[1月6日07時30分 天候:晴 埼玉県蓮田市黒浜 東北自動車道下り・蓮田サービスエリア]
マンションを出発してから、およそ1時間。
途中、首都高で多くの車にノロノロ運転させられたが、川口線の下りに入ってからは順調な走行であった。
上り線は朝のラッシュで混雑していたが、下り線は快調であった。
そして、東北自動車道に入って最初の休憩地、蓮田サービスエリアに到着した。
高橋「着きました」
愛原「ありがとう。リサ、着いた……ぞ?」
車が駐車場に止まる。
私は後ろを振り向いて、助手席の後ろに座っているリサを見た。
リサ「クカー……」
高橋「こいつ、さっきから爆睡してるんスよ。しかも寝相悪い」
リサは座席をリクライニングして寝ているが、足を大きく広げ、黒いスカートの中からはエンジ色のブルマが丸見えになっていた。
そのブルマも悪い寝相のせいで裾がズレてしまっており、そこから黒いショーツがハミパンしてしまっている。
リサ「でへへへ……。先生……そこ触っちゃダメ~……でへへへ……」
高橋「しかもエロい夢見てるらしいんス。ほっといて降りちゃいましょうか?」
愛原「いや、それはマズい」
私は車を降りると、助手席後ろのスライドドアを開けた。
愛原「おい、リサ!起きろ!」
そして私は、リサを大きく揺り動かす。
リサ「ん……はっ!」
そして、ようやく起きた。
リサ「……あれ?」
愛原「おはよう。朝飯の時間だよ?」
リサ「何だ……夢か……」
リサは残念そうに呟くと、眠い目を擦り、大きく伸びをしたのだった。
高橋「毎晩毎晩、エロい夢見てんじゃねーのか?」
リサ「そんなことないよ。ただ、もうすぐ満月だから、性欲が強くなってるだけ」
愛原「そうなのか?」
リサ「リエが『人を食べたくなる』のも、満月の夜だって言うしね。……あ、わたしは違うよ。……と言ったらウソになるけど」
愛原「ウソなのかw」
高橋「なに先生にウソついてんだよw」
リサ「とにかく、人を食べたくなるし、エッチもしたくなるの」
愛原「分かりやすい人食い鬼だ」
高橋「ホントですね」
私達は建物の中に入った。
愛原「待てよ。すると、あの鬼の兄妹もそういうことか」
リサ「そうだと思うよ。だから、新月の夜とかの方がいいかもね」
愛原「新月か。しばらく先だな」
それまで待っていたら被害がまた出るだろうし、それに、彼らもバカではない。
1番力が落ちる時期は、絶対に見つからないような場所に隠れるだろう。
リサも新月の日は辛うじて第1形態の鬼の姿にはなれても、強い電撃は出せない感じである。
愛原「まあ、とにかく食べよう」
高橋「あざっス」
私達はフードコードに入った。
フードコート内は、まだ空いていた。
愛原「食券制度だから、先に食券を買おう。何がいい?」
リサ「ロースカツ定食」
愛原「朝から凄ェな」
リサ「エネルギー補給の為だよ」
高橋「先生は何にするんスか?」
愛原「豚汁定食。納豆付きで」
高橋「ヘルシーですね」
愛原「俺にとっては、朝はこれくらいでいいんだ。高橋は?」
高橋「カレーいいっスか?」
愛原「朝カレーか。いいぞ」
そういうわけで、私達は朝食を注文した。
愛原「休憩しながら行けば、ちょうどいい時間に着けるだろう。あと1回か2回、休憩を取れば良いんじゃないか?」
高橋「具体的にはどうしますか?」
愛原「あの民泊施設に最も近い高速の出口はどこだ?」
高橋「そのまんま、日光っスね」
愛原「その手前にあるパーキングは?」
高橋「日光口パーキングです。俺とパールは、そこで時間調整したんスよ」
愛原「よし。最終的な休憩地はそこにしよう。最終的な作戦会議もしたいしな」
高橋「分かりました」
愛原「因みに、ここから日光口まで、時間はどのくらいだろう?」
高橋「そうっスね……。まあ、バイクだったら飛ばして1時間ちょいですよ」
愛原「車なら?」
高橋「……安全運転で、1時間20分ってとこっス」
愛原「まあ、そこまで行っても大丈夫か」
途中でトイレに行きたくなったら、臨時に立ち寄るということにして、ここで朝食を取ったら、日光口パーキングエリアまで直行することにした。
高橋「行きは何とか持つと思いますが……」
愛原「何が?」
高橋「帰りは燃料入れる必要があります」
愛原「そんなことか。別にいいよ。そういうのも、経費で落とせるから。あれか?エネオスの会員証が使える所か?」
高橋「そうです」
因みにこの蓮田サービスエリアにもガソリンスタンドはあるが、こちらは昭和シェル石油である。
