Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

北茨城 家族旅行 1 海づくしの湯はぎ屋

2010-05-28 00:33:42 | 国内旅行
今週はまたバンコク出張の予定だったが例の騒ぎのおかげで延期。
現地は急速に正常に復帰しつつあるようだが、あの騒ぎがここまで長引くとは思いもしなかった。
ここまで事態を混乱させて、しかも自分は遠くに隠れてなおゲリラ戦の続行を示唆する政治家なんて、それだけで信用できないと思うのだが、まあ、政治家の不毛はよその国をとやかく言えるような我が国でもないし。
一番かわいそうだったのは日中40度にもなろうかという炎暑の中、重装備で走りまわされた下っ端の兵隊さんたちじゃないだろうか。

ともあれ急に暇になったので温泉にでも行こうと親に連絡してみると、ちょうど弟も旅行を計画していたところだと言う。そんなわけで思いがけず、久しぶりの親子4人旅となった。

親をピックアップして車で来る弟と合流すべく、まずは上野からスーパーひたちで日立駅へ。
 なんだかわからない機械部品のようなオブジェが駅前にあるところ、日立製作所のお膝元っぽい?

ここから北に向かい、まずは常陸太田市の竜神大吊橋へ。
 高さ100メートル、長さは375メートルで本州最長の歩行者専用橋だそうだが、実はこれが見たくてここまで来たわけではなく、目的はこちら↓
 
最近人気が高いらしい、常陸秋そば。おばさん二人がすべて手作りしているらしい食堂、ちょっと田舎風のそばの方は新そばじゃないせいかそれほど違いを感じなかったが、脇についてきたこんにゃくがまるで蕨餅かゼリーのようにプルプルで、これはおいしかった。

そばの「ついでに」橋もちょっと見学。
 
ものすごく立派な橋桁の向こうへ行くには300円の通行料がいる。「橋はもう見たから、さあ、もう行こうか」

宿に入るにはまだ早い、と言うことで、次は有名な袋田の滝へ。
ところが行ってみると駐車場から滝へはだいぶ歩かないといけないらしい。
「袋田の滝はもう見たことがあるし、歩くのはいやだ」と親が言うのでそのまま車を停めもせずにUターン。
親が年を取るのってこういうことか、とちょっと寂しい。

結局いつもの通り、
 温泉のある「道の駅 奥久慈だいご」と
 里美牧場のソフトクリームが有名らしい「道の駅 さとみ」に寄っただけ。
まったく、我が家の旅行って・・・。

ここから海へ向かい、日立港を過ぎ、日立製作所の工場を過ぎてたどり着いた今夜の宿。
 海づくしの湯はぎ屋
はぎ屋旅館:朝から晩まで、海づくしの宿

この宿は名前の通り、目の前が太平洋。
 
フロントの前には海を眺めるための椅子が並び、4階の部屋のベランダからも180度海が見える。
 そしてこの部屋には海を眺めながら入るジャグジーが。

このジャグジーは母親に譲り、5階の大浴場へ。
このお宿は残念ながら温泉ではないのだが
 
大浴場のお湯は塩水、その隣には玉砂利を敷き詰めた低温海水ミストサウナ
 
さらに半露天風呂のお湯には「かじめ」と言う海草のエキスが入っているとかでお湯がワインレッドをしている。
お肌にいいという「かじめ湯」、ぬるぬるしているのかと思ったらそんなことはなく、においもなくてちょっと拍子抜け。
なかなかがんばっているお風呂だけれど、やっぱり天然温泉にはかなわないなあ。

夕食は1階の個室に用意。
 
蛸のトマトジュレ、イサキのなめろう、ローズポークのスープ煮に陶板焼きがまずセットされていて
 お刺身は舟盛り
 
青海苔餡のかかった魚はなんだっけ、焼き物は小さなタラ。
 
アンコウのピザに生牡蠣
 ご飯にはたっぷりのシラスがついてきて、これが新鮮だからだろう、とてもおいしかった。

海のそばなので食事は当然お魚尽くし、ちょっと洋風を入れたりして料理長はがんばっている。
でも味付けが全体に塩辛いのは北関東風味だろうか。

ふくれたお腹を抱え、海鳴りを聞きながら親子4人で寝につく。


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