Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

蔵出しブータン写真館 3 坊主

2008-10-22 01:15:30 | ブータン
ブータンで観光と言えばお寺、そしてそこにはえんじ色の集団がいる。

  
一番小さい子で7,8歳だろうか、体を前後に揺らしながらお経を読む姿もかわいいが、ちょっと先生が目がはなせばやんちゃな小坊主も一杯。
  
お堂で鬼ごっこをしてみたり、やっぱり子供は子供。

これが育つと
 こんなかわいいのもいるが
 街中でたむろする姿はそこらの高校生と大差ない。

坊主の晴れ舞台といえばツェチュなどのお祭り。
 
 楽器を鳴らしたり
  
舞いを舞ったりとそれぞれの特技を披露する。

しかしその他大勢は
 こんな感じ。

ブータン全体でどれだけの僧侶がいるのか、その数は知らないが、今でも一家から1人は僧侶にしたいと願う家族は多いのだそうだ。

昔は教育を受けられる場と言えば寺しかなかったし、子供の多い家では口減らしの必要もあっただろう。寺は今でも普段の生活に密着しているし、おそらくそのためだろう、チベット仏教圏のお寺は想像するよりもずっとのんびりしていて、厳しい鍛錬の場という雰囲気はない。厳しい修行をして偉くなるのはほんの一握り、あとの坊主は普段の生活を支える下働きになるからだ。

外国人がチベット仏教に抱く神秘的な幻想など打ち砕く、このあっけらかんとしたゆるさが好きだ。


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コメント (5)
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