中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

データを管理するのは社長ですか?それとも現場ですか??

2019年02月19日 04時42分24秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」38ページ「図 115-9 日米の業種別 全要素生産性の比較(2015 年)」を読みましたが、今日は39ページ「図 115-10 データの収集 ・ 利活用にかかる戦略 ・ 計画を主導する部門」を見ます。

下図から経済産業省が 2017 年 12 月に実施したアンケート調査を見ると、データの収集・利活用にかかる戦略・計画を主導する部門に関して、「経営者 、 経営戦略部門」が55.1% と過半数を超える一方で、「製造部門」が 22.3%、「情報システムを統括する部門」が 9.6% となっていることが分かります。

この結果について白書は、2016 年調査と比較すると、「経営者、経営戦略部門」が大幅に増加(29.6% → 55.1%)する一方、「製造部門」が大幅に減少(44.8% → 22.3%)しており、データ利活用が現場マターから経営マターに変化してきており、経営戦略上のデータ利活用の重要性への認識が急速に高まっていることが伺える(図 115-10)、とあります。

規模別でみると、大企業・中小企業ともに経営者・経営戦略部門が主導する割合が大幅に増えている一方で、大企業の方が未だに「製造部門」などの現場が主導している割合が高く、経営層が主導する形でのデータ収集・利活用が一層求められている(図 115-11)、とあります。

確かに経営者もデータを持つべきだと思いますが、「製造部門」主導の方が新たなものづくりが生まれてきそうな感じがしてよいのですが、今のデータ管理はそういうことではなくなったということなのでしょうね。

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