買うことは(それがいくら同一の製油所から出た玉であっても)業転扱いになってマークはく奪のリスクに繋がってしまう以上対等とは言えない、“優越的地位”にあるのが特約店なんだから・・・

だから、兎に角、特約店の既得権にもメスを入れてほしいと思うし、公取委が元売りに対して指導するんだったら特約店に対しても同じように指導してほしいと思うよ。