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報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

初めての一泊登山 2

2015-10-18 20:15:00 | リアル旅行記
 さてさて、そんなこんなで到着した大石寺。
 晴れたら晴れたで、何だか暑いくらいだ。
 紹介者氏にメチャクチャ怒られたからかなw

 翌日の支部総会後に行われる布教講演会への参加を約束させられ……もとい、約束してなだめすかし……更にもとい、お許し頂いた。
 昼食は売店(仲見世)のいつもの店である。
 そこのカレーが美味い。
 芙蓉茶寮に対抗しうるほどに。

 私らは何の疑いも無く御開扉を受けているが、これが1番大きな功徳なのである。
 ……まだちょっと自覚は無いけど。
 御法主上人猊下の信徒達に対する御説法は、御開扉においては一字一句変えない。
 毎回毎回そうだ。
 恐らくは元顕でも高頻度で御登山していると思われる私も、猊下様が一字一句変えた所を全く聞いたことがない。
 つまり、そうすることに意味があるのだろう。
 恐らく、どの信徒がどの日に来ても等しく……ということだろうか。
 まだ、私には完全に理解できていない部分がある。
 いずれ功徳の現証があったら……あるいはもっと教学が身に付いたら分かるのだろうか。

 因みに御開扉が終わると、一般参加者の私は夕勤行まで何もすることがない。
 宝物殿はこの前行ったし、報恩坊に行ってみるとするならば、
「キサマ!どの面下げて来やがった!!」
 と、トチロ〜さんにブッ飛ばされそうな気がする。
 ま、それは冗談だがw
 しかし、用件と手土産無しでは本当に追い返されるのが関の山のような気はしたけどね。
 しょうがないので、宿坊に戻って国家資格の勉強をすることにした。
 来月、施設警備業務検定2級を受けることになったので。
 さすがに実技の訓練はできないので、教本を読んで、どんな筆記問題が出ても対応できるようにしておこう。
 ぶっちゃけ、御書よりは簡単だと思う。
 教本を全部読んでみても、まだ時間が余る。
 仕方が無いので、小説のネタ出しでもすることにする。
 唱題するという選択肢の無い不良信徒がここに1人w
 それにしても、総坊は井辺達が探索に走り回っている新館とイメージが似ている。
 何かネタになるものはないかと、坊内を歩いてみる。
 ふと気づいたのが、スプリンクラー設備のあること。
 規模的に設置義務は無さそうだったが、あくまで義務が無いというだけで、任意に設けることはもちろん可能。
 このスプリンクラー設備、自動で水が噴き出るシステムなのは皆さんご存知の通り。
 よくマンガやドラマでは火が消えた後、自動で水が止まる描写になっていたりするが、現実にはそんなシステムは一切無い。
 火が消えても、肝心のタンクが空になるまで水が噴き出したままなのである。
 つまり、水損事故が発生する恐れがあるということだ。
 特に総坊は畳敷きの部屋が多いし、ヘタすりゃ御本尊も水をかぶりかねない。
 火が消えたら、即座に手動で水を止めに行かなければならない。
 その場所、スプリンクラー制御弁室を探してみたのだが、見当たらなかった。
 ふーむ……。ま、おかげで小説のネタは1つ手に入れることはできたがね。
 使うかどうかは別として。
 あと、総坊の屋内消火栓は2号消火栓らしい。
 これは、基本的に2人で操作する1号消火栓に対し、1人で操作できるように、手元にもノズルのついた消火栓のことである。
 1号消火栓だが、1人で操作できるように改良された易操作性1号消火栓なるものも、この世には存在する。
 ……この総坊の消火栓がそうなのかな?
 こういう所に目が行ってしまうのは、警備員の職業病かな。

 
(総二坊1階にある三門の模型。つい最近設置されたものかと思ったが、前々から存在しているらしい)

 エレベーターは東芝製。
 電源スイッチが外側のインジゲータ部分に付いているタイプ……。
 うん、これも使えそうだ。
 私も井辺と同様、“探索”しているうちに夕方を迎えたので、仏間に行って夕勤行に参加することにした。
 皆で勤行すると、いかにも異体同心している感じがしていい。
 もっとも、この気持ちは顕正会からのものだが。
 夕食は仕出し弁当。
 確か報恩坊時代も、泊まった時はこういった弁当が出たな。
 不味くはないけど、ちょっと情緒は無いかもね。
 まあ、あんまり書くと、
「ユタ、オメーはよぉ!御山によぉ!弁当食いに来てんのかよっ、ああっ!?」
 とか、コメント欄に書かれそうなので、この辺にしておく。