愛原「どこかしらにはあるだろう。別に、高速のスタンドでなくてもいいわけだからな」
高橋「はい、そうですね」
[同日08時15分 天候:晴 同サービスエリア]
朝食が終わった後、高橋は喫煙所で一服。
私とリサはトイレに行った。
愛原「今のトイレは随分ときれいになったもんだ」
リサ「昔は違ったの?」
愛原「ああ。薄暗いし、汚いし、個室も和式が当たり前だったぞ」
リサ「うう……。和式かぁ……」
愛原「今は逆に、和式を探す方が大変だ」
リサ「うん、そうだね。それじゃ」
トイレで別れる。
出てくるタイミングは、私の方が早い。
その間、私は自販機コーナーに行って、食後のコーヒーを買い求めた。
缶コーヒーではなく、紙コップのドリップコーヒー。
サービスエリア内にはコーヒーショップもあって、当然それはテイクアウトもできるのだが、何故か私は高速道路に乗ったら、自販機のコーヒーを買うのが定期となっていた。
リサ「この、コーヒーを入れてる時のメロディってなに?」
いつの間にかリサが背後に回っており、突然聞かれた。
愛原「あ、ああ。“コーヒールンバ”って言って、往年のヒット曲だよ」
リサ「そうなんだ」
愛原「それより、トイレはもういいのか?」
リサ「変な夢見たせいで、ライナーを換える必要があった。着けといて良かったよ」
愛原「そうか……」
エロい夢を見たせいで愛液がダラダラ出てしまったが、おりものシートを着けていたことで、そんなにショーツは濡れずに済んだという。
ただ、シートは交換する必要が出て来たというわけだ。
リサ「うーん……。このままじゃ、また変な夢見ちゃうかもねぇ……」
愛原「起きてりゃいいだろう。お前もコーヒー飲むか?」
リサ「うーん……苦いのはちょっとねぇ……」
辛い物は大好きなリサだが、苦い物は苦手のようだ。
するとリサは、後ろからピタッとくっついた。
リサ「わたしの性欲を先生が発散させてくれればいいんだよぉ~」
愛原「こら!」
高橋「あの鬼野郎のチ○ポはどうだ?」
リサ「ヤダ!絶対ヤダ!」
愛原「おっ、高橋。タバコはいいのか?」
高橋「一応、吸い溜めしてきました。日光まで持たせます」」
愛原「そうか」
高橋もトイレに行ってくるそうで、その後で再出発することとなった。
マンションを出発してから、およそ1時間。
途中、首都高で多くの車にノロノロ運転させられたが、川口線の下りに入ってからは順調な走行であった。
上り線は朝のラッシュで混雑していたが、下り線は快調であった。
そして、東北自動車道に入って最初の休憩地、蓮田サービスエリアに到着した。
高橋「着きました」
愛原「ありがとう。リサ、着いた……ぞ?」
車が駐車場に止まる。
私は後ろを振り向いて、助手席の後ろに座っているリサを見た。
リサ「クカー……」
高橋「こいつ、さっきから爆睡してるんスよ。しかも寝相悪い」
リサは座席をリクライニングして寝ているが、足を大きく広げ、黒いスカートの中からはエンジ色のブルマが丸見えになっていた。
そのブルマも悪い寝相のせいで裾がズレてしまっており、そこから黒いショーツがハミパンしてしまっている。
リサ「でへへへ……。先生……そこ触っちゃダメ~……でへへへ……」
高橋「しかもエロい夢見てるらしいんス。ほっといて降りちゃいましょうか?」
愛原「いや、それはマズい」
私は車を降りると、助手席後ろのスライドドアを開けた。
愛原「おい、リサ!起きろ!」
そして私は、リサを大きく揺り動かす。
リサ「ん……はっ!」
そして、ようやく起きた。
リサ「……あれ?」
愛原「おはよう。朝飯の時間だよ?」
リサ「何だ……夢か……」
リサは残念そうに呟くと、眠い目を擦り、大きく伸びをしたのだった。
高橋「毎晩毎晩、エロい夢見てんじゃねーのか?」
リサ「そんなことないよ。ただ、もうすぐ満月だから、性欲が強くなってるだけ」
愛原「そうなのか?」
リサ「リエが『人を食べたくなる』のも、満月の夜だって言うしね。……あ、わたしは違うよ。……と言ったらウソになるけど」
愛原「ウソなのかw」
高橋「なに先生にウソついてんだよw」
リサ「とにかく、人を食べたくなるし、エッチもしたくなるの」
愛原「分かりやすい人食い鬼だ」
高橋「ホントですね」
私達は建物の中に入った。
愛原「待てよ。すると、あの鬼の兄妹もそういうことか」
リサ「そうだと思うよ。だから、新月の夜とかの方がいいかもね」
愛原「新月か。しばらく先だな」
それまで待っていたら被害がまた出るだろうし、それに、彼らもバカではない。
