おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「小規模企業白書」の287ページ「コラム2-3-2 食文化と一体となった農水産品輸出」をみましたが、今日は289ページ「第 2-3-4 図 組織形態別・売上⾼傾向別に⾒た、顧客ニーズの把握状況」をみます。
下図から顧客ニーズへの取組と業績傾向の関係について見ると、法人、個人共に売上高が増加傾向にある企業ほど、顧客ニーズを把握している傾向にあることが見て取れます。
次に、顧客ニーズを把握したことによる効果を法人、個人別及び売上傾向別に効果から見ると、法人、個人共に、「自社が獲得できる顧客・販路の明確化」、「新規顧客・販路の獲得」や「商圏・顧客のニーズに合わせた既存製品・サービスの改善」といった項目に関して、売上高が増加傾向にある企業で効果を得ている傾向にあります。他方で、「既存顧客との関係強化」に関しては、売上高が減少傾向にある企業の方が、効果を感じている割合が高いことが見て取れます。
この結果について白書は、「既存顧客との関係強化」は、経営活動において、重要な要素ではあるものの、業績を更に向上させていくためには、新たな顧客獲得に向けた取組や、既存製品・サービスの改善も含めた新製品・サービスの開発の向けた取組が重要であることが示唆される、とあります。
顧客ニーズは極めて移ろいやすいので、顧客ニーズを把握していますかと問われて、自信を持って「イエス」と回答してしまうことに戸惑いを感じてしまいますが、原点は顧客ニーズであることを再確認させてくれるデータですね!!
昨日は2017年版「小規模企業白書」の287ページ「コラム2-3-2 食文化と一体となった農水産品輸出」をみましたが、今日は289ページ「第 2-3-4 図 組織形態別・売上⾼傾向別に⾒た、顧客ニーズの把握状況」をみます。
下図から顧客ニーズへの取組と業績傾向の関係について見ると、法人、個人共に売上高が増加傾向にある企業ほど、顧客ニーズを把握している傾向にあることが見て取れます。
次に、顧客ニーズを把握したことによる効果を法人、個人別及び売上傾向別に効果から見ると、法人、個人共に、「自社が獲得できる顧客・販路の明確化」、「新規顧客・販路の獲得」や「商圏・顧客のニーズに合わせた既存製品・サービスの改善」といった項目に関して、売上高が増加傾向にある企業で効果を得ている傾向にあります。他方で、「既存顧客との関係強化」に関しては、売上高が減少傾向にある企業の方が、効果を感じている割合が高いことが見て取れます。
この結果について白書は、「既存顧客との関係強化」は、経営活動において、重要な要素ではあるものの、業績を更に向上させていくためには、新たな顧客獲得に向けた取組や、既存製品・サービスの改善も含めた新製品・サービスの開発の向けた取組が重要であることが示唆される、とあります。
顧客ニーズは極めて移ろいやすいので、顧客ニーズを把握していますかと問われて、自信を持って「イエス」と回答してしまうことに戸惑いを感じてしまいますが、原点は顧客ニーズであることを再確認させてくれるデータですね!!