 この後、広布坊で明日の総会の設置作業とかリハーサルがあるようだが、私のような一般参加者は座談会への参加に誘われた。
 座談会というだけで顕正会を思い出すのに、体験発表とか、活動報告とかプログラムに書いてあるものだから、ますます顕正会をイメージしてしまった。
 決定的なのは、皆で円座になったこと。
 私が、
「まるで顕正会みたいだなぁ……」
 と、苦笑いして呟くと、
「一緒にしちゃ困るよ」
 と言われ、振り向くとそこにいたのは講頭さん!
「あっ、失礼。そこは上座でしたか。元顕のショボ信徒は下座の方へ移動します」
 と、そそくさと立ち去ろうとしたが、
「いいからいいから!」
 と、肩を叩かれてしまう。
 体験発表は顕正会のそれとは違い、本当に体験発表者の視点で語られたものだった。
 だからこそ、そこに誤魔化し・改竄・捏造は無い。
 よく、顕正会の体験発表だと、他人に起きた現証なんかを紹介するでしょ?
 茜オバハンもそうだな。
 法華講の場合、基本的に他人に起きた現証は紹介しない。
 あくまで、自分やその家族などに起きた現証だけを発表する。
 仮に他人の現証を紹介する場合であったとしても、悪い現証は紹介しない。
 もちろん、『断固としてお応えして参る決意であります!』とも絶対言わない。
 他人の為に信心しているわけではないから。
 あくまで、自分の成仏の為に信心しているわけだから。
 だから、誰かに応える為に信心しているわけではないから、そんなことは絶対に言わない。
 私がマイクを手にしたのは、質問会の時。
 何でも質問して良いということだったので、法統相続のことについて聞くか迷ったが、結局、元顕正会員としての質問をすることにした。

「ここ何日か前、顕正会員が合計4名逮捕されました。顕正会で足掛け10年やってきた私には、あの時何が起きたのか、だいたい分かります。法華講でも街頭折伏をやっていますが、もし万が一仮に警察沙汰になった場合、御宗門としてどのように対策しているのでしょうか?」

 というもの。
 これには御主管ではなく、講頭がお答えして下さった。

「まず、顕正会員のようにいきなり車に乗せるようなことはしない。絶対に。例え相手が同意したとしても」
 とのこと。
「私達も公園などで街頭折伏をしていることがあるが、法に則った形で行うようにしているし、対象者においても段階を踏むようにしている。即ち、顕正会のように『まずは会館に行こう』、法華講なら、『まずはお寺に行こう』とは言わない。公園だったら、『ちょっとここは暑いから、涼しい喫茶店で話でもしませんか?』と誘う。それでダメなら、もうその人は諦める。そこで興味を持ってくれたら、喫茶店に連れて行って話をする。その時話してダメなら、また今度……といった感じで段階を踏むので、警察沙汰にはならないようにしている」
 という回答であった。
 法律対策としては、恐らく密室状態になるような場所に安易に連れて行かないということなのだろうと思った。
 でも、これ、考えてみたらフツーに常識なんだよなぁ……。
 そんな常識的なことも顕正会員はできなかったわけか。
 ま、私もできなかったクチだが。
 私も、『まあまあ。まずは会館に行ってみようよ。車はもうそこに着けてあるからさ』と、対象者のはっきりとした同意を得ずに車に乗せて、会館に連れていったものだ。
 もう、かれこれ5年以上も前になるだろうか。
 いや、もっと経っているか。
 因みに強要罪と未成年者略取誘拐罪の公訴時効は、それぞれ3年と5年であるとのこと。
 ……うむ!私は逃げ切った!

