中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

後継者は長期的な視点で育てる!!

2019年07月25日 05時08分49秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2019年版「中小企業白書」87ページ「第2-1-15図 事業承継の形態別、実施した後継者教育の内容」を読みましたが、今日は88ページ「第2-1-16図 事業承継の形態別、最も有効だった後継者教育の内容」を見ます。

下図から特に、最も有効だった後継者教育の内容について、事業承継の形態別に見ると、親族内承継では、他の形態と比べて、「同業他社で勤務を経験させた」ことが、最も有効だったとした者が多いことが分かります。

この結果について白書は、長期的視点に立ち、親族の後継者に同業他社で経験を積んでもらい、それを自社に還元することが有効だとした経営者が多いと推察される。

役員・従業員承継では、「経営について社内で教育を行った」ことが最も有効だとする割合が高かった。役員・従業員に引き継ぐ場合、経営に関する教育は、社内で経営者から後継者に直接行うことが有効だと考える経営者が多いと推察される。

社外への承継では、「自社事業の技術・ノウハウについて社内で教育を行った」、「取引先に顔つなぎを行った」ことを最も有効だった後継者教育とした割合が高かった。

社外の人材に対しては、直接自社事業に関わる内容の教育が効果的だったと考える経営者が多い、とあります。

宮大工の西岡常一さんが著書の中で、人を育てるには木を育てるような長い目でという言葉があったことを思い出しました。長期的な視点というのがポイントなのでしょうね。

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