中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

産地産業は徐々に失われつつある!!

2020年02月20日 04時41分07秒 | 2019年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2019年版「中小企業白書」374ページ「第 3-1-80 図 階層変化の 6 類型別に見た、2007 年と 2017 年の労働生産性(中央値)の比較」を読みましたが、今日は381ページ「第 3-1-81 図 代表的な産地産業(日用品)の産出事業所数の推移」を見ます。

下図から代表的な産地産業の産出事業所数の推移を見ると、多くの産地産業の産出事業所数は1999年と比較し大きく減少しており、特に衣料や陶磁器類の事業所は約6割減少していることが分かります。

この図の序文として白書は、第1節で見たとおり、特に地方部では人口減少を背景とする需要縮小により、地域経済の停滞が懸念される。こうした中で、地域の外から所得を稼ぎ、地域経済を活性するために「地域資源」の有効活用が期待されている。

我が国では、長い歴史の中で多くの地域に特定の産業が集積し、地域間・地域内で分業を行うことで地域ごとの特色を作り、その経済を支えてきた。しかしながら、経済環境・産業構造が変化する中で、従来の地域資源を活用した産地産業は徐々に失われつつある、とあります。

昨年の暮れに、とある地域で瓦を製造する中堅企業が倒産し、その対応を手伝ったことがあるのですが、産地産業が与える影響は、人の人生を変えるほど、強烈です。この状況について白書はどのように考えているのか、読み進んでいきましょう!!

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