 しかし、丑寅勤行に備えて早く寝たはいいものの、あの質問会で質問した後で物凄く不安になった。
 確かに私はもう既に時効まで逃げ切っている。
 だが、あくまで刑事事件としては、だ。
 民事で訴えられたら、マズいんじゃないか?
 これからどんどん顕正会から正義に目覚めて法華講にやってくる会員はいるだろうが、受け入れ支部は安易に受け入れず、その元会員の身辺調査をしてからの方がいいんじゃないかな?
 実は昨年、被害届を出されたら逮捕されるようなムチャな勧誘をやっていたかもしれないよ?
 で、逮捕されたら、『元顕正会員』とマスコミは書くだろうが、“フェイク”や創価新報は『日顕宗信者、強要罪で逮捕!』とか書くだろう。
 まあ、マスコミなんてそんなもんだ。

 何かマズいことに心当たりのある、ここ最近入信したての元顕さんは今のうちに、講頭さんや御住職に相談しておいた方が良いかもしれない。

 トチロ〜さんは講頭として、もし所属信徒からそのような相談をされたらどうなさいますか?
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初めての一泊登山 1

2015-10-18 19:27:09 | リアル旅行記
 昨日、今日と所属支部で支部登山があり、いつもは日帰りの私も、今回は一泊登山にしてみた。
 今日、支部総会があるので、土曜日に日帰りにしてしまうと参加できないからである。
 紹介者氏に、「絶対参加するように!」と、かつての顕正会の上長なみに強く念押しされたこともあり、一泊登山を選択した由。
 しかしその紹介者、自分は任務があるからと、先に行ってしまった。
 デカい支部って、こんなもんなのか?
 顕正会では何か行事があると、1人で行き帰りさせないことの方が多いのだが。
 まあ、それはいい。
 私は久しぶりに東京駅から新幹線で向かうことにした。
 8時26分発、“こだま”639号、名古屋行きはN700Aでの運転だ!
 しかも先頭の1号車に乗ったこともあってか、車内はガラガラ。
 同じ先頭車でも、満席に近い状態で先発していった“のぞみ”や“ひかり”とは大違いだ。

 
(最新鋭のN700A系。撮影していたら、巡回中の先輩と後輩に声を掛けられた)

 
(1号車のドアの横。フルカラーLEDだが、停車駅が『各駅』ってのも味気無いなぁ……)

 
(ロゴマーク。撮影し忘れたが、このマークの下にちゃっこくオレンジ色のJRマークがある。つまり、JR東海車ということだ)

 
(1号車の座席。シンブルな構造だが、実は東北新幹線のE2系やE4系の普通車よりも広い。窓側の下には自由に使えるコンセントもある)

 列車は定刻通りに東京駅を発車。
 何だか、どんよりと曇っていやがる。
 案の定、小田原で雨が降って来た。
 こりゃ、御加護は期待できそうにないかな?
 と思っていたら、静岡県に入ったら雨がやんだ。
 やれやれ、通り雨だったらしい。

 新富士には定刻通りに着いて、そこからタクシーで大石寺へ向かう。
 こういう時、富士市内でも富士宮市内でも営業しているタクシー会社に当たると楽である。
 富士市内だけで営業しているタクシーだと、なかなか大石寺までの良いルートを通ってくれない。
 ところで、かつては有料道路だった西富士道路。
 タクシーはそこに入ると、『高速』という表示に切り替わる。
 その通り、高速道路や有料道路に入ったら押すボタンのことで、これが押されることにより、メーターは完全距離制に変わる。
 渋滞で止まっても、メーターは上がらない。
 何故こういうことをするのかというと、高速などで渋滞にハマってしまった場合、逃げ場が無く、時間制を併用していると、どんどんどんどんメーターが上がってしまうからである。
 それを防止する為のスイッチだ。
 今の西富士道路は有料道路ではなくなったわけだから、厳密には使用するのは間違いなのかもしれない。
 だが、だからといって道路の構造が変わったわけでもないから、地元のタクシー会社では慣例に従って使用しているのだろう。
 尚、どこでスイッチを元に戻すかは運転手の裁量らしい。
 私の場合は西富士道路を抜けて、最初の赤信号で止まったところで切り替えていた。
 表向きには、「走行中に操作すると危ないから」とのことだが、そんなはずないよなぁ……。

 で、とにかく大石寺には10時20分頃、到着。
 ところで、“新アンドロイドマスター”で、井辺達が現在探索中の新館において、今では製造中止となった不自然にデカい非常口誘導灯があると書いた。
 大石寺の古い堂宇にはまだあるのではないかとも書いたが、そんなに古いわけでもない総坊にちゃんとあった!

