Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

青森の旅 6 館鼻岸壁朝市

2021-08-09 16:11:45 | 国内旅行

7月4日

最近年と共にめっきり早起きになった友人と自分だが、今朝は一段と早起きして外へ。

ホテルの前の道には数メートルおきに彫刻が並べられていて
  
 
八戸の名所をテーマにしたこれが結構面白い。

ホテルを出てすぐの所からバスに乗車。
 これは八戸で有名な日曜朝市開催日に運行されている循環バス。
朝5:55から6:45まで4本あるので、6:35のバスに乗る。

乗車15分で日曜朝市会場に到着。鉄道なら本八戸から一駅の陸奥湊、そこから15分ほど歩かなければならない場所なのでこのバスは便利だ。

 入り口には感染対策のチェックがあったけれど
 
中に入ればずらりと並ぶテントの間を大勢の人が買い物したり食べ歩いたりして大盛況。
これが3月から12月まで毎週日曜に開催されている舘鼻岸壁朝市。

文字通り漁港の岸壁で開催されていて、車の向こうに並ぶ屋台は300店ほどもあるらしい。
陸奥湊には6年前に来たことがあるがその時は平日。以来この朝市に来てみたかったのだ。

並ぶ屋台を覗いて回ると
 
港らしく魚屋があって、炭火で干物が焼かれている所もあるし
 ホヤだけ売っているおばちゃんもいる。

 
いかにも自分のうちで採れた野菜を並べている人がいたり、盆栽屋さんがいたり。

 
岩手で有名な南部せんべいは八戸でもせんべい汁などにしてよく食べるらしいが、天ぷらや赤飯をサンドしたものは初めて見た。
 
汁物が並ぶ店もあるし、ここで「かっけ」を発見。お店の人に聞くと小麦粉の生地を延ばして切ったもので、やはり鍋に入れて食べるのだとか。見た目はワンタンの皮みたい。
 しかし一番人気は揚げ物らしく、特に鶏手羽を揚げる店が多くてよく売れている。
 季節柄梅を売っている店も多くて、大きいのから小さいのまで種類も豊富。
サクランボも「もう最後よ」と大きな箱が安く売られていたけれど、これからまだ行くところがあるから買えない~(涙)。

  
会場内では思いっきりローカルなアイドル達が歌っていたりもして、お店の人たちはフレンドリーだし、これは楽しいわ。

 リアルな幼虫グミを「中身もぶちゅっと出るよ」と嬉しそうに売っていたのはコーヒー屋さん。このグミを買う気はないけれど、座るスペースがあったのでこちらで朝食を取らせていただく。
 コーヒーに鶏手羽先、パンにナッツと蜂蜜を乗せたもの。
 
これは韓国のヶランパン。ホットケーキのような甘い生地の中に卵入り。
 ブルーベリージャムをのせた水切りヨーグルトも濃厚でとてもおいしくて、朝市で朝食は大正解。

 しかし8時を過ぎるころから店じまいを始める屋台も増えてきて、9時には撤収してしまうというこちらの朝市、一番盛況なのは日が上る頃らしい。

岸壁からは住宅地の中を歩いてJR陸奥湊駅へ。
 
かわいいイカ提灯の下がる駅の中で列車を待っていると休日パスのお仲間が何人もやってくる。
このまま東京に帰るという奥様は野菜やら食べ物をいっぱい抱えてらして、次回は絶対ここを最後に旅程を組もう、とまた来る気満々になってしまった。

それにしても毎週こんな楽しい朝市がある八戸の住人、羨ましい!


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