1番力が落ちる時期は、絶対に見つからないような場所に隠れるだろう。
リサも新月の日は辛うじて第1形態の鬼の姿にはなれても、強い電撃は出せない感じである。
愛原「まあ、とにかく食べよう」
高橋「あざっス」
私達はフードコードに入った。
フードコート内は、まだ空いていた。
愛原「食券制度だから、先に食券を買おう。何がいい?」
リサ「ロースカツ定食」
愛原「朝から凄ェな」
リサ「エネルギー補給の為だよ」
高橋「先生は何にするんスか?」
愛原「豚汁定食。納豆付きで」
高橋「ヘルシーですね」
愛原「俺にとっては、朝はこれくらいでいいんだ。高橋は?」
高橋「カレーいいっスか?」
愛原「朝カレーか。いいぞ」
そういうわけで、私達は朝食を注文した。
愛原「休憩しながら行けば、ちょうどいい時間に着けるだろう。あと1回か2回、休憩を取れば良いんじゃないか?」
高橋「具体的にはどうしますか?」
愛原「あの民泊施設に最も近い高速の出口はどこだ?」
高橋「そのまんま、日光っスね」
愛原「その手前にあるパーキングは?」
高橋「日光口パーキングです。俺とパールは、そこで時間調整したんスよ」
愛原「よし。最終的な休憩地はそこにしよう。最終的な作戦会議もしたいしな」
高橋「分かりました」
愛原「因みに、ここから日光口まで、時間はどのくらいだろう?」
高橋「そうっスね……。まあ、バイクだったら飛ばして1時間ちょいですよ」
愛原「車なら?」
高橋「……安全運転で、1時間20分ってとこっス」
愛原「まあ、そこまで行っても大丈夫か」
途中でトイレに行きたくなったら、臨時に立ち寄るということにして、ここで朝食を取ったら、日光口パーキングエリアまで直行することにした。
高橋「行きは何とか持つと思いますが……」
愛原「何が?」
高橋「帰りは燃料入れる必要があります」
愛原「そんなことか。別にいいよ。そういうのも、経費で落とせるから。あれか?エネオスの会員証が使える所か?」
高橋「そうです」
因みにこの蓮田サービスエリアにもガソリンスタンドはあるが、こちらは昭和シェル石油である。
愛原「どこかしらにはあるだろう。別に、高速のスタンドでなくてもいいわけだからな」
高橋「はい、そうですね」
[同日08時15分 天候:晴 同サービスエリア]
朝食が終わった後、高橋は喫煙所で一服。
私とリサはトイレに行った。
愛原「今のトイレは随分ときれいになったもんだ」
リサ「昔は違ったの?」
愛原「ああ。薄暗いし、汚いし、個室も和式が当たり前だったぞ」
リサ「うう……。和式かぁ……」
愛原「今は逆に、和式を探す方が大変だ」
リサ「うん、そうだね。それじゃ」
トイレで別れる。
出てくるタイミングは、私の方が早い。
その間、私は自販機コーナーに行って、食後のコーヒーを買い求めた。
缶コーヒーではなく、紙コップのドリップコーヒー。
サービスエリア内にはコーヒーショップもあって、当然それはテイクアウトもできるのだが、何故か私は高速道路に乗ったら、自販機のコーヒーを買うのが定期となっていた。
リサ「この、コーヒーを入れてる時のメロディってなに?」
いつの間にかリサが背後に回っており、突然聞かれた。
愛原「あ、ああ。“コーヒールンバ”って言って、往年のヒット曲だよ」
リサ「そうなんだ」
愛原「それより、トイレはもういいのか?」
リサ「変な夢見たせいで、ライナーを換える必要があった。着けといて良かったよ」
愛原「そうか……」
エロい夢を見たせいで愛液がダラダラ出てしまったが、おりものシートを着けていたことで、そんなにショーツは濡れずに済んだという。
ただ、シートは交換する必要が出て来たというわけだ。
リサ「うーん……。このままじゃ、また変な夢見ちゃうかもねぇ……」
愛原「起きてりゃいいだろう。お前もコーヒー飲むか?」
リサ「うーん……苦いのはちょっとねぇ……」
辛い物は大好きなリサだが、苦い物は苦手のようだ。
するとリサは、後ろからピタッとくっついた。
リサ「わたしの性欲を先生が発散させてくれればいいんだよぉ~」
愛原「こら!」
高橋「あの鬼野郎のチ○ポはどうだ?」
リサ「ヤダ!絶対ヤダ!」
愛原「おっ、高橋。タバコはいいのか?」
高橋「一応、吸い溜めしてきました。日光まで持たせます」」
愛原「そうか」
高橋もトイレに行ってくるそうで、その後で再出発することとなった。
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