 
(総二坊のエントランス。小説のように『非常口』と書かれているタイプではなく、ピクトグラムで表示されている後期タイプ。総坊は他の非常口も全部このタイプ)

 丑寅勤行の時、薄暗いエントランスから外に出たわけだけども、確かにこれ、ピクトグラムだからまだいいようなものの、何の飾りっ気も無い『非常口』だったら不気味かもな。
 特に、明朝体で書こうものなら。
 兵庫県の摩耶観光ホテル跡とかはこれらしいよ。

 で、せっかく間に合ったのに、私は何を思ったか布教講演はバックレた。
 どうせまた誓願がどうとか折伏がどうとかって話だろー?
 けっ!もっと生活に即した話でもしてみやがれってんだ!と、なってしまったわけだ。

 その後、合流した紹介者氏にはメチャクチャ怒られたがw
 え?何て怒られたのかって?【お察しください】。
 いやー、不真面目な顕正会員引っ張ってくると、こんな感じなんだよー。
 顕正会員を折伏される法華講員さんは、育成において苦行が待ち構えていることをご覚悟のほどを!

 というわけで、次回に続きます。
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支部総登山行ってきた。

2015-08-23 00:08:43 | リアル旅行記
 どうも最近、歳を取って来たからなのか、はたまた夏場で体力を失っている時だからなのか、登山がしんどくなってくる。
 ……おっと、そんなこと言ってはいけないね。
 特に今日は私にとって、合格祈願を聞き入れて頂いた御礼参り登山でもあるのだ。

 早朝の出発は苦ではないのだが、やはり午後とかになってからジワジワ来るということなのだろうか。
 山内も蒸し暑かったからね。
 私が乗った登山バスは、都内の観光バス会社のものを借り切ったものだが、半島車じゃなくて良かった。
 やはり、バスは国産に限るね。
 ベンツのバスなんかも稀に見かけるが、使い勝手はいいのだろうか?
 三菱ふそうのエアロ、中型タイプ。
 えー、乗客ですが……私や紹介者より若年者が乗っていませんでしたよ。
 やはり、法華講の平均年齢も年々上がっているらしい。
 平均年齢が殆ど上がっていない顕正会のシステムもどうかとは思うけど。
 少子高齢化なので、若年層の新規入信者が外国人以外いないのだろう。

 さて、東名高速は渋滞個所あり。
 婦人部のオバちゃんの要望も含めて、トイレ休憩は2回だ。
 茜オバハンのブログを紹介してやると、同じオバチャン同士、何か通じ合うものがあったと思われ。
「若いコに嫉妬してるのかしら?」
「あら、ヤダ!サカイさん(坂井久美子さん?酒井法子?)までバカにしてるじゃないの!」
 と、予想通りの反応をなさる。
 いくら顕正会や創価に負けず劣らずの個性派が揃う法華講婦人部員でも手には負えないだろうと思ったが、意外にも、
「うちに入信してきたら?もちろん、ちゃんと育成するわよ」
 とのこと。
「いやいやいや!このオバハンのことだから、『流血の惨を見ること、必至でありまっ』せ!?」
 と、私は諌めたが、
「大丈夫大丈夫」
「正しい御本尊様に縁すれば大丈夫よ」
 とのこと。
 うーむ……オバちゃんは強い。
 ていうか、うちの小説のキャラクター(特にイリーナ・レヴィア・ブリジッドとか、ポーリン・ルシフェ・エルミラとかの熟女キャラ)のネタになります。
 ありがとうございます。
 ああ、前にもこのブログのどこかに書いたっけ。
 イリーナのモデルは、うちの婦人部のオバちゃんだって。

