[7月22日08時00分 天候:晴 宮城県仙台市若林区某所 愛原家1階・洗面所]
翌朝、私が洗面所で顔を洗っていると……。
リサ「おはよう……」
リサが眠そうな顔でやってきた。
愛原学「おう、おは……って、おい!」
私はリサの恰好に驚いた。
さすがにここではブルマ姿はアレなので、学校のショートパンツを持って来ているはずだが、その上も脱いで、カルバンクラインの黒いスポプラとショーツだけになっていた。
学「ここは俺んちじゃない!早く服着てこい!」
リサ「えー……」
何でも夜中に暑くなって脱いだとのこと。
愛原母「脱いだ服は洗濯しておくから、洗濯機に入れておいてね」
リサ「は、はーい!」
リサが体操服を着て戻ると、私の母親と廊下で鉢合わせとなった。
下着姿だったら怒られていたかもしれない。
母「それにしても学は、リサちゃんにかわいいパジャマとか買ってあげないのかしら?」
リサ「わ、わたしはいつもジャージで寝てますから!」
アンブレラの研究所にいた頃は、あえてかわいいパジャマを着せられていたことがある。
その為、逆に今はTシャツとかジャージの方がいいのだ。
[同日08時30分 天候:晴 同地区内 愛原家1階ダイニング]

今朝の朝食はベーコンたっぷりのベーコンエッグが出て来た。
いつもはこんなに多くのベーコンは出てこず、むしろ卵2個分で誤魔化す感が多かった。
それが今日は……。
明らかにお母さん、リサに忖度しているな。
母「11時になったら出掛けるわよ。お昼は富谷のどこかで食べましょう」
学「コストコのフードコートは?」
母「この歳で、あんなに大きいホットドッグ食べさせる気?」
リサ「大きいホットドッグ!?」
愛原父「あれは正にアメリカンサイズだよなぁ……」
学「別に、ホットドッグ以外にも食べる物あるじゃん」
リサ「他には!?」
学「ピザとか、チーズバーガーとかあったぞ」
父「あそこ、たまにメニューが変わるらしいな?」
学「ホットドッグやピザは鉄板で変わらないらしいけどね」
リサ「面白そう!」
学「……と、仰ってますが?」
母「まあ、ゲストが望むならしょうがないわねぇ……。値段は安いし」
リサ「おお~!ありがとうございます!」
父「会員制なんだけど、学達は入れるのか?」
母「大丈夫でしょ。リサちゃんはまだ18歳以下でしょ?」
リサ「今年の10月で18歳になります!」
魂の年齢は50……ゲフンゲフン!
ま、まあ、それでもアラセブのお母さんよりも若いか。
[同日11時00分 天候:晴 同地区内 愛原家]
母「リサちゃんが手伝ってくれたおかげで、洗濯が早く終わったわ~。ありがとうね」
リサ「いえいえ、とんでもないです!」
父「学が風呂掃除とトイレ掃除手伝ってくれたおかげで、腰が痛まなくて済んだ。今夜も風呂は先に入っていいからな?」
学「そりゃ、ありがとさんです。俺の方が腰が痛ェ……」
父「あ、そうそう。行きの運転は任せた」
学「何で!?」
父「最初に酒蔵に行くんだろ?その場所を知ってるのは学だけだ。道知ってる人が運転するのは当然だろ?」
学「いや、俺もナビ頼りだよ!?」
風呂掃除やトイレ掃除で腰が痛いのに……。
母「はい、学。バンテリン」
リサ「わたしが塗ったげるぅー!」
リサは私の痛んだ腰にバンテリンを塗ってくれた。
母「体が衰える前に、孫の顔、よろしくね?」
リサ「任せてください!」(;゚∀゚)=3ハァハァ
父「母さん、先にクーラーボックス載せていいよな?」
母「それはあなたのなんだから、自分で積みなさい」
父「……はい」
学「何だい。だったら、高校生縛りする必要ねーじゃんな……」
リサ「うん。……って、ええっ!?」
学「はッ!?」
リサ「なーんだ!それならそうと早く言ってくれたらよかったのにぃ……
」
母「2人とも、早く車に乗って。学はさっさと車のエンジン掛けてクーラー入れて」
学「あ……はい」
私はそそくさと家から出ると、車に向かった。
母「リサちゃん、ちょっとスカート短くない?」
