中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

大学(工学系)の人材育成の取り組み

2012年02月21日 04時55分45秒 | 2011年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

今日はものづくり白書第4章「ものづくりの基盤を支える教育・研究開発」の表411-1の「工学関連学部の状況」を見てみます。

これを読むと、2009年度の卒業生8万9,623人のうち約47%が就職していることが分かりますが、残りの約40%は大学院等に進学しているとのことです。

職業先の産業別では製造業に就職する者が約29%、ものづくりと関連が深い機械・電気分野を始めとする専門的・技術的職業従事者となる者が約74%を占めていることが分かります。

この状況について、白書は我が国の大学教育は必ずしも産業界のニーズに応える人材を
育成できているわけではなく、一方で産業界も大学に対し、求める人材像を明確に提示できているわけではないとしています。

このため大学と産業界が連携し、産業界で活躍できる技術人材の養成に向け、お互いの問題意識を共有しながら、実践的な技術者教育を進めていくことが求められるとしています。

そこで各大学においては、現在、産業界と連携した実践的な工学教育が進められており、例えば、実際の現場での体験授業やグループ作業での演習、発表やディベート、問題解決型学習 (PBL) など教育内容や方法の改善に関する取組が進められている他、教員の指導力を向上させるための取組などが進められているとのことです。

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