 無事に着山できた。
 でもすぐに御目通りだ。
 書院は信徒達の熱気で暑い。
 一応、それでもクーラーをガンガンに使用してくれているらしい。
 入った瞬間に冷やっとしたので、御僧侶の言葉は本当なのだろう。
 しかし、この暑さの中でもネクタイを着けなくてはならないとは……。
 紹介者など、スーツのジャケットまで着ている。
 末法の世の中において、苦行は無意味のはずなんだが……。
 猊下様の御説法だが……書いていいのかな?
 簡単にまとめると、“折伏と育成”についてだ。
 何でも、折伏して御受誡させてハイ終わりではダメなんだと。
 御受誡した人が自行化他を1人でできるようになるまで育成するのが折伏であり、御受誡させてハイ終わりでは、そんなのは折伏ではないと。
 うーむ……顕正会員に聞かせてあげたい御説法だ。
 まあ、私が顕正会員だったら、こう反論するだろう。
「そんなこと言ったって、そんなことしてたら、誓願間に合わないんだよっ!!」
 ってね。
 もっとも、その時点で誓願がノルマと化していることに気づかなければならない。
 顕正会員にも通じる御指南を何故わざわざあの場で仰られたのかを拝すると、法華講でも往々にして“折伏して御受誡させてハイ終わり”が横行しているということなのだろう。
 その根底にあるのが、やはり件の顕正会員の逆ギレか。
「そんなこと言ったって、そんなことしてたら御命題に間に合わないんだよっ!」
 てか。
 しかし、うちの支部においてはその逆ギレ論は当てはまらない。
 何故なら、そもそも猊下が御目通りを許して下さった所以は、偏に当支部の誓願達成によるものだからだ。
 そんな逆ギレしてたら、
「オイオイ、じゃあ何でアンタはここにいるの?」
 となる。
 え?私?あー、そういや育成されている記憶が無いなぁ……チラッチラッ(紹介者の方を見る)。
「ユタさんの場合、御登山1人でできるからいいの。ていうか、あとは折伏の精神に立ってください」
 とのことなので、
「いやあ……そもそもが自行自体もあんまり……」
「明日から毎日末寺参詣すれば大丈夫です。それなら、勤行もサボれません」
「泊まり勤務がぁぁぁぁ!」
 警備員の哀しい勤務実態。
 泊まり勤務があるのだ。

 ああ、そうそう。
 山門入り口さんがネタを振っていた創価新報の写真の件、プールが写っていたが、内事部の裏手、信徒が立ち入り禁止になっている部分にあるそうだ。
 かなり古く、普段は使われていないそうで、夏場でも水が濁っているとのこと。
 だったら信徒に開放してくれれば、お子さんも大喜び!

 その内事部に行って御供養。
 無論、合格祈願が叶ったことに対する御礼御供養だ。
 仕事運の向上に対する感謝の念を大御本尊や六壺の御本尊に送りつつ、その他の福運(山門入り口さんオススメの……)向上も願ったが、どうやら今の私には贅沢な御祈念だったらしく、何も起こらなかった。

 帰りの高速バス、富士急静岡バスの営業所に行ってみたら、何と車庫に半島車が休んでいやがる!
 すわっ!まさか、帰りはそれかと思ったが、実際にやってきたのはその奥に止まっていた日野のセレガであった。
 あっぶねぇ!危ねぇ!
 展望席が確保できたのはいいが、私のようなバス・フリークスは喜んでホイホイ乗る場所でも、実際は足元が狭いので、それ以外の人達にはハズレ席かも。
 定員42名に対して、乗客は半分の21名。
 但し、きれいに窓側全部が埋まるというわけではなく、私の隣の席も埋まってしまった。
 私より背の高い、ヒョロッとした兄ちゃんだったので、肩が当たるということは無かったが。
 私と同様、乗り慣れている様子。

 で、帰りも横浜の前後で渋滞した他、首都高でも池尻の手前まで大渋滞だった。
 約1時間遅れで、東京駅日本橋口に到着。
 もっとも、私の想定よりは早く着いた方だ。
 ついもっと遅くなって、23時台の東京駅始発の上野東京ラインにでも乗るかと思っていたのだが。

 職場に山内の売店で買った土産物を置いた後、少し談笑して再び東京駅へ。
 その辺は24時間勤務の私らだからこそ、できることと言える。
 これじゃ、毎日末寺参詣はムリだよ。
 帰りは東北新幹線の最終列車“なすの”281号に乗ってみた。
 通常のE2系10両編成に山形新幹線のE3系7両編成を連結した17両編成である。
 私はあえて最後尾に乗ったが、ガラガラであった。
 大宮で降りるのが勿体ないくらい。
 でも、そこで降りないと帰れなくなる。

 歓喜よりも人の多さや暑さが印象に残った登山だった。
 どうも、山門入り口さんの期待される通りにはなかなかいかないのが実情だ。
 まあ、免除者は免除者らしく……ってところかな。

 ま、これでどれだけの功徳の現証が現れるか、だ。
 今後の私の活動に関わって来る問題だからね。
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信心の足りなさが露呈した登山

