Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

山陽道の旅 5 広島の夜

2023-11-05 10:49:07 | 国内旅行

10月19日 続き

フェリーで本土に戻り、JR宮島口駅から広島まで山陽本線の普通車で30分。
  

広島駅前からは市電がひっきりなしに発着していて
 
古い一両の車両から何台も連結した新型車両まで、姿かたちも様々。

市電の線路に沿って歩くこと5分ほどで今夜の宿に到着。
 
今なにかと話題のBooking.comで予約したRandor Prestige ホテル。
 
部屋のドアが外廊下に面したいかにも普通のマンションをリノベした造りだけれど、ダブルベッドが2つ並ぶ部屋は広々。
  
ミニキッチンに洗濯機もあって、浴室もおしゃれ。1週間ぐらいは楽に滞在できそうで、これで1室13,000円はCPがいい。

さて、ホテルに落ち着いて一息入れるともう17時過ぎ。
日の長い西日本と言えどももう夕方だが、初めての広島なので市電に乗って外出。
  

やってきたのは原爆ドーム。
 
やはり日本人として一度はここに来なければなるまい、とやって来たのだが
 
見学者には外国人がいっぱい。皆さん、まじめにガイドの説明を聞いてくれている。

 目の前の川を渡ると平和記念公園。
立派な平和記念資料館の建物も見えたが、ここは申し訳ないがパス。実は小学校の頃、TVで被災のドキュメンタリーを見てそれがトラウマになってしまったのだ。
 
そこで原爆の子の鐘を鳴らし、対岸からドームを見て記念公園の見学は終了。

歩いて本通り商店街に入り、広島アンデルセンの本店へ。
 
1925年にできた建物を建て替えたというフロントはパン屋とは思えないほど立派。広い店内もグルメショップになっていておしゃれだが、もう夜なのでパンは種類が減ってしまっていて残念。

夕食はこの近辺でめぼしい店があれば入ろうと思ったが、リサーチ不足で判断がつかない。
そこで市電で広島駅に戻り、駅前のビル6階にある「ひろしまお好み物語 駅前広場」なる所へ。
 
エレベーターを降りると通路が2本あってたくさんの店が並んでいるが、素晴らしいのは各店の特徴をまとめた一覧表があること。と言うのも実は友人も自分も広島で有名なオタフクソースが好きではないのだ。
 片方の通路の店はどこも外国人で満席。
あとで聞けばツアーの予約が入っていたらしい。
そこで開いていない店も多くて静かなもう片方の通路でもお客の多い「扇」の一番奥の席へ。
 
こちらではオタフクではなく、結晶ソースなるものを使っているとのこと。
 
まずはすぐに出てくるポテトサラダを突きつつ待って、鶏のせせり。下にはキャベツが敷かれ、上には青ネギがいっぱい。
 
エリンギとイカ、エビ、ホタテの海鮮焼きにもたっぷりネギ。ほうれん草のバター焼きには目玉焼きが乗っているが、これがシンプルなのにすごくおいしくて、一把をぺろり。
 最後はもちろん広島焼きで締めたが、これは関西風のお好み焼きとはまったく違ってほとんど焼きそばだね。これもネギ増しにしてもらったので今夜はどれだけネギを食べたことか。キャベツにもやしもたっぷりで、ソースは期待通り、甘ったるくなくてあっさり食べられた。
お店のお姉さんたちも気持ち良くて、観光コースだけれど楽しかった。


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コメント
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