Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

西モンゴルの旅 8 トレッキング3日目

2019-08-27 18:47:07 | チベット文化圏

7月22日

今朝はテントを撤収して氷河の元を離れる。
 
荷物を運ぶラクダさんたちもすでに待機中。

 8時半に出発して、往路とは別の道へ。
 
今日も幸いにしていい天気、周りには花がいっぱい。

 
雄大な氷河の光景ともいよいよお別れだ。

 
今日の行程はほぼ下り道、下っていくと小さな川が流れていて周りは湿地が多い。

 
飛び石伝いに渡れるところはいいのだが、1か所周り中湿地で面倒な所あり。
 
半数は自力でなんとか渡り切ったが、残りの半分はちょうど居合わせたドイツ人女性の馬を借りて渡った。
赤いダウンを着たこのお姉さん、馬方を一人連れただけの一人旅、フィティン峰にもガイドも付けずに一人で登頂したのだそうだ。さすがドイツ人、たくましい。

ここから少し行くと眼下にゲルの点在する谷が見えてきた。
 
きれいな湖も見えるこの谷はツァガーン渓谷。

ちょうどお昼なので、この谷の景色を眺めながら本日のお弁当を開くと
 今日は海苔巻き。
シェフの守備範囲の広さに驚くが、ご飯が酢飯ではないのがちょっと惜しい。

午後は結構な急坂をひたすら下る。
 しかし登りじゃなければなんと楽なことか。

 しばらく行くうち、稜線に我々の荷物を運ぶラクダ隊の姿が見えて
 
やがて孫を連れたラクダ使いのおじさん一行に追い抜かれた。

長い坂を下りきると谷を流れる川が見えてきた。

ツァガーンとは白いという意味で、この川の名前がツァガーン・ゴル、すなわち白い川。氷河から流れ出ているこの川は名前の通り、ミルクを流しているように真っ白なのだ。

 
川のほとりにある本日のキャンプ地には14時半に到着。
ここの標高は2400m、本日の移動距離も約15キロ。


テントを張ってもらったらあとはのんびり。

夕食の後にはすぐ近くに住むというラクダ使いの孫娘がお母さん手作りの土産物を売りにやって来た。
 
フェルトの座布団やかわいいゲルなど、お金を持て余していた皆さんにほぼ完売。
子供を寄越すところなど、ラクダ使いのおじさん、なかなか商売上手だ。


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2 コメント

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Unknown (キャンプ)
2019-08-27 18:56:58
凄い景色ですね、この広さ、気持ちいいな
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キャンプ様、 (Lunta)
2019-08-28 15:44:46
草原、と言っても想像よりも草が短くてまばらな生え方でしたが、さえぎるもののない緑の景色に雪山や氷河の景色は素晴らしかったです。
テント生活は実に健康的です。
返信する

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