リサ「えっ?そ、そうですか?これくらい、普通ですけど……」
リサはクリーム色のTシャツに、デニムのスカートを穿いている。
尚、スカートは確かに丈は短い。
リサ「フツーですよ、フツー!」
母「そうかしらねぇ……。その下にストッキングでも穿けばいいんじゃない?黒いストッキングとか……」
リサ「それだと暑いので……。一応、ブルマ穿いてます!」
リサはバッとスカートを捲り上げた。
その下には、紺色のブルマを穿いている。
母「分かったから、スカート下ろしなさい。そういうのは、学にしかしてないでしょうね?」
リサ「もちろんです!」
母「学、帰ったらちょっと話があるから」
お母さんがリアシートに乗り込んで来て、急にそんなこと言った。
学「はい!?」
リサ「……サーセン」
学「ええっ!?何したの!?」
父「……クーラーボックスの積み込み、終わりました」
母「じゃ、とっとと車に乗って出発」
私は車のナビをセットした。
酒蔵は休みなので、実際にはその近所にある販売店に向かうことになる。
その住所は把握済みだ。
私は住所を入力した。
学「じゃ、行くか」
私は車を走らせた。
まずは一方通行の道に出る。
父「向こうじゃ運転しないだろ?運転大丈夫か?」
学「確かに久しぶりだけど、何とかなるでしょ」
リサ「八丈島に行った時、レンタカーを運転してくれたけど、大丈夫でした」
父「八丈島かぁ……。行ってみたいなぁ……」
母「そうねぇ……」
リサ「あと、奥日光行った時は、ダンプカー運転してました」
父「おい!それ、本当に探偵の仕事なのか!?」
学「い、一応……」
私はリサに、『余計なこと言うな』と、目で叱った。
翌朝、私が洗面所で顔を洗っていると……。
リサ「おはよう……」
リサが眠そうな顔でやってきた。
愛原学「おう、おは……って、おい!」
私はリサの恰好に驚いた。
さすがにここではブルマ姿はアレなので、学校のショートパンツを持って来ているはずだが、その上も脱いで、カルバンクラインの黒いスポプラとショーツだけになっていた。
学「ここは俺んちじゃない!早く服着てこい!」
リサ「えー……」
何でも夜中に暑くなって脱いだとのこと。
愛原母「脱いだ服は洗濯しておくから、洗濯機に入れておいてね」
リサ「は、はーい!」
リサが体操服を着て戻ると、私の母親と廊下で鉢合わせとなった。
下着姿だったら怒られていたかもしれない。
母「それにしても学は、リサちゃんにかわいいパジャマとか買ってあげないのかしら?」
リサ「わ、わたしはいつもジャージで寝てますから!」
アンブレラの研究所にいた頃は、あえてかわいいパジャマを着せられていたことがある。
その為、逆に今はTシャツとかジャージの方がいいのだ。
[同日08時30分 天候:晴 同地区内 愛原家1階ダイニング]

今朝の朝食はベーコンたっぷりのベーコンエッグが出て来た。
いつもはこんなに多くのベーコンは出てこず、むしろ卵2個分で誤魔化す感が多かった。
それが今日は……。
明らかにお母さん、リサに忖度しているな。
母「11時になったら出掛けるわよ。お昼は富谷のどこかで食べましょう」
学「コストコのフードコートは?」
母「この歳で、あんなに大きいホットドッグ食べさせる気?」
リサ「大きいホットドッグ!?」
愛原父「あれは正にアメリカンサイズだよなぁ……」
学「別に、ホットドッグ以外にも食べる物あるじゃん」
リサ「他には!?」
学「ピザとか、チーズバーガーとかあったぞ」
父「あそこ、たまにメニューが変わるらしいな?」
学「ホットドッグやピザは鉄板で変わらないらしいけどね」
リサ「面白そう!」
学「……と、仰ってますが?」
母「まあ、ゲストが望むならしょうがないわねぇ……。値段は安いし」
リサ「おお~!ありがとうございます!」
父「会員制なんだけど、学達は入れるのか?」
母「大丈夫でしょ。リサちゃんはまだ18歳以下でしょ?」
リサ「今年の10月で18歳になります!」
魂の年齢は50……ゲフンゲフン!