2015-03-31 22:47:38 | リアル旅行記
 法華講ブロガーさん達が慶祝登山における歓喜を書かれておられる。
 私は最終日である本日、行ってきた。
 つぶやきが殆ど無かった理由は、つぶやけないほどに忙しかったからというのが大きい。
 職場に土産を買って行く余裕も無かったくらいだ。
 確かに御山は桜が満開に近く、それだけ見ても私はいいタイミングで登山したのだろう。
 富士山も程よく雪を被った状態で、上手い人が撮れば絵葉書みたいな写真が撮れたのではないかと思う。
 だけど、何故か写真に撮りたいとは思わなかったな……。
 まあ、他のブロガーさん達が撮ってるからいいかと思ったからかもしれない。

 私は往路のみ、地区で用意したレンタカーに乗せてもらった。
 参加した青年部員は、私と紹介者さんだけだったと思う。
 あとは壮年部員と婦人部員達か。
 私の地区だけがそうであって、他の地区や支部ではちゃんと若年層も参加していたが。
 つくづく、同年代と接する機会には恵まれていないようだ。
 タクシー運転手の班長が運転してくれたので、それに関しては任せて安心である。
 朝早く出発したこともあってか、渋滞に巻き込まれることもなく、結構早めに着けた感じだ。
 添書登山や支部総登山のワッペンの感覚でホルダーを持参したが、それより大きいサイズの物が渡され、仕方なく白い紐を1本頂いて使用する。
 記念登山弁当をもらい、味はまあまあ。
 わさび漬けが付いていないのが、却って私には加点部分だ。ありゃ一体何なんだ?
 一泊二日の登山の弁当も、もう少し味が良かったらなぁ……とボヤいたら、紹介者に、
「飯食いに来てるんじゃないんだからw」
 と、ツッコまれた。
 まあ、その通り。てか昔、“あっつぁブログ”でも、名無しのリスナーに同じことをツッコまれたことがあるが……あ!?
 すると、その名無しのリスナーはアンタかい!
 本人は否定していたが。
 全く。……ま、その頃から私は変わらんということだ。
 今生のうちは変わらないような気がする。

 坂井久美子さんの話を聞いたが、私が知っている以上の武闘派ぶりのようだ。
 あれで確かに茜オバハンに突撃しようものなら、向こうも黙っちゃいないのも頷ける。
 ワシャ知らんよ。

 御開扉だが、久しぶりに奉安堂が満席近くになるところを見た。
 普段は座らない後方席にあえて座るのも、良い機会だろう。
 しかしあまり後ろだと、確かに猊下の御姿が見えにくいので、オペラグラスが必要になるかもしれない。
 退場は楽だけどね。
 ところで今日は、一般客の締め出しはしていなかったもよう。
 桜や富士山だけでなく、私達にカメラを向けている無関係者がいたが、後で“フェイク”にでも載るのだろうか。
 私は勝手に「週刊創価セブン」と呼んでいるのだが。

 私の信心では御影堂に入ることはまず無いが、客殿もなかなか入る機会は無い。
 え?丑寅勤行に参加すれば入れるって?だからその信心が無いんだって。
 そんなだから、それはいい機会だったと思う。
 しかも内陣の上に上がれたりして、それはラッキーだったのかもしれない。退場はしにくいが。
 下世話な話だが、“法華講員50パーセント増”という呼称は何か、違和感を覚える。
 いや、私達信徒が呼ぶ分にはいいのだが、猊下様が軽々しく横文字を使われることに違和感があった。
 私の信心が足りないのだろうか。“法華講員数五割増”の方がしっくり来るのだが……。
 今から3年前のことだが、実家の曹洞宗菩提寺で法事があった際にそこの住職が、
「ただいま2012年度を持ちまして……」
 と、説法の際に西暦を使ったことに違和感を覚えたが、私がヒネくれてるだけなのか。

 あと、それと……うーん……これは話すべきかどうか……。
 全国支部代表発表の内容が……【お察しください】。
 ただ1つ感想が、『日本の弘通はスルーですか!?』である。

 いや、皆さん歓喜の記事をブログに書かれているのに、何か私だけ逆行する形で申し訳無い。
 私は自分で不良信徒だとは思っているが、あそこまで歓喜の無いものだったのか……。
 八木総監が任務者など裏方の皆様方にも労いの言葉を掛けられたことに、むしろ歓喜を感じた。

