Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

香港は麺もはずせない

2008-10-27 23:12:23 | 東アジア
香港など中華圏で一番嬉しいのは朝から晩まで、いつでも麺類が食べられること。
自分はおいしい汁麺さえあれば何日でも滞在できる、経済仕様なのだ。

仕事帰りの夜遅く、コーズウェイベイの裏通りで入ったのは「潮苑」。小さな安食堂だが、香港のグルメおじさん、チャイラン氏お薦めの店だそうで店先に雑誌の記事が張ってある。

ここで今回食べたのはこれ↓
 魚のつみれと豚肉のつみれ、魚皮餃子に厚揚げと具沢山。その上にまたたんまりのっている黒いものは紫菜という川のり。海ののりよりちょっと歯ごたえがあって、これが結構好き。麺は小麦粉の麺か米粉が選べ、さらに太いのか細いのが選べる。店内に「化学調味料、使ってません」と書いてあるスープはごくあっさりしている。

一人で食べているお姉さんもいっぱいいるし、こういう店は本当に便利。夜食にちょうどいい量で、ほどよく満腹になる。

と、ここでやめておけばいいのだが、一日しかいられないとなると意地汚くデザートも食べたくなる。
そこで隣の豆腐屋で
 杏仁紅豆沙豆腐花
ゆるゆるでなめらかなお豆腐にアーモンドの香りのシロップとあずきがかかっているのだが、これが優しい味でおいし~。
中華のあずきは日本の餡よりも甘さがずっと控えめで豆の味がするのがいい。

あくる日、昼過ぎにはもう発たなければならないのだが、今回どうしても行ってみたい所があった。
「香港 女子的裏グルメ」と言う本に出ている「彩雲南」。なんせ泊まっているホテルのすぐ横、ここがおいしいとなれば行かないのはもったいない。

12時開店なのだが早めに行くと店のシャッターが固く閉ざされている。しかしここで他に行くのは癪、とお向かいのフルーツジュース屋で開店を待つことにする。
 一つ一つ効能書きつきのジュース、左が消化不良によいという「トマト苺ヨーグルト」、右が胃腸によく、肌を潤すという「苺とドラゴンフルーツのジュース」。どちらもお味は「???」

首をかしげているうちに目指す店が無事開店。
一番乗りして長いメニューから悩みつつオーダー。
 自分で頼んだきのこ餃子と中国ハム、その他いろいろ乗った汁ビーフン。
 こちらは連れの頼んだピリ辛のそぼろと豆腐の乗った汁なしビーフン。

きのこの一杯入った餃子はおいしかったが、汁麺の方はスープがあっさりすぎてちょっと物足りない。連れのピリ辛汁なし麺の方がずっとおいしそうだったのでこれはリベンジせねば。

ところでこの店、12時過ぎると近所の学校の生徒で一杯になると本に書いてあったがまさにその通り。
 我々がオーダーに迷っているうちにまわりはミニスカートの女子高生でうまってしまい、店内で男性は連れの一人だけ。

香港の女子高生のお昼はなかなか優雅だ。


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コメント (2)
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