ま、まあ、それでもアラセブのお母さんよりも若いか。
[同日11時00分 天候:晴 同地区内 愛原家]
母「リサちゃんが手伝ってくれたおかげで、洗濯が早く終わったわ~。ありがとうね」
リサ「いえいえ、とんでもないです!」
父「学が風呂掃除とトイレ掃除手伝ってくれたおかげで、腰が痛まなくて済んだ。今夜も風呂は先に入っていいからな?」
学「そりゃ、ありがとさんです。俺の方が腰が痛ェ……」
父「あ、そうそう。行きの運転は任せた」
学「何で!?」
父「最初に酒蔵に行くんだろ?その場所を知ってるのは学だけだ。道知ってる人が運転するのは当然だろ?」
学「いや、俺もナビ頼りだよ!?」
風呂掃除やトイレ掃除で腰が痛いのに……。
母「はい、学。バンテリン」
リサ「わたしが塗ったげるぅー!」
リサは私の痛んだ腰にバンテリンを塗ってくれた。
母「体が衰える前に、孫の顔、よろしくね?」
リサ「任せてください!」(;゚∀゚)=3ハァハァ
父「母さん、先にクーラーボックス載せていいよな?」
母「それはあなたのなんだから、自分で積みなさい」
父「……はい」
学「何だい。だったら、高校生縛りする必要ねーじゃんな……」
リサ「うん。……って、ええっ!?」
学「はッ!?」
リサ「なーんだ!それならそうと早く言ってくれたらよかったのにぃ……

母「2人とも、早く車に乗って。学はさっさと車のエンジン掛けてクーラー入れて」
学「あ……はい」
私はそそくさと家から出ると、車に向かった。
母「リサちゃん、ちょっとスカート短くない?」
リサ「えっ?そ、そうですか?これくらい、普通ですけど……」
リサはクリーム色のTシャツに、デニムのスカートを穿いている。
尚、スカートは確かに丈は短い。
リサ「フツーですよ、フツー!」

母「そうかしらねぇ……。その下にストッキングでも穿けばいいんじゃない?黒いストッキングとか……」
リサ「それだと暑いので……。一応、ブルマ穿いてます!」
リサはバッとスカートを捲り上げた。
その下には、紺色のブルマを穿いている。
母「分かったから、スカート下ろしなさい。そういうのは、学にしかしてないでしょうね?」
リサ「もちろんです!」
母「学、帰ったらちょっと話があるから」
お母さんがリアシートに乗り込んで来て、急にそんなこと言った。
学「はい!?」
リサ「……サーセン」
学「ええっ!?何したの!?」
父「……クーラーボックスの積み込み、終わりました」
母「じゃ、とっとと車に乗って出発」
私は車のナビをセットした。
酒蔵は休みなので、実際にはその近所にある販売店に向かうことになる。
その住所は把握済みだ。
私は住所を入力した。
学「じゃ、行くか」
私は車を走らせた。
まずは一方通行の道に出る。
父「向こうじゃ運転しないだろ?運転大丈夫か?」
学「確かに久しぶりだけど、何とかなるでしょ」
リサ「八丈島に行った時、レンタカーを運転してくれたけど、大丈夫でした」
父「八丈島かぁ……。行ってみたいなぁ……」
母「そうねぇ……」
リサ「あと、奥日光行った時は、ダンプカー運転してました」
父「おい!それ、本当に探偵の仕事なのか!?」
学「い、一応……」
私はリサに、『余計なこと言うな』と、目で叱った。
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