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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

元乃隅稲成神社(もとのすみいなりじんじゃ)

2018年10月04日 | お出かけ

前回の記事に書いた様に、同窓会翌日の希望者のみのバス旅行で、山口県の角島と元乃隅稲成神社に行きましたが角島はこのブログでもこれまでに2回程触れたことがあるので、今回は元乃隅稲成神社について書いてみようと思います。


角島は山口県下関市から、国道191号線を約4、50㎞北上した日本海側にありますが、元乃隅稲成神社は更に4、50㎞北上した場所にあります。角島からは1時間近くかかり、交通の便があまりよくないようです。

ここは、平成27年3月にアメリカのテレビ局、CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」の一つに選ばれたことで、日本の人々に知られる様になった場所なのだそうです。朱色の鳥居が海から丘に向かってビッシリ並んでいる景色は、日本らしさあふれる絶景で私達の心を魅了します。       



昭和62年から10年間にわたって奉納された、これら123本の朱色の鳥居と鳥居の背景の緑、日本海の海の青とのコントラストは素朴で、それでいてどこか神秘的です。


これらの鳥居は昭和30年に地元の網元、岡村斉さんの枕元に白狐が現れ、「これまで漁をしてこられたのは誰のおかげか」と過去からのかかわりを詳細に述べた後、「吾をこの地に鎮祭せよ」とのお告げがあったことにより建てられたそうです。

また、ここの御賽銭箱は日本一入れにくいと評判だそうで、なんと鳥居の上にお賽銭箱がありました。下から5m位上の鳥居の額辺りににお賽銭箱があり、それに向かってお賽銭を投げるのです。私も何回か挑戦しましたが、なかなか入らず結局鳥居の脇にある小さな箱に入れて来ました。
<鳥居の上のお賽銭箱>

今回初めてここを訪ねましたが、なるほどCNNが発表した「日本で最も美しい場所31」に選ばれるだけのことはあるな~と感じました。また観光客が大勢訪れる様になったのでしょう、そんなに大きくはありませんが、観光バス用駐車場などもきちんと整備されていました。