 で……えーと、頂いた記念品が袱紗(ふくさ)と“日興上人略伝”の冊子。
 パラパラ捲ってみると、ある程度は顕正会で聞かされた内容と同じである。
 日興上人に対する見方については、宗門も顕正会もあまり変わらないようだ。
 創価学会は……まあ、沖浦さんのイメージがあるので、【お察しください】。
 ただ、宗門の方がまだもう少し踏み込んだ解説をしているように思えた。
 他の五老僧が輪番をバックレたことは顕正会でも聞かされていたが、そもそも大聖人様の一周忌や三周忌までバックレていたことまでは聞かされていなかったので。
 普通にお寺番の業務をサボっていただけかと思っていた。
 信心に関しては、私とさほど変わらぬ連中だったんだな、五老僧って。
 もう1つの記念品はガラス製の……文鎮?
 見た目はきれいで高そうな品だが、何に使うのだろうか?……やっぱ文鎮???

 まあ、使うことはないが、せっかくなので取っておくことにする。
 いずれ何かの役に立つだろうと信じて。

 あとの過ごし方は、他の登山と一緒。
 六壺の夕勤行に参加して、あとは下山する。
 珍しく何台ものタクシーが客待ちしていた。
 ちょうど贔屓のタクシーが先頭に並んでいたので、そのまま乗り込む。
 ヘタすりゃ、迎車料金をボッタクる悪質タクシー会社があるので注意と教えてくれた運転手がいる会社だ。
 私が贔屓にしている会社は確かに良心的なもので(当然と言えば当然だが)、料金メーターと領収書を確認したが、ちゃんと正規料金が表示されていた。

 帰りの“やきそばエクスプレス”18号の車内は閑散としていた。
 道路も渋滞が予想されていたが、こんな不良信徒でも一応の加護はあるらしく、大した渋滞にも巻き込まれずに遅延は10分程度で済んだ。
 東京駅日本橋口のロータリーが狭くて、そこにバスやタクシー、一般車が集中したりするとカオス状態となって【お察しください】。
 正に、そこに巻き込まれた形だ。
 何とか対策をして頂きたいものである。

 無事に帰り着いたのが、22時頃。
 色々と考えさせれた登山であり、歓喜とは程遠かったものであった。
 多分私に功徳の現象が現れるのは、相当かなり先……いや、今生では無いのかもしれない。

 明日の今頃は……。
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本日の乗り鉄&バス

2015-03-13 16:36:56 | リアル旅行記
 今日は“リゾートみのり”に乗って来た。
 これは仙台駅を出発して東北本線は小牛田(こごた)駅まで向かい、そこから陸羽東線をひたすら走って新庄駅まで向かう臨時快速である。

 
(鳴子温泉駅で撮影。駅構内は除雪されているが、この時期でも周辺は雪深い)

 写真だけ見れば、いかにも新型車両のように見えるが、実はそうではない。
 実際はキハ48系と呼ばれる、今まで何十年も走行してきた旧型車両をフルモデル改造した車両なのである。
 だから、これもキハ48系というわけである。
 この列車、概ね平日は2両編成、土休日は3両編成で運転するようである。
 いずれにせよ全席指定なので、予め指定席券を購入しなくてはならない。
 しかもこれ、前面展望を望みたい場合、平日の下りはハズレである。
 何故なら、冒頭の写真をご覧頂ければ分かるが、テールランプが点灯している。
 つまり、後ろの車両である。
 後方展望は問題無い(車掌が乗務しているので、車掌の存在が気にならなければ、だが)。
 では、先頭車はどうなっているのかというと……。

 
(同じく鳴子温泉駅で撮影。左は上りの普通列車キハ110系である)

 通常のフロントマスクをしている。
 これだけ見れば、確かにキハ48系の改造車であることが分かるわけだ。
 しかし、前面展望は殆ど望めない。
 3両編成だと、この前にもう1両展望車を連結するので、前面展望も問題は無い。
 なので平日ダイヤで前面展望を希望する場合は、上り列車に乗るべし。
 車内は新幹線の自由席と同じリクライニングシート。
 座り心地は、首都圏中距離電車のグリーン車みたいな感じだ(やや硬い)。
 しかし、シートピッチはグリーン車よりも広い。
 混雑具合だが、平日はガラガラである。
 私が乗ったのは後ろの車両だが、せいぜい全区間を通して平均10人くらいしか乗っていなかった。
 鳴子温泉駅では観光案内ボランティアの皆さんが横断幕まで出してきて出迎え、発車時には見送りをしてくれるイベントがあるが、このガラ空き具合では張り合いも無いだろう。
 せっかくなので私は北の将軍様風で応えたが。
 え?今は元帥様だって?んなもん知るかい。

 途中駅で見所があったりすると、車掌が観光案内をしてくれる。
 尚、車内販売もあって、元学会員で今は法華講員という人に有りがちなバイタリティ溢れるアラフォーの女性が車内を巡回しに来る。
 その女性が記念乗車証を全乗客に配ってくれて、

 

 表はこんな感じ。裏は、

 

 こんな感じである。
 ちょっと写真写りが悪くて申し訳無い。
 裏には記念スタンプを押す欄があり、乗務員室前にスタンプが置いてある。
 これだけではなく、車掌が希望する乗客に記念スタンプを押してくれるサービスもある。
 車内販売ではベタな商品のラインナップの他に、記念ストラップなんかも置いてあった。
 車内の設備は他に、トイレなんかも新幹線並みのものに改造されている。
 が、男子用が故障していたorz
 やはり、オンボロ旧型車両の改造は無理があったか?

 昨日や一昨日とかは山沿いなどのJR線に遅延や運休が発生したようだが、今日はそれらも無くて、終点まで運転できた。
 因みに鳴子温泉駅では25分停車するので、ちょっと列車を降りて、駅前の足湯を浸かりに行くのも良し。
 水虫じゃなかったら私も行ったんだが。
 せっかくなので、私はここで列車の撮影や売店で土産を購入したりと、鉄ヲタなんだか旅行客なんだか分からない行動を取った。
 途中、雪深い所に撮り鉄がいたが、彼らのガッツには負ける。
 手を振りたい気持ちになったが、それを嫌がる撮り鉄もいるので、ここは暗黙のルール通り、目礼のみにしておく。
 トワイライトエクスプレスみたいに、葬式鉄になら思いっ切り手を振ってもいいんだけどね。
 葬式鉄が嫌がらないかって?いいんだって。プラチナチケットを取れた者の特権だ。

 新庄駅には定刻通りに到着。
 もう1度あの個性的な列車に乗りたかったが、今度はバス・フリークスとしての活動に移ることにする。
 因みに乗車券は記念に持ち帰ることもできる。
 新庄駅は有人改札口なので、ブースに駅員が立っている。
 その駅員にキップを記念に持ち帰りたい旨を伝えると、2つ返事でOKしてくれる。
 その代わり、無効スタンプが押されるのだが。

 

 観光地の駅だと『記念 お持ち帰り』なんて書かれていたりするのだが、新庄駅はそれほどでもないのか、無機質な無効印である。
 まあ、一応新庄駅で降りた証明にはなるのだが。
 ここでも土産を購入し、後は駅前のバス停に向かう。

  

 帰りは13時ちょうど発、山交バスの特急“48(よんぱち)ライナー”に乗った。
 仙台駅まで、約2時間半掛けて運転する。
 このバスの最大の特徴は、都市間バスでありながら、高速道路を一切通らないことである。
 山形県東根市までは国道13号線を通り、あとはハイライトである国道48号線を通る。
 この国道48号線、地元では『ヨンパチ』と呼ばれているので、バスの名前もそうなったようだ。
 道路の通称名がバスの名前になった稀有な例である。
 誰ですかー?4円パチ想像したのー?
 バスはトイレ無しの高速バスと同じ車種が使われる。
 首都圏では1時間足らずの路線でもトイレ付きが主流なのに、地方では未だにトイレ無しが横行している。
 村山駅前バスターミナルでトイレ休憩を取るだけで、あとは休憩が無いので、トイレが近い人にはオススメできない。
 高速バスの時刻表に一切載らない(高速道路を通らないから)マニアックなバスであるが、ウィキペディアでは混雑時の対応などが書かれているので、けしてそんなに閑散路線というわけでもないのだろう。
 私が乗った便は、マックスで20人くらいの乗客だったが。
 バス・フリークスでもなければ、絶対に乗らなかったであろう。
 運賃は新庄〜仙台間で大人2000円也。
 多分、安いのだろう。

 こういう乗り鉄&乗りバスで充実できるのだから、ある意味功徳なんだろう。
 沖浦さんみたいに、『功徳〜〜!』とかワザとらしく言うつもりはないけど。
